サクラサク季節、作家で人材コンサルタントの常見陽平氏が「それでも大学に行くことには意味があるという話」を展開する。 * * * 3月中旬、ホリエモンこと堀江貴文氏のTwitter、ブログでの発言が話題になりました。簡単に言うと、「日本の大学には東大以外、行く意味がない」という論です。3月18日付の彼のブログには「ホント、日本の大学の学部行ってる学生は今すぐ辞めたほうがいいと思うよ。。。」というエントリーが掲載されています。 要するに、堀江氏は、日本の大学の教育力が低いこと、モラトリアムと化していること、東大などは過剰に評価されていること(ブランド化していること)などを言いたいのでしょう。 あまりにも荒唐無稽すぎるので、なんですが、突っ込みどころをまずは7点あげてみましょう。 堀江論の7つの突っ込みどころ 【1】大学にいかないと、年収において損をする 『検証・学歴の効用』(濱中淳子 勁草書房