努力をすれば報われる。それは正しいことかもしれないけれど、きっと現実はそれだけじゃないはず。誰にでもチャンスがある世界にするためには、何が必要なのか? そんな問題を描いた、Toby Morrisさんのマンガ。 貧しい家庭に育った子供が、貧しいままになってしまうという現象は「貧困の再生産」とも呼ばれ、その視点をわかりやすくまとめたこの作品はアメリカでも話題になりました。
日常のちょっとした出来事を写真や文章で切りとって載せるフェイスブック(FB)。つながった友人同士で交流する場だからこそ、そこにはふとした自己顕示欲や虚栄心も露呈しやすい。そんなFB上の人々の行動を戯画化して面白がる新しいエンターテインメントが生まれている。 「あとで読む」。そんなコメントをつけて、英文記事や高尚な情報のリンクなどをFBに投稿――。 これは「ソーシャル積ん読」という“容疑”になる。FB上であらわになる人々のイタい行動を、架空の警察組織が摘発するギャグ漫画「フェイスブックポリス」が昨秋、ネット上で話題になった。 ほかにも、リアルでは交流できない女性の歓心を買おうと、ここぞとばかりに絡もうとする「ソーシャル出待ち」、投稿の中身も見ずに機械的に「いいね!」を連打する「ノールックライク」なども“取り締まり”の対象だ。 作者のかっぴーさんこと伊藤大… この記事は有料会員記事です。有料会
スポーツ漫画大国と言える日本。そんな日本のスポーツ漫画がお隣・韓国でも人気を呼んでいることをご存知だろうか。そもそも韓国の漫画市場の年間売り上げは約7400億ウォン(約740億円)をも超えるとされており、そのうちの30%が日本作品で占めると言われている。最近は“webtoon(ウェブトゥーン)”と呼ばれるネット媒体限定のウェブマンガも人気だが、『ONE PIECE』など日本漫画の人気は依然として高いらしい。日本の漫画は売り上げランキングでも、韓国作家の作品を追い抜いて常に上位にランクインしているほどだ。 (参考記事:日本作品の比率は全体の3割! 進化する韓国マンガ界の事情) そんな日本の漫画の中でもスポーツ漫画として今でも根強い人気を誇るのが、『スラムダンク』だ。日本では1990年代に人気を博し、韓国でも翻訳版が出版されると人気爆発。韓国では1997年に男子プロバスケットボールリーグのKB
この続編は単行本「恥をかくのが死ぬほど怖いんだ。」に収録! お陰さまで4版出来!宜しくお願いします! 『恥をかくのが死ぬほど怖いんだ』(小学館クリエイティブ)(税込691円)/電子書籍版 ★★その他単行本も絶賛発売中★★ 『働かざる者たち』(小学館クリエイティブ単行本)/ 電子書籍版 コココミ、マンガボックス、cakesの人気連載が書籍化!新聞社に潜む働かない窓際社員たち嫉妬や悲哀を描く。出世?窓際?真の成功者はどっちだ! 『明日クビになりそう』(ヤングチャンピオン・コミックス)/ 電子書籍版 「会社のコピー機で私物を刷る」「出張でクオカードをパクる。」「仕事をサボって個室ビデオへ」「忘年会のお店の予約を忘れる」など生意気なサラリーマン、宮本の小狡く愚鈍な言動の数々を現役サラリーマン漫画家である作者がコミカルに描く。ヤングチャンピオン連載の単行本化。 <サレンダー橋本>
いま、若い方々を中心に、公的年金に対して「自分たちの世代では、払った保険料が戻ってこない(受け取れる年金額<払った保険料)のでは?」という、損得に関する意見が聞かれます。 また、「今の受給者と現役世代では、給付される年金額に大きな差がある」という、世代間の差についての意見もあります。 これらの意見の中には誤解もありますが、そもそも公的年金制度は、現役世代が受給世代を扶養する「世代間扶養」の仕組みのもとで運営されている、社会保障制度です。本来、個人や世代の差による損得を論じる性質のものではありません。 しかし、高齢になったとき、あるいはご自分の身になにかあったときの生活を支えるものとして、重要な課題だと考える方も多いと思います。 うーん、損得じゃないって言われてもやっぱり気になるよ そうですね。では問題を分けて ・そもそも公的年金のメリットはなにか(若い世代は本当に損なのか) ・具体的に世代
