妙高の山々をバックにすると、ひときわ映える銀朱色の「雪月花」=新潟県上越市東町の直江津駅で2016年4月12日、浅見茂晴撮影 関係者乗車、地元食材のフルコースに舌鼓 えちごトキめき鉄道(本社・新潟県上越市)は、23日に運行を開始するリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」の試乗会を12日に開いた。泉田裕彦知事や沿線市長ら関係者が乗車し、雪と桜、新緑のうつろいを楽しみながら、地元食材のフルコースを味わっていた。 雪月花は、実際の運行時刻と同じ午前10時19分に上越妙高駅を出発。記者は、同駅−糸魚川駅間約2時間半〜3時間の行程のうち、二本木−直江津駅間の約30分間に試乗した。 雪の妙高山と火打山から吹き下ろす冷たい風を受け、満開の桜に迎えられながら、ひときわ目立つ銀朱色の車体が二本木駅に滑り込んだのは午前11時前。一歩車内に入ると、足元から空まで見渡せる国内最大級のパノラマウインドーから、