■気づいたとしても「子ども食堂」はスルーされる 相変わらず「子ども食堂」への関心は高いようだ。 僕も少し前にこんな記事(「子ども食堂」は学校につくろう!!)を書いたところ、Facebookのシェア数が500近くになり驚いたことがある。 あれが今年初めだったので半年程たったが、あれからも子ども食堂は各地に設立し続けられているようだ。 その動きを受けて、たとえばこんな記事(想像と違った!「こども食堂」の本当の意義)が書かれている。 記事自体はまだ前半で核心部分は次回のようだが、前半に出てくる以下の部分だけでも、現在子ども食堂が抱える矛盾のようなものを言い当てていると思う。 【「こども食堂」の存在を知るには情報収集力がいる。足を運ぶには行動力や交通費を捻出する経済力も必要だ。それができる人はおそらく、貧困のどん底にはいないだろう。】 ここにある通り、貧困問題のポイントは、「情報収集力と交通費」だ