8月1日から中古車の対ロシア輸出規制を強化する日本政府の方針が明らかになり、ロシア極東の自動車業界に衝撃が走った。すべてのハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車(EV)に加えて、排気量1.9リットル以上のガソリン車とディーゼル車が対象となる。極東で人気のトヨタ・クラウンやランドクルーザー、プラドも含まれる。決定は早ければ8月1日に発効する可能性がある。ウラジオストクの業界関係者は「8月以降リサイクル料金も値上げされるため、自動車市場は二重の打撃を受ける。車の価格は少なくとも20万ルーブル上がるだろうが、日本の決定を受けて状況はさらに悪化する。多くの自動車ブランドの価格が大幅に上昇する可能性があり、8月1日はロシアの自動車市場にとってブラックデーだ」と嘆く。日本政府の決定はスペアパーツのために輸入される車にも影響する。ロシアでの車の修理費はさらに高くなり、「スペアパーツのコスト