・報道関係者各位(+ブロガーの皆様・漫画ファンの方々) 株式会社Jコミが運営する電子書籍サイト「Jコミ」は、来たる7月11日より「絶版マンガ図書館」と名称を変え、大幅なバージョンアップを行います。 これに伴い、公開前日の7月10日より記者会見を開催いたします。 記者会見の直後に行われる「漫画家4名による電子書籍シンポジウム」も合わせて、ぜひご参加下さいませ。 報道関係者の他に、今回は電子書籍系ブロガーの皆様と、一般漫画ファンの方々も観覧することが出来ます。(合計100名まで) 【日時とスケジュール】 2014年7月10日(木曜) 13:00 開場 13:30 記者会見 開始 14:30 記者会見 終了(ここで退席も可能です) 15:00 シンポジウム開始(パネラーは小沢高広(うめ)先生・松山せいじ先生・八神健先生・赤松の漫画家4名) 16:00 シンポジウム終了 【場所】 新宿新都心(※申
―― おしまい ―― ヨシナガさんの過去作品もどうぞ! » 過去の日めくりまんが一覧 作者プロフィール ヨシナガ(吉永龍樹) 1979年生まれ。静岡出身。ブロガー、クリエイター。 個人サイト「僕の見た秩序。」は2005年に累計1億アクセスを記録。同サイトはインターネット個人サイトとしては日本で始めて携帯電話の公式サイトに登録された。 主な作品に「特ダネ!投稿DO画(NHK)」キャラクターデザイン、著書に「ハイブリッドワーカー(講談社)」「ゆかいな誤変換。(イースト・プレス)」など。 【WEB】 http://www.dfnt.net/ 【twitter】 @dfnt 【facebook】 https://www.facebook.com/dfnt.net 【Google+】 Yoshinaga Tatsuki(僕秩) advertisement 関連記事 日めくり4コマ:【完結】世界が平和
クールジャパンの人が問題発言(?)をしたというので、4月頭のツイッターのタイムライン(TL)は少しざわついた。 本業の関係で、当然のごとく私のTLにはマンガ業界・アニメ業界、つまりクールジャパンの当事者(とされているはず)の方々が多いのだが、くだんの発言への反応は、ほぼアンチ一色、支持者はあまり見あたらない。アンチといってもおおむね冷ややかであり、諦念が漂っている、といったほうが正しいかもしれない。 私は、といえば「クールジャパン」と聞いてまず思いだしてしまうのは、同名の番組をNHKで担当している鴻上尚史氏の眠たそうな顔とあまりクールでない司会なので、問題意識の低いことはなはだしい。 クールジャパン推進会議の本質的な胡散臭さについては、この発言よりも前に書かれた(さすがですね)小田嶋隆さんのコラム「ジャパンが日本を野暮にする」が的を射すぎているので、同じ媒体の連載としてこの上にさらに言葉を
デヴィッド・ハジュー『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』(小野耕世、中山ゆかり訳 岩波書店)読了。素晴らしい本です。460p2段組の分厚い本なのに、次が知りたいのでページを繰るうちに読み終えてしまった。 地道な取材、インタビュー、当時の記事などを積み重ね、具体的に何が起き、誰が何を思い、話したかが、きちんと書かれているので、今まで漠然としていた50年代にアメコミをほぼ壊滅させてしまった(そのため、少なくともその直後にはスーパー・ヒーローのみが残った)バッシングの経緯がイメージできる。 取材の中心はコミックブックを制作した側、経営者、編集者、アーティストたちだが、バッシングした側(心理学者、政治家、ジャーナリスト、母親など)、その当時はほとんど発言の機会のなかった読者たち、あるいは読者ですらなかったが、焚書運動に参加した者たちの言説まで紹介し、その事態を多角的に描写し
世の中に漫画好きはたくさんいるが、好きな作品の傾向は“世代”によって左右されることが多分にあると思う。 私が強烈な影響を受けた漫画は、『キン肉マン』、『北斗の拳』、『シティハンター』、『魁! 男塾』、『聖闘士星矢』……。何だかんだで“ジャンプ黄金期”に連載されていた、珠玉の名作たちなのだ。 そんな黄金期に『週刊少年ジャンプ』の編集者として活躍し、同誌の編集長でもあった堀江信彦氏が代表を務める「株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ」が、吉祥寺にカフェを“創刊”したという。その名も「CAFE ZENON(カフェゼノン)」。11月11日にオープンしたばかりだ。 このカフェは“空間の漫画雑誌”をコンセプトにしているのだが、それってどういうことなんだ? 実際に、お店に確かめに行ってきました。 お店に入ると、内装は非常にオシャレ。漫画のエッセンスなんて、どこにあるのかわからない。その辺りを、カフェの
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