発売後、話題を呼んだ2021年11月号の『りぼん』(集英社)のとじこみ別冊「生理カンペキBOOK」。そんな「生理カンペキBOOK」が、2022年6月27日から集英社『りぼん』の公式サイトで無料で誰でも見られるよう公開されている。
発売後、話題を呼んだ2021年11月号の『りぼん』(集英社)のとじこみ別冊「生理カンペキBOOK」。そんな「生理カンペキBOOK」が、2022年6月27日から集英社『りぼん』の公式サイトで無料で誰でも見られるよう公開されている。
「ここに丸いケーキがあります。3人で食べるとしたらどうやって切りますか?皆が平等になるように切ってください」 と言ったら皆さんケーキをどう切りますか? 本来ならば上図のように平等に切るはずです。 しかし、下図のように平等にケーキを切れない人たちがいます。 ケーキの切れない飛行少年より それが、今回の内容です。 『ケーキの切れない非行少年たち』 この図を描いた少年たちは、犯罪に手を染めて医療少年院に収容されている子どもたちです。 本来なら、ケーキの図を3等分にできるはずの年齢なのですが、非行少年たちは、先生が何度かやり直しをさせても、「うーん」と悩み続けて答えを出すことができません。 そこで、著者の宮口先生はその様子を見て、彼らに非行の反省や、被害者の気持ちを考えさせるような従来の矯正教育をいくら行なっても、右から左に流れていくだけなのではないかと感じ始めます。 宮口先生は疑問を持ちます。彼
ダナ・ボイド『つながりっぱなしの日常を生きる: ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの』(草思社) 原書をブログで紹介するなど本書の著者であるダナ・ボイドについて時々取り上げた関係で草思社の編集者に献本いただいた。 本書は、SNS 研究、特に10代の若者の SNS 利用についての研究の第一人者である著者が出会ったティーンの経験と視点を映し出すために書いた本である。ただ、読者として彼らの親世代を強く意識した本であり、それは「なぜ、若者はネットでよからぬことをしているように見えるのか」など各章のタイトルに添えられた副題を見ても明らかである。その筆致は、ティーンについて何かを決めつけたり、結論ありきでそれに証言をあてはめる感じがなく、ある意味むやみにソーシャルメディアを恐れたり子供たちの利用に介入したがる親世代をなだめ、諭す本とも言える。 前半で繰り返し書かれるのは、今のティーンがテクノロジー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く