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militaryとmentalに関するkenjiro_nのブックマーク (2)

  • いまなお沖縄戦のトラウマに悩まされる老人たち 蟻塚先生の診察室からの報告

    沖縄戦を体験したお年寄りに、不眠や幻覚など、さまざまな精神症状が現れている。死体の匂いがする。死んだ人の顔が見える。歩けないほど足の裏が熱くなる。夜寝ていると体を触られている気がする。風景が白黒に見える──。6月23日の慰霊の日が近づくと不眠を訴えるお年寄りが少なくないという。雷や花火、米軍機の騒音がフラッシュバック(記憶の再体験)の引き金となることもある。 精神科医の蟻塚亮二さんは自宅のある仙台と福島と沖縄を行き来して、震災と原発事故、沖縄戦のトラウマに苦しむ人々の心のケアに取り組んでいる。 そんな蟻塚先生を沖縄市の病院に訪ね、診療の様子を見学後、インタビューした。蟻塚先生は森の奥深くに棲む、伝説上の賢人のような風貌だった。 診察室を訪れたお年寄りたちは蟻塚先生の前で、これまで家族にも打ちあけなかった戦時の忌まわしい体験と、その記憶が引き起こす症状を赤裸々に語る。彼ら彼女らは、いまも戦(

    いまなお沖縄戦のトラウマに悩まされる老人たち 蟻塚先生の診察室からの報告
  • オバマ大統領当選から1年後の現実を直視する(4)── 続・戦争国家 (金平茂紀の『NY発・チェンジング・アメリカ』)

    追悼式でスピーチするオバマ(ホワイトハウスHP) テキサス州のフォート・フッド陸軍基地で今日(11月10日)行われた乱射事件の追悼式に出席したオバマ大統領は、犠牲になった13人の名前と経歴をひとりひとり読み上げて、「いかなる信念も、このような残忍で卑劣な行為を正当化しない。公正で愛情に満ちた神も、彼らを慈しむことはない」と言い切った。情緒的なスピーチだった。この場合の神は乱射事件を引き起こしたアシン容疑者の信仰するイスラム教の神、アッラーを指しているのだろうか。けれども演説のなかで触れられた犠牲になった13人の短い経歴を聴いていると、今、現在、アメリカで兵役についている人々がどのような人々なのかの一端を知らされて、複雑な思いに陥る。 リバルド・エドゥアルド・カラベオ少佐。十代でアメリカに来た時にはほとんど英語を話すこともできなかったが、カレッジで勉強に励んで、ついには博士号を取得し、ストレ

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