8月下旬、「私の居場所はインターネット」と語る、引きこもりの少女が主人公のアニメ『despair/hope』がYouTubeを通じて公開され、2ちゃんねるをはじめ、各種ニュースサイトで話題となった。 このアニメは、愛媛県松山市の動画配信サイト「テレビ四国」が製作したもの。聞き慣れない局名を目にして「テレビ四国とはどういう会社だろう?」と疑問に思ったネットユーザーも数多くいたようだが、実はグル―ポンの「スカスカおせち」を最初に映像にして報じたのも、このテレビ四国だ。 この2つの取り組みを見ただけでも、インターネットの現在のあり方を非常に熟知していると感じられるのだが、実はプロデューサー兼監督を務めているテレビ四国の水口真吾報道制作局長は、その昔、2ちゃんねるのν速(ニュース速報板)やVIP板、2ちゃんねる証券取引所(2ちゃんねる株)などで、いわゆるコテハンの”したり@ν速ファンド”という名前