台湾のオブザーバー資格剥奪 中国に付与―中米議会 2023年08月23日05時49分配信 【サンパウロ時事】6カ国で構成する中米議会は、オブザーバー資格を台湾から剥奪する代わりに中国に与える提案を、賛成多数で承認した。台湾は22日、これに抗議し、即時脱退を表明した。 グアテマラ大統領選、アレバロ氏が勝利 「中台と関係両立」 中米議会は、地域統合を目指す「中米統合機構(SICA)」の機関で、機構に勧告するなどの役割がある。同議会に参加する6カ国はかつて、すべて台湾と外交関係を持っていた。しかし、台湾の孤立化を図る中国の切り崩しで、2017年以降、グアテマラを除く5カ国が相次いで中国との国交樹立に踏み切り、今では親中国家が多数を占めている。 台湾排除を提案したニカラグアは「国連が台湾を中国本土の一地域と考えている」などと理由を説明。提案は21日に承認された。 国際 コメントをする 最終更新:2