●年2000冊被害「みんなの財産」意識を 福岡市が、2007年4月から市立図書館全10館に本の盗難を防止する「持ち出し防止システム」を導入したところ、行方不明になる本が年間8割程度減少したことが市の調べで分かった。導入前は、年間約8000−9000冊が不明になっていたが、07年以降は年間約2000冊に減り、一定の盗難防止効果が確認された。一方で、システムに対応したICタグが張られた表紙が破り取られるなど、悪質な盗難も続いており、図書館側は対応に頭を悩ませている。 市総合図書館(福岡市早良区)によると、10館の蔵書は計約180万冊で、行方不明になる本は文庫、絵本、参考書などジャンルはさまざま。 持ち出し防止システムは、本にICタグを付け、貸し出し手続きをせずに持ち帰ろうとすると、出入り口に設置された装置のブザーが鳴る仕組み。システムは、10館で年間計約1000万円のリース料がかかり、I
九州北部を襲った24日の豪雨の際、県がインターネットのホームページ(HP)上で随時更新している県内各地の雨量や主要河川の水位のデータにアクセスが集中し、同日午後7時ごろから約4時間半、接続されにくい状態になっていたことが分かった。 県河川課のHP「河川防災情報」は、県内の主要49河川などに設置された水位計や116カ所の雨量計のデータを掲載。データは無線を通じて送信されるため最大10分間隔で更新されるが、豪雨に見舞われた24日の午後7時-同11時半ごろまでは、アクセスしてもつながらない状態が続いた。現在は通常通り閲覧できるようになっている。 同課によると、システムに故障などはなく「急に雨が降り出して情報を求める人が殺到した」とみている。今後は当時のアクセス数を解析し、接続回線の容量を増やすことも検討するという。=2009/07/26付 西日本新聞朝刊=
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