アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、120光年離れた惑星で、不確定ではあるが生命の手がかりを見つけたかもしれない。
信頼回復、道のり遠く 研究不正で戒告―古川飛行士 2023年08月26日20時27分配信 国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在に向け、日本実験棟「きぼう」の実物大模型で訓練を行う古川聡飛行士=5月12日、茨城県つくば市 12年ぶりの宇宙飛行となる古川聡さんは1月、自身が研究実施責任者を務めた宇宙医学を巡る研究不正問題で、宇宙飛行士としては異例の戒告処分を受けた。5月の宇宙飛行発表時の記者会見では「仕事を着実に実施し、言葉だけでなく姿を示せたら」と口にしたが、信頼回復に即効薬はなく、時間をかけるしかなさそうだ。 古川さん、12年ぶり宇宙へ 2度目の飛行、ISS長期滞在 問題の実験は2016~17年、宇宙飛行士のストレス評価手法開発のため、公募した被験者を対象に筑波宇宙センターの閉鎖環境施設で行われた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究者2人が、被験者との面談なしに心理評価を捏造(ね
地球外生命は存在するのか? この究極ともいえる問いを「原始生命の発生確率」そして「最新の宇宙研究の成果」をもとに考察していく話題の新刊『宇宙になぜ、生命があるのか』。本書では、宇宙物理学者である著者が、有機物からRNA、DNAの合成、そして原始生命の誕生について考えながら、138億年のわれわれの宇宙において、現在考えられているさまざまな理論をもとに、それが「奇跡」だったのかを検証していきます。 この本の中から、今回は「生命とはいかに定義できるものなのか」を考えていきます。前編となる本記事では「カール・セーガンの考えた生命の定義」を中心に生命とはなにか? を見ていくことにしましょう。 ※本記事は『宇宙になぜ、生命があるのか』を一部再編集の上、お送りいたします。 生命は定義できるのか? 生命の起源について考えるということは、必然的に、生命と非生命との間の境界について考えることになる。だが、そも
新卒が「一生やりたい仕事が見つかった」というのは、離乳食が終わったばかりの2歳児の「カレーの王子様は世界で一番おいしい食べ物である」と同じぐらい説得力がない(※) 本人が真顔であるほど、微笑ましい。自分の知る狭い世界でもって、それが全てであると言い切ることに無理がある。新しい仕事やカレーマルシェに出会って、世界が拡張されることを願う。 物理学に触れるようになって、同じ可笑しみを抱くようになった。 原子や中性子、クォークなど、どんなに小さいモデルを考えても、それだけでは説明しきれず、これまでの研究と矛盾する現象が生じる。 より巨大な望遠鏡を作り出し、宇宙の果てまで見渡そうとしても、私たちが知る宇宙とは、光が届く範囲でしか観測できない。 それにもかかわらず、現代の物理学でもって、物質や宇宙の全てがそうなっていると結論づけるのは、早すぎる一般化ではないだろうか。 「いやいや、素粒子論は何千回もの
真正粘菌の一種、モジホコリ。仏パリ動物公園で(2019年10月16日撮影)。(c)STEPHANE DE SAKUTIN / AFP 【8月18日 AFP】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士らは、極めて異色の客を出迎えた。その客とは、10日に地球周回軌道に打ち上げられた「ブロブ(Blob)」だ。 同名の映画で地球に降り立った地球外生命体さながらブロブと呼ばれる粘菌は、分類が難しい生き物だ。植物でも動物でも、キノコやカビでもない。 それ故に長年、科学者らを魅了してきた真正粘菌の一種「モジホコリ(Physarum polycephalum)」が今回、ユニークな実験に参加する。この実験は上空400キロにいる宇宙飛行士と、フランスにいる多数の学生によって同時進行で行われる。 真正粘菌が地球に最初に現れたのは約5億年前。その体は多数の核を持つ一つの細胞で構成されていることから、従来の
さすがに限界あった。タフすぎるクマムシ、宇宙からきたのでは説を検証してみたら2021.05.30 22:0037,851 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) クマムシだって...やっぱり死ぬ! この地球上で一番強い生命力を持っていると言われているクマムシ。凍っても、真空でも、強い放射線を浴びても生き延びることができる不死身の生き物。高速度衝撃を受けても死にません。でも研究で「あるポイント」までは、ということがわかりました。 宇宙生物学術誌「Astrobiology」に発表された新研究によると、クマムシは秒速728メートルまでの衝撃には耐えられるということがわかりました。いやでも待って、秒速728メートルって...。秒速900メートルを超えるとどうやら生き延びられないということが判明。それは1.14ギガパスカルという衝撃圧力なんですけど、こ
