よく似た選挙を見たことがある。1週間ほど佐賀県を歩きながら、そんなことを思った。政府・与党内で波紋を広げる知事選の与党敗北はなぜ起きたのか。選挙戦を振り返ろう。序盤戦、当選した山口祥義氏の陣営は低調だった。両親は佐賀県出身だが、本人は埼玉県生まれ。街頭に立っても振り返る有権者はほとんどいなかった。山口氏を擁立したのは、佐賀市の秀島敏行市長だ。昨年11月、鳥栖市の橋本康志市長を呼び出し、「誰に
街中のいろんなお店がミニ図書館に変身――。佐賀市中心部にある八つの店舗、事業所に貸し出し用の本が置かれ、誰でも利用することができる取り組み「さが街なか図書館」が、今月から始まった。市中心部に人を呼び込んで活気を取り戻す試みで、同市のNPO法人まちづくり機構ユマニテさがが企画した。(本岡辰章) 市によると、郊外に大型商業施設が進出した影響で中心部の商店街を中心に空洞化が進んでいるという。毎年7月末に行っている歩行者の通行量(4日間合計)をみると、1985年の34万9807人をピークに年々減少し、2009年にはピーク時の2割以下の5万8456人まで落ち込んだ。最近は少しずつ回復し、昨年は7万3529人だった。 街なか図書館に参加するのは、カフェや雑貨店などで、各店ごとに「料理」「健康」「花」などそれぞれのテーマを決め、その関連本を15冊ほどそろえて貸し出す。さらに、利用者は、本をそろえた店員や
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