2021年11月16日に発売され、さまざまな意味で話題になったのがバルミューダ初のスマートフォン、「BALMUDA Phone(バルミューダフォン)」だ。バルミューダはそれまでキッチン家電のトースター、掃除機、扇風機を世に送り出したきたメーカーだけあって、スマートフォン市場への新規参入が注目された。 BALMUDA Phoneは同社が2021年8月に立ち上げを発表した、IT機器を扱う新ブランド「バルミューダ テクノロジーズ」の第1段製品となる。背面が丸みを帯びた形状で、今どきの平べったい板状のスマートフォンとはひと味違う。片手での操作を意識したためで、大画面のトレンドとは真逆を行く。 発売から数カ月が経過したころに値下げされたが、発表当初の価格はバルミューダ販売モデルが10万4800円(税込み、以下同)、ソフトバンク販売モデルが14万3280円と高額で、SNSを中心に価格と性能のバランスを