祐徳バス(鹿島市)は3月から、西日本鉄道(福岡市)が発行する「ニモカ」など交通系ICカードを全23路線(約50台)に導入した。佐賀市営バス(佐賀市)や昭和自動車(唐津市)が導入済みで、県内の導入率は8割を超えた。 ニモカ以外にもJR九州の「スゴカ」、JR東日本の「スイカ」も利用できるが、ニモカの場合は利用金額に応じて「乗車ポイント」2%を付与。祐徳バス同士を90分以内に乗り継いだ場合、最大80円の割引がある。 県の補助金約6千万円を受けて導入が実現。現在のところ、利用は1割程度だという。祐徳バスでは「小銭がいらず、精算が簡単に済むのでお年寄りも利用してほしい」と呼び掛けている。 =2019/03/29付 西日本新聞朝刊=
2019年2月5日19:44 ニモカは、祐徳バスが運行する路線バスにおいて、2019年3月1日から、交通系ICカード「nimoca」のサービスを導入すると発表した。 佐賀県内ではすでに、佐賀市営バス、昭和バス、西鉄バスで「nimoca」を利用することができるが、今回の祐徳バスでのサービス開始により、県内で利用できるエリアが拡大する。また、「nimoca」は、全国相互利用サービスを行っているため、nimocaに加え、Suica、SUGOCA 等の全国相互利用他社の交通系ICカードも、祐徳バスで利用できる。 なお、祐徳バスで「nimoca」を利用すると、利用金額に応じて「乗車ポイント」2%を付与するとともに、祐徳バス同士を乗り継ぐと、最大80円割引をするそうだ。 なお、3月1日は、鹿島バスセンターにて祐徳バス「オリジナル nimoca」を数量限定で発売するという。 数量限定のオリジナル nim
JR九州が30日発表した今年9月の切符・定期収入は、前年同月比0.9%減だったものの、大型連休のシルバーウイーク(SW、9月19〜23日)と昨年9月の類似期間を比べると、特急列車の乗客数は約1割増加した。 JR九州によると、SWと前週末を含めた鹿児島線など主要3線区の特急列車乗客数は約43万4千人で、前年の類似期間を13.6%上回った。同社の唐池恒二社長は「ビジネスのお客さまも動き始めており、昨秋来の最悪期は一歩抜け出したと思う」と語った。 ただ唐池社長は「SW中の観光地のにぎわいに比べると乗客数は思ったより伸びなかった。やはり高速道路千円の影響が大きい」とも指摘。民主党が政権公約に掲げる高速道路無料化について「対抗策は持ち合わせていない。実現すれば大きな痛手となることを関係機関に訴える」と語った。 一方、西日本鉄道がまとめた9月20〜23日の高速バス主要13路線の収入は、前年同期に比べ1
西日本鉄道(福岡市)が、9月19日からの5連休に高速バス運賃を約30%値下げする検討を始めた。ETC車の高速道路料金が土日祝日などに「上限千円」に割引された影響で利用客が減少したため、対抗措置に踏み切る。5連休で効果があれば、土日祝日での値下げも検討する。 福岡―小倉(大人片道1100円)、福岡―佐賀(同1千円)など、同社が単独運行する路線での割引を検討している。近く国土交通省に認可申請する。割引の効果があれば、他のバス会社と共同運行している路線でも検討するという。 同社は高速料金割引の影響を受け、09年4〜6月期のバスの利用客数が前年同期比4.3%減になり、四半期決算(連結)では初めて純損益が赤字に転落した。7月には経費節減のため、福岡市などと九州各地を結ぶ高速バスの減便を発表。福岡空港と北九州市、福岡県久留米市、佐賀市などを結ぶ計8路線で1往復半〜7往復減らすことにしている。
西日本鉄道(福岡市)が9月19日から始まる秋の5連休に、福岡‐小倉と福岡‐佐賀の高速バス運賃を約30%値下げすることが18日、分かった。他のバス事業者との共同運行便を含む福岡発着の数路線についても値下げを検討する。高速道路の「1000円高速」割引による乗客減の影響がお盆期間中にさらに拡大したことから、割安運賃による対抗策を試行する。 西鉄によると、1000円高速の適用が平日にも拡大された今月6-14日までの高速バスの乗客数と収入は、福岡‐宮崎など南九州路線で前年同期比20%以上落ち込み、全体では約18%の減少となった。ゴールデンウイーク中は約12%減だったため、お盆の減少率は15%程度と見込んでいたが、落ち込み幅は、予想を大きく上回った。 西鉄は、もともと利用者が多く、さらに乗客増が見込める高速バス路線などでの値下げを試行する。試行を決めた2路線のうち、福岡‐小倉(片道大人1100円)は、
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