新型コロナウィルスの一刻も早い収束を願い、ライブが制作してきた“宇宙、地球と生命の関わり”を描いた映像作品を、順次無償公開いたします。地球生命が紡いできた「いのちのバトン」。その意味と強さを知ることにより、このウィルス感染を乗り越えていく一助になれば幸いです。是非ご覧ください。 ■フルドーム映像作品無償公開プロジェクト:http://www.live-net.co.jp/stayhome/ 「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH - 」 公開期間:5月29日正午~6月19日正午 ■公式サイト: http://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/ ■BD販売中: Amazon: https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B0053G5CFY/ref=tmm_blu_new_olp_0?ie=UT
(CNN) 今年1月に太陽に接近した「ラブジョイ彗星(すいせい)」が、1秒間にワインボトル500本分ものアルコールを宇宙に放出していることが分かったとして、フランス・パリ天文台の研究チームが学会誌に観測結果を発表した。 アルコール飲料に含まれるエチルアルコールが彗星から発見されたのは初めて。 研究チームがこのほど発表した論文によると、ラブジョイ彗星はアルコールだけでなく糖類の一種も放出していることが判明した。同彗星に由来する有機分子は21種類見つかったという。 米航空宇宙局(NASA)はこの発見について、「彗星は(地球上の)生命の誕生に必要な複雑な有機分子の源だったという説を裏付けるもの」と解説する。 ラブジョイ彗星は今年1月30日、太陽に最接近して物質内の分子を放出。研究チームはスペインのシエラネバダ山脈にある直径30メートルの電波望遠鏡を使ってこれを観測し、同彗星の成分にアルコールや糖
(CNN) 大規模な太陽フレアに伴う磁気嵐が米国時間の13日に地球に到達し、電力網や無線、衛星通信に影響が出る恐れがあるとして、米海洋大気局(NOAA)の宇宙天気予報センターが警戒情報を出して注意を呼びかけた。 米航空宇宙局(NASA)によると、太陽表面で10日にかけて2つの太陽フレアが発生し、特に10日の太陽フレアは規模が大きかった。この2つのフレアに伴ってコロナ質量放出と呼ばれる現象が発生。放出されたエネルギーが地球に向かっている。 地球は大気圏に守られているため人体には普通、影響は及ばない。しかし磁気嵐の影響で停電したり、航空機などが使っている無線通信やGPS(全地球測位システム)、衛星などに障害が起きることもある。ただし障害が起きたとしても一時的だという。 宇宙天気予報センターのバーガー局長は11日に記者会見し、万が一の場合に備えて米緊急事態管理局に連絡したと説明した。 米国では北
もう間もなく奇跡の遭遇か... NASAが1977年に打ち上げたボイジャー1号およびボイジャー2号には、地球からのメッセージを収めたゴールデンレコードが搭載されているんですけど、一体そのメッセージの内容はどんなものかご存知ですか? 今年のWorld Science Festivalに向けて特別に編集公開されたデータを、まるで宇宙人の気分になって聞いてみることにいたしましょう! ちゃんと日本語も入って、世界の55の言語で空に向かって呼びかけてもらった挨拶の数々に加え、他にも地球のことを紹介する自然現象や動物の音声、各民族や文化を代表する音楽などが収録されているそうですよ。すでにボイジャー1号は地球から170億km以上も離れた宇宙空間を飛び続けており、まだ見ぬ太陽系外の地球外生命体との接触を求めてさまよっているのですが、いつの日か、このゴールデンレコードのメッセージが届くことってあるんでしょう
コニカミノルタプラネタリウムでは光と音の演出により臨場感あふれる星空とCG映像をご覧いただけます。東京池袋サンシャインシティでのデートや、ファミリーでの東京スカイツリータウンへの観光に最適です。
【2007年9月4日 NRAO Press Release 9月14日 更新】 電波の観測から、約10億光年にわたって何もない領域が見つかった。そこには星や銀河はもちろん、ガス、そしてダークマター(暗黒物質)さえ存在しない。大きなスケールで見れば、宇宙には泡のように「空洞」が連なっていることが知られているが、今回見つかった「空洞」のサイズはけた違いだ。 「巨大ボイド(空洞)」とその効果を示した概念図。ビッグバンからしばらくして放たれた宇宙マイクロ波背景放射には、わずかな温度の「ゆらぎ」がある(右)。それが巨大ボイドを通過すると(中)、「コールドスポット」が観測される(左)。クリックで拡大(提供:Bill Saxton, NRAO/AUI/NSF, NASA) 宇宙にはほとんど物質が存在しない「ボイド(空洞)」が存在し、膜のように分布する銀河団とともに、泡が積み重なったかのような「大規模構造
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