よく「批判するのはダサい」「批判なんてしていないで自分のやりたいことをやろう」と言ってくる人がいます。こういったことを言う人間は、非難や誹謗中傷と批判の区別ができていませんし、批判の意味や役割を無視している場合が多いです。間違っていることに対して間違っている、悪いことには悪いと言うのは当たり前のことです。 「ネコをねずみ」と言う人の言う「批判するな」 極端な話ですが、例えば「ネコ」を見て「これはねずみだ」「鳥類だ」と言っている人間に対して、「いやそれはネコですよ」と言うと「批判するのはよくない」「批判するだけでお前は何を生み出しているんだ。批判してないで行動しろ」と言われるようなことが本当に多いのです。 ネコやねずみというのはもちろんたとえですが、要するに、事実誤認や極端な評価の違いに対して指摘すると、「批判をするな」と言われる世界がある。おかしいことにはおかしいと言わなければいけない。当