JR西日本岡山支社は20日、関西と中国地方を結ぶ新しい長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」の車両を岡山電車区(岡山市)で報道陣に公開した。5月から9月まで運行する出雲市発大阪行きの上り列車が、途中の伯備線備中高梁駅(岡山県高梁市)に長時間停車。飲食のおもてなしやPRを通じて、観光客の増加や県北西部の魅力度向上につなげる。県内唯一の停車駅として、午後9時25分から35分間停車。高梁市や市観
JR西日本が5月8日から運行する新しい長距離観光特急列車「ウエストエクスプレス銀河」が試運転のため初めて岡山県内に入り、岡山電車区(岡山市北区野田)で20日、報道陣に公開された。県内では備中高梁駅(高梁市)に停車することから同市の関係者も駆け付け、地元でのおもてなしをPRした。 6両編成の車両は山陽線で快速サンライナーなどとして走る117系を改造。上品な青色「瑠璃紺(るりこん)」の外観が特徴で、ベッド脇に倉敷帆布の小物入れ、女性用更衣室には同県西粟倉村の工房による木製の椅子を採用した。 9月までは京都駅や大阪駅と出雲市駅(島根県)を結ぶ夜行特急として運行し、上り便が備中高梁駅に35分間停車する。この日は高梁市職員や地元の観光関係者が訪れ、停車中に駅構内で備中神楽などの郷土芸能を披露したり、土産物を販売したりして歓迎することを報道陣に説明した。 同市産業観光課の内田弘樹課長は「もう一度、高梁
朝日新聞のインタビューに答えるJR西日本の真鍋精志社長=3日、大阪市北区 JR西日本は、2017年度までに日本海側の観光名所をめぐる豪華寝台列車を導入する。車内はホテルのような内装に仕上げ、料金は2泊3日で1人当たり30万円前後を検討。中高年層に新たな旅の形を提案し、鉄道利用につなげる。 真鍋精志社長が朝日新聞のインタビューに答え、「日本海側を中心に地元に定着した観光資源を磨き上げ、関東や中部からの旅行客を掘り起こしたい」と話した。 数十億円かけて非電化区間も走れるディーゼル車を導入し、食堂車も備える。世界遺産の石見銀山や伝統芸能の神楽を楽しめる在来線のルートを考えているという。また、将来的には「瀬戸内海側や九州へも広げていきたい」と話した。 続きを読む関連記事「ななつ星」専用機関車、大分到着 漆の外観はまだ内緒7/3豪華なラウンジで、旅に期待 ななつ星の専用待合室3/30ななつ星ク
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