サガン鳥栖が、資金難によるチーム存続危機に立たされたことが18日、分かった。 ここ数年、攻撃的な経営で事業拡大を目指したが、逆にチーム経営を圧迫した。元スペイン代表FWフェルナンドトーレスを獲得するなどで話題は集めたが、スポンサー開拓には結びつかなかった。このほどJリーグに緊急事態を報告した。新型コロナウイルス感染拡大で他のクラブも経営圧迫されている現状で、Jリーグは「リーグ戦安定開催融資制度」適用などの解決策を模索している。 ◇ ◇ ◇ 鳥栖が資金難に陥ったのは、昨季からだった。ここ数年業績が悪く、昨年7月にJリーグが公開した18年度のクラブ決算ではJ1クラブ最多の5億8100万円の赤字。果敢な投資の一方で資金繰りに苦しみ、佐賀県などで薬局を経営する会社の経営者でもある竹原稔社長(59)が私財を投じて経営を維持してきた。その額は30億円を超えるともいわれる。当初は、今年初夏までは
3日にあった佐賀県議会2月定例会の一般質問で、登壇した議員が同県出身のお笑い芸人、江頭2:50さんを取り上げ「県のアンバサダー(大使)にしてはどうか」と提案した。 中村圭一議員(自民)は、江頭さんが2011年3月の東日本大震災の際、被災地に支援物資を届けたなどと紹介。ユーチューバーとしてチャンネル登録数100万人を突破したことについて「体を張った芸が面白いだけでなく、彼の人柄をみんなが理解…
全国一の養殖のりの産地、佐賀県。ここに地元ではちょっと知られた異色ののり漁師がいます。プロのピアニストでも演奏するのが難しいとされる“超難曲”を華麗にひきこなすんです。練習を始めたのは50歳をすぎてから。“奇跡のピアニスト”と呼ばれるまでになった足跡をたどります。(佐賀放送局記者 本田光)
情報通信技術(ICT)時代に対応した人材育成に向け、プログラミング教育が2020年度から小学校で必修化される。ただ、国が示すプログラミングの定義や授業の進め方は曖昧な部分もあり、学習用端末の配備率が全国トップの佐賀県内の教育現場も試行錯誤をしながら準備を進めている。そもそもプログラミングとは何か。なぜ子どもに有益なのか。授業にパソコンは必須なのか。取材した。 多久市の義務教育学校、東原庠舎(しょうしゃ)中央校の教室に1月下旬、小中学校の教員38人が集まった。情報教育の担当者向けの研修会で、6年2組のプログラミングの授業が公開された。 クラスは下級生との交流会で楽しんでもらうゲームを作るため、昨年12月から学習用ソフト「スクラッチ」を導入。担任の古川能正教諭(50)は児童27人に「下級生が楽しめるプログラムになるように工夫しよう」と呼びかけた。 児童は9グループに分かれ、思い通りの迷路や射撃
かつて同じ肥前国だった、佐賀県と長崎県。 江戸時代、世界に向けて扉が開かれていた長崎・出島から入った人や物、そして文化は、佐賀を通じて日本全国に広がっていった。いにしえから往来のあった両県だが、いまその関係は、かつてないほどこじれにこじれている。 その原因は「新幹線」。 整備計画の決定から、なんと半世紀近く。 九州新幹線・長崎ルートをめぐる、長崎県と佐賀県の文字通りの「暗闘」を取材した。 (櫻井慎太郎、坂本眞理) 半世紀にしてようやく、のはずが… 福岡県の博多と長崎を結ぶ「九州新幹線・長崎ルート」。 山陽新幹線に乗り入れれば、新大阪まで結ばれる。特に長崎県にとっては悲願だ。 構想が持ち上がったのは昭和47年。翌48年に整備計画が決定、ことしで46年になる。3年後の2022年度、半世紀を経て、“暫定開業”することが決まっている。 対立 その原因は… しかし、“暫定開業”とは、どういうことなの
佐賀新聞の主権者教育の出前授業が10月31日、鳥栖市の鳥栖商高(山口義民校長)で開かれた。全校生徒約520人が「鳥栖市の現状と課題」をテーマに、一票の大切さを考えた。 教諭3人が候補者役になり、動画で政策を提案した。
長崎自動車道の武雄ジャンクション(JCT)付近では大雨の影響で道路の路面が変形し、一部で通行止めが続いている。専門家は、道路脇の山でのり面が地滑りし、変形したとみる。西日本高速道路は「復旧に相当な時間を要する見込み」としており、通行止めは長期化する可能性もある。 同社によると、現場はのり面に異常が起きやすく、27日に大雨が降っていたため、同日午後5時から武雄北方インターチェンジ(IC)-嬉野IC間を上下線とも通行止めにした。その後、職員が28日未明に路面の変形を発見。上り線は迂回(うかい)路を使えるため、現在は下り線だけ通行止めとなっている。 熊本大の北園芳人名誉教授(地盤災害)は大雨でのり面が地滑りしたとみる。くいを打って斜面を固定したり、斜面を切断したりする対策があるといい、「地滑りの範囲次第だが、復旧まで少なくとも半年近くかかるのではないか」と話した。
