福岡市で、IT関係のセミナーの講師が殺害された事件で、殺人などの疑いで逮捕された男は、事件後に、犯行を起こしたことを伝える内容をインターネット上に投稿したと話していることが弁護士への取材でわかりました。 6月24日、福岡市中央区の企業の創業支援施設で、有名ブロガーでIT関係のセミナーの講師を務めた岡本顕一郎さん(41)がセミナーの終了後、ナイフで刺されて死亡し、警察は福岡市東区の無職、松本英光容疑者(42)を殺人などの疑いで逮捕しました。 この事件のあと、インターネット上には「俺を『低能先生です』の一言でゲラゲラ笑いながら通報・封殺してきたお前らへの返答だ」、「これから近所の交番に自首して俺自身の責任をとってくるわ」などという内容が投稿されていましたが、接見した弁護士によりますと、松本容疑者は「投稿したのは私です」と話したということです。 また、インターネット上に出てくる「低能先生」という
福岡県弁護士会は2008年12月1日、Google(グーグル)社のサービス「Street View(ストリートビュー)」の中止を求める声明を出した。 同弁護士会は「ストリートビュー」について、360度見える広範囲の画像が撮影・公表されているが、そこにはラブホテルに入る寸前のカップル、立ち小便をしている男性、路上でキスをする学生など撮影を意識しない多数の市民が写っている。これは、みだりに容ぼう・姿態を撮影されない自由を侵害していると判断。「電子データの特性上、画像が容易かつ半永久的に第三者により2次利用されうるという問題点」などを抜本的に解決すべきであり、それができない場合には、サービスの提供を中止するよう強く求めた。
福岡県弁護士会は1日、グーグルストリートビューの中止を求める声明を発表した。 声明では「原則として正面の顔画像はぼかしがかかっているものの、撮影場所が明確に特定できるため、対象者を知っている人には、対象者の特定が可能である」として、グーグルの行為を「プライバシー権侵害」であるとしている。 さらに声明では「わが国においては、公道での様子であっても、個人の私生活上の自由の1つとして、何人も、その承諾なしに、みだりにその容ぼう・姿態を撮影されない自由(プライバシー権の一種である肖像権)を有する(最判昭44.12.24,京都府学連事件判決、東京地判平7.9.27等)」と根拠を述べたうえで、撮影の場面において(1)広範かつ無限定の多数の市民の肖像を根こそぎ撮影している、(2)撮影対象が家屋内にも及んでいる、(3)事前に公表目的での撮影を行うことを説明していない、(4)問題のある画像を事前に個別チェッ
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