白く、ぷりぷり、ふやふやしたものが好きだ。 仕事で徹夜して、涙目でコンビニに駆け込んだ日。自分でも何が食べたいのか分からずに、冷蔵棚を端から端まで見た。シュークリーム、ゼリー、プリン……惜しいけど違う。ふと牛乳プリンとヨーグルトに目が止まる。小さなスプーンをもらって、デスクに戻って食べる。ああ白い、甘い、白い、甘い、幸せ……。 白くぷやぷやしたものは、私の味方だ。 そこで今回、思いきって新メニューを開発することにした。マジ本気だぜ。 reported by 大塚幸代
「あのさ、インド……行かない?」 「インド?」 「インドです」 「なんでインド?」 「毎年4月、桜の咲くころにですね、東京は千鳥ケ淵にあるインド大使館で『桜バザー』というイベントがあるらしくてですね……」 「はあ」 「その日、大使館はインド人であふれ、カレーの屋台が出て、サリーを着て記念撮影が出来て……」 「おおう」 「ひとりで行くと、たくさんの種類のカレーが食べられないので……」 「あ、カレー。食べる食べる、行く行く」 ……というわけで、友人K子さんと、4月5・6日に行われたインド大使館『桜バザー』に行ってみました。さあ、カレーを食べるわのよ!! (text by 大塚幸代) 千鳥が淵は人だらけ 「……さて、九段下の駅から降りて、地下から地上に上がってまいりました」 「うわあ、桜が満開ねえ。すごい人出~」 「はい、千鳥が淵は桜祭り開催中でございます」 「うわあ、歩いてる人全員が、顔を上に
ライター大塚さんがハンター気分で毎日ひとつずつハートのかたちのものを見つけています。土日も更新。 日 月 火 水 木 金 土 1/5 1/6 1/7 1/8 1/9 1/10 1/11 1/12 1/13 1/14 1/15 1/16 1/17 1/18 1/19 1/20 1/21 1/22 1/23 1/24 1/25 1/26 1/27 1/28 1/29 1/30 1/31 2/1 2/2 2/3 2/4 2/5 2/6 2/7 2/8 2/9 2/10 2/11 2/12 2/13 2/14 2/15 2/16 2/17 2/18 2/19 2/20 2/21 2/22 2/23 2/24 2/25 2/26 2/27 2/28 3/1
燃える闘魂、アントニオ猪木を愛してやまない。小学校時代、猪木がリングにあがると無条件で興奮していた。あれから20年以上の年月が経っても、猪木は決して色褪せる事なく輝きを放っている。 そんな猪木を愛してやまない男の猪木な休日の過ごし方をご紹介。 いきますかー! 1、2、3、ダーッ!! (text by 住 正徳) ●イノキ・モーニング 朝、目覚めのBGMはもちろん「炎のファイター/イノキ・ボンバイエ」。モハメド・アリから猪木へ贈られた入場テーマ曲だ。 パジャマから着替える前に、まずはビデオ「猪木語録~燃える闘魂編~」を鑑賞する。今日は数有る名言の中から 「やれるのか?本当におまえ……」 ~昭和63年4月22日、藤波、猪木に髪切り直訴~ 当時、藤波辰巳(現・新日本プロレスリング社長)は、猪木の存在を超えられない事への閉息感を抱えていた。その不満がピークに達したS63年4月22日、沖縄県立奥武山
映画『ショコラ』を知っていますか。 とあるフランスの片田舎に開店したチョコレート・ショップが、人々をハッピーにしていくストーリー。観終わったあとには甘いチョコレートが食べたくなる映画なのです。 実はこの映画の中には、お菓子だけでなく、「チョコレートを使った料理」を食べるシーンがあります。 鶏の丸焼きに、茶色くドロっとしたチョコのソースがかかっていきます。うっとりと食べる人々……。 「なにあれなにあれ! ほんとにああいう料理あるの? 美味しいの!?」 と思った人も多いはず。 私も気になっていたのですが、調べてみたら、あれは古代アステカ・マヤ文明から伝わる、実在するソースだったのです。 「こ、これは食べてみなくては!」そんなわけで今回は、ショコラ料理にせまります。 (text by 大塚幸代) ●メキシコ料理でした むかし、むかし。 マヤ・アステカの人達は、カカオを神様からの授かり物だと考えて
■まずは材料の買い出し 社長汁を作るにあたり、ベースとなるスープを「コンソメスープ」とする事にした。玉子がおいしい寿司屋はしっかりとしているのと同じように、コンソメスープがおいしいレストランはちゃんとしている、という話を聞いた事がある。 コンソメスープがおいしい社長は仕事もしっかりしているのだ。 材料の買い出しにマダムたちで賑わう紀ノ国屋へ。社長汁たるもの、厳選された素材で調理するのは当たり前。レシピメモを片手に材料を選ぶ。 とはいえ、慣れないスーパーの中でお目当ての食材を探すのは一苦労。とりあえずトマトを押して弾力を試してみる。スーパーに行くとトマトを押さずにはいられない。 野菜コーナーから肉コーナーを巡り玉子に手を伸ばしたら2つで960円のタマゴを発見。1個480円の超高級タマゴ。480円あれば牛丼にタマゴを落としてもお釣がくる。高級タマゴ1個=牛丼+タマゴ。どうなってんだ? レシピに
