モバイルITとモビリティの未来を見通すイベント「スマートモビリティアジア2013@福岡」で、福岡県糸島市とナビタイムジャパンが取り組む実証実験が紹介された。レンタサイクルの利用動向を分析し、より魅力的な観光ルートの開拓や観光資源のブラッシュアップを行うという。 スマートモビリティアジア2013@福岡で、ナビタイムジャパン代表取締役社長の大西啓介氏と、糸島市役所経済振興部シティセールス課課長の溝口和也氏が講演し、糸島市のレンタサイクルサービスに、ナビタイムジャパンの自転車NAVITIMEを組み合わせる実証実験を行うことを明らかにした。 糸島市は、福岡県の西側にある糸島半島に位置する、人口約10万人の自治体で、福岡市のベッドタウンという側面も持つエリアだ。JR筑肥線の筑前前原駅や、西九州自動車道前原インターチェンジは、福岡市の中心部にある博多や天神からおよそ30分程度の時間距離で、博多駅や福岡