ウクライナ軍の将官たちは9月に入り、ロシア軍の「第1防衛線」を突破したと主張している。BBCヴェリファイ(検証チーム)は、実際にウクライナ軍の部隊がどこまで進んだのか、そして前線沿いで今後どういう展開があり得るのかを探った。
多連装ロケットシステムに砲弾を装填するウクライナ兵士=7月13日、ウクライナ・ザポリージャ州の前線付近/Stringer/Reuters (CNN) ウクライナが反転攻勢に追加兵力を投入していると米当局者が明らかにしてから1週間。入手可能な動画や当局者の発言からは、南部戦線の動きは限られており、戦闘はザポリージャ州の一部に集中していることがうかがえる。 ウクライナは引き続き、反攻の進展度に関する期待感の抑制に努めている状況だ。一方、ロシアによって任命された南部占領地域の当局者は、ロシア軍戦線の突破を図るウクライナの動きは撃退されたと主張した。 親ロシア派がSNSテレグラムに投稿した写真や動画には、破壊されたウクライナの装甲車が捉えられているものの、攻撃を受けた時期や場所は明らかになっていない。 ただ、ウクライナ軍の進軍はロシアの対戦車障害物や地雷原に妨げられ遅れが出ており、幾重にも敷かれた
(CNN) 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は24日、ウクライナ中南部のザポリージャ原発で、指向性対人地雷が発見されたと明らかにした。ウクライナ政府は以前、ザポリージャ原発に地雷が敷設されたと主張していた。 グロッシ氏は声明で、IAEAの専門家がザポリージャ原発の施設周辺で指向性対人地雷を目撃したと述べた。 ザポリージャ原発は現在、ロシア軍の占領下にある。ウクライナのゼレンスキー大統領は、世界の指導者らに対し、ロシアがIAEAにザポリージャ原発を引き渡し、ロシアの戦闘員が施設から退去するように圧力をかけることを繰り返し呼び掛けていた。 グロッシ氏によれば、IAEAのチームは以前から原発の外部と内部に地雷が仕掛けられていることを認識しており、それは「軍の決定であり、軍が管理している区域」と聞かされていたという。 グロッシ氏は、IAEAのチームが施設の内部と外部の境界の間にある緩衝
チョルノービル(チェルノブイリ)原子力発電所の敷地内にウクライナ国旗を立てる兵士...... Ukrainian Armed Forces General Staff/REUTERS <侵略者たちが去ってなお、原子力発電所の職員たちは危険にさらされている> チョルノービル(チェルノブイリ)原子力発電所から撤退したロシア軍だが、敷地に地雷を残していった可能性が浮上した。撤退後、敷地内に地雷が仕掛けられていることを示唆するメッセージが複数発見されている。 レジスタンスによる報道機関『ウクライニアン・ウィットネス』が立ち入り制限区域内を検証したところ、地雷の存在をほのめかすメッセージが複数確認された。「赤い森」に放置された大型車両には、「この道は地雷が仕掛けられている」との落書きが残されている。ロシア兵が撤退時に残したものとみられる。 別の場所の壁には、「サプライズがあると思え、地雷を探せ」との
ウクライナ南部マリウポリ郊外で、破壊された同国軍の戦車。ロシア国防省提供の動画より(2022年3月4日公開、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Russian Defence Ministry / handout 【3月8日 AFP】赤十字国際委員会(ICRC)は7日、ロシア軍が包囲したウクライナの都市マリウポリ(Mariupol)で、民間人を避難させる「人道回廊」とされた道路に地雷が埋設されていたため、人々が避難できなかったことを明らかにした。 【写真特集】ロシアのウクライナ侵攻 ICRCのドミニク・シュティルハルト(Dominik Stillhart)事務局長は、英BBCラジオに対し、マリウポリ入りしている職員が6日、民間人退避に向けて準備していたところ、「最初の検問所に到着すると、指示された道路に地雷が埋設されているのが分かった」と述べた。 シュティルハルト氏は、避難希望者が国
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