1回の充電で東京―大阪間に相当する500キロメートルを走れるリチウムイオン電池技術の開発が活発だ。積水化学工業の技術は突破のメドがたち、旭化成も近づいた。いずれも既存の電極を使うこ…続き 再エネ効率的に貯蔵、「ナトリウムイオン電池」寿命・容量が増大 [有料会員限定] トヨタの全固体電池 2025~30年EVが化ける [有料会員限定]
「デジタルコンテンツ」と「メディア芸術」 2009年5月26日 (これまでの 小田切博の「キャラクターのランドスケープ」はこちら) 経済産業省監修の年次報告書『デジタルコンテンツ白書2008』の冒頭に「コンテンツ産業の市場規模」という統計データが掲載されている。ここで市場規模を算出するために累計されているコンテンツ産業を構成する「分野」は「映像/音楽・音声/ゲーム/図書・新聞・画像・テキスト」の四項。 ゲームと映像と音楽音声はかぶってるんじゃないか、最後の項目は一分野に押し込めるのは無理がないか、とかこれだけでもいろいろ考えさせられるが、白書のタイトルに「デジタル」の語が冠せられているのを見てもわかるように、現在の経産省のコンテンツ産業政策のベースになっているのは、インターネットの普及に伴っておこなわれてきた、家電や情報処理産業を対象にした「マルチメディア産業」の育成に関する議論である。
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