神社の不審火9件 福岡市西区で昨年3月から 2016年02月04日23時00分 (更新 02月05日 14時16分) 拝殿などが全焼した太郎丸神社で実況見分する福岡西署の捜査員ら=3日午前 写真を見る 写真を見る 福岡市西区内で昨年3月以降、神社の不審火が9件相次いでいる。今月2日夜には西区太郎丸2丁目の太郎丸神社の本殿と拝殿が全焼する不審火も発生した。いずれもけが人はないが、福岡西署は何者かが神社を標的に放火を繰り返している疑いもあるとみて、非現住建造物等放火容疑などで調べている。 署によると、太郎丸神社以外の8件の内訳は、小戸大神宮(昨年3月24日、5月21、25日)▽女原神社(6月2日、8月6日)▽埴安神社(10月15日)▽白山神社(12月17日)▽飯盛神社(今年1月12日)。大半は敷地の松林や枯れ草を焼くぼやだが、飯盛神社は倉庫が全焼した。 発生の時間帯にはばらつきがあり、小戸