(16時55分:追記あります) ひさしぶりの「コンプライアンス経営はむずかしい」シリーズでありますが、日清食品さんが、槍ヶ岳でのCM撮影において登山者に迷惑をかけた、として電通さん、製作プロダクションさんとともに環境省から異例の文書指導(厳重注意)を受けた、とのことであります。事件の内容等につきましては、こちらの朝日新聞ニュースをごらんいただだければ概ねおわかりになると思います。8月3日の槍ヶ岳山頂での撮影について、9月6日に問題発覚、その日のうちにCM撮影が日清食品のラ王に関するものであることが判明、9月8日には日清食品さんが「お詫び」をHPに掲載し、CM放映は自粛とのこと。 日清食品さんの不祥事対応はたいへん素早く、その危機管理能力の高さが図り知れるものではありますが、今回はむしろ日清食品さんがCM放映自粛にまで追い込まれた経緯についてのお話であります。こうやって企業の不祥事は発覚する