こじれる長崎新幹線、実は佐賀県の“言い分”が正しい:杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/5 ページ) 佐賀県は新幹線の整備を求めていない。佐賀県知事の発言は衝撃的だった。費用対効果、事業費負担の問題がクローズアップされてきたが、これまでの経緯を振り返ると、佐賀県の主張にもうなずける。協議をやり直し、合意の上で新幹線を建設してほしい。 佐賀県は新幹線の整備をこれまでも求めていないし、今も求めていない――。4月26日、政府与党の長崎新幹線検討委員会で、佐賀県知事の発言は衝撃的だった。佐賀県に対する、政府、長崎県、JR九州の配慮の全否定だ。とんだちゃぶ台返しだ。いや、佐賀県から見れば、ちゃぶ台すらなかった。しかし、佐賀県の考え方は一貫して筋が通っていた。どんな譲歩案を示したところで、それが新幹線建設を前提とするなら、受け入れられない。 佐賀県が長崎新幹線のフル規格新幹線化やミニ新幹線化に反対している
祐徳バス(鹿島市)は3月から、西日本鉄道(福岡市)が発行する「ニモカ」など交通系ICカードを全23路線(約50台)に導入した。佐賀市営バス(佐賀市)や昭和自動車(唐津市)が導入済みで、県内の導入率は8割を超えた。 ニモカ以外にもJR九州の「スゴカ」、JR東日本の「スイカ」も利用できるが、ニモカの場合は利用金額に応じて「乗車ポイント」2%を付与。祐徳バス同士を90分以内に乗り継いだ場合、最大80円の割引がある。 県の補助金約6千万円を受けて導入が実現。現在のところ、利用は1割程度だという。祐徳バスでは「小銭がいらず、精算が簡単に済むのでお年寄りも利用してほしい」と呼び掛けている。 =2019/03/29付 西日本新聞朝刊=
2019年2月5日19:44 ニモカは、祐徳バスが運行する路線バスにおいて、2019年3月1日から、交通系ICカード「nimoca」のサービスを導入すると発表した。 佐賀県内ではすでに、佐賀市営バス、昭和バス、西鉄バスで「nimoca」を利用することができるが、今回の祐徳バスでのサービス開始により、県内で利用できるエリアが拡大する。また、「nimoca」は、全国相互利用サービスを行っているため、nimocaに加え、Suica、SUGOCA 等の全国相互利用他社の交通系ICカードも、祐徳バスで利用できる。 なお、祐徳バスで「nimoca」を利用すると、利用金額に応じて「乗車ポイント」2%を付与するとともに、祐徳バス同士を乗り継ぐと、最大80円割引をするそうだ。 なお、3月1日は、鹿島バスセンターにて祐徳バス「オリジナル nimoca」を数量限定で発売するという。 数量限定のオリジナル nim
佐賀県内で「町の本屋」が減っている。2018年だけでも武雄市、鳥栖市、上峰町で書店3店舗が姿を消した。 業界団体の佐賀県書店商業組合(堤洋理事長)によると、1市6町(多久市、基山町、吉野ヶ里町、大町町、白石町、太良町、玄海町)には組合加入の書店がない。
売り上げ不振などのため今月10日に閉店を予定していた積文館書店有田店(西松浦郡有田町)が、営業継続となった。2月初旬に閉店の告知があって以降、常連客を中心に「町に本屋を」と望む声が相次ぎ、町唯一の書店は明かりをともし続ける。
「ここには、どうやって行けばいいのか」。夕方、私が県庁近くを歩いているとアジア系の男性外国人に呼び止められることが最近続いた。行き先は県庁の最上階の展望ホールという。身ぶりで直通エレベーターを教えると笑顔で去った。 彼らの目的は、ホールの内側から地上50メートルの夜の窓ガラスに鮮やかな光と映像を投影するプロジェクションマッピングの見学だ。県が夜の観光資源を増やそうと2016年7月に始めた。3年目の今回は武雄温泉楼門(武雄市)や九年庵(神埼市)など県内の伝統ある建造物が、過去から未来にタイムトラベルするという物語になっている。 県は当初、日本人客に夜の飲食店に繰り出してもらう狙いだった。しかし、個人客はもちろん、日によっては数十人の外国人団体客が乗ったバスが県庁前に到着して見学に訪れる。展望ホールで案内係を務める平野利佳さん(48)は「昨年あたりから明らかに増えた」と驚く。 ◇ ◇ 県
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