今年も「日本一の芋煮会フェスティバル」がテレビで紹介されていた。6メートルものナベにさといも3トン、牛肉1トン、醤油700リットルなどを入れて煮て配るという、山形市主催の無茶なイベントだ。 毎年テレビで報道されるたびに「なべ、でかーーーい!」という方にばかり目がいっていたのだが、よく考えたら「いも煮」が何なのか知らなかった。 「いも煮は東北ではポピュラーなもので、お花見のように、皆で勝手に開催しては楽しむもんらしいですよ」 と知人に教えられ、はじめて意味を理解した。収穫祭の一種なんですね。 で、今回は実際に、いも煮会をやってみることにしました。 ちなみに、参加者にいも煮経験者はゼロ。………果たしてちゃんと出来るのか? (text by 大塚幸代)
たき火マスター登場 今回たき火をするにあたって、先生をお呼びした。たき火を愛好する人の集まり「たき火の会」を主催する石原さんだ。 たき火の会は「風流」をモットーに、炎を見て思索にふけり、後で反省会をするような真面目な団体らしい。イモを焼くことなどは禁止。 「でも今回は、たき火の会の主催じゃないし、イモ焼きたかったら、焼いてもいいですよ。 あ、なじみの材木屋さんに、いらない角材をもらえるように電話しときましたから」 ありがたい。さすがたき火マスターだ。 何か準備するものはないですか、ときくと 「特にないですねえ………ええと、僕、小さなラジカセ持って行きますから、かけたい懐かしいテープがあったら、持ってきてください。カジャグーグーとか」との回答。 しかしウチに音楽テープはなかった。私はイモだけ持って、集合場所に急いだ。 材木あつめ 材木屋さんで角材をもらって、目的地の都内某所に到着。 まず、燃
そっと銀紙を開くと、真っ黒な物体があらわれた。変わった匂いが鼻を突く。だまりこむ私たち。 ……なんでこんなことになったんだっけ。 9月末のある夕方。私は人んちの庭先に座って、バーベキューセットの火をながめていた。都内某所、お庭のある一戸建て。古い木造日本家屋で、おばあちゃん家のような、ノスタルジックなにおいがする。庭の木には、ほんのり赤いザクロがなっていた。 見上げると、空にはねぐらに急ぐカラスが大量に飛んでいて、ギョーとかガーとかボゲーとか叫んでいた。 イモ掘りざせつ 今月のデイリーポータルのテーマは「狩」である。 私は最初「イモを掘りたい」と考えた。思えば幼稚園以来、掘っていない。「あの、土をさわる感覚が味わいたい」「そんで落ち葉を集めて、焼きイモがつくりたい」「焼きイモだけだとつまらないので、銀紙にいろんなものを巻いて、『闇焼き』にしたい」と思ったのだ。 「じゃあ、そうしましょう」と
パン作りは9日目まですすんでいき、ようやく人に食べてもらえるようなクオリティのパンができはじめた。着実に進化している…!! 編集部よりあらすじ: 順調に思われたパン作り生活から一転、スランプに陥ってしまうmegaya。初心に帰ってやり直すことで挫折から立ち直り、彼のパンの腕も一回り成長したように思われた。そして突入する2週間目。 ※『デイリーポータルZをはげます会』のサポートによってこの記事を制作しました。 大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をいただき、デイリーポータルZで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。(動画インタビュー) 前の記事:【2週間】素人がパンを毎日つくったらうまくなるのか? - 4〜6日目 > 個人サイト ジャーニーとモアイとめがね
ズバリ、ビニール傘で、卵を茹でたり、イモをふかしたりできるらしい。 傘の全面にアルミを貼って太陽の光を集めるのだ。本当にそんなことできるのだろうか。 太陽はまぶしく、そしてガス代はかさむ毎日。これは試さずにはいられない! やってみました! (text by 古賀及子) ソーラーでクッキング 太陽光で調理をすることはソーラークッキングというらしい。そんな調理方法があることすら知らなかった。ましてやビニール傘を使って装置が作れるとは。(今回はこちらのサイトを参考にさせていただきました。) ビニール傘なんて最近は100円ショップでも売ってるぞ。ウチにもいっぱい余ってる。しかも普通雨の日に使う傘を晴れた日にも使うなんて、お得な気分だ。 装置作成 早速、装置を作る。今回は、そのビニール傘タイプのものと、もう一種類、ガス代の周りに立てるようなアルミのついたてで作るソーラークッカー(ソーラークッキングを
ああ、なんか変な形状のお菓子!バウムクーヘンが、好きだ、好きだ、大好きだ。 調べてみたら、バウムクーヘンってキャンプやなんかで作るお菓子という意外な一面があるらしい。 ならば、ということで作ってみました、バウムクーヘン。わざわざ外で! (text by 古賀及子) バウムクーヘンの真実 なんであんな形なんだろうとは前々から思っていた。真ん中に穴があいてるのも、薄い層が重なってるのもよくわからない。 そもそもどうやって作るんだろう? ネットで検索してみたところ、出るわ出るわバウムクーヘンの製作風景。そしてそのどれもが野外活動の記録だった。バーベキューとか、キャンプファイヤーのついでにバウムクーヘンが焼かれている! てっきり貴族のティータイムにぴったり的なお菓子だとばかり思っていたが、そんなワイルドな一面もあったとはびっくりだ……。 バウムクーヘン好きを自称するのであれば、これはトライするしか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く