京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)の第1スタジオであった放火殺人事件は8月1日で発生から2週間。京都府警は亡くなった35人の身元特定を終えたが、いまだに氏名など身元の公表には至っていない。府警が遺族らの心情に配慮し、公表の内容や時期、方法などを多角的に検討してきたためだが、こうした異例ともいえる対応を専門家らはどう見るのか。 府警は事件が発生した7月18日以降、家族からDNAサンプルの提供を受けるなどして身元の特定作業を実施。1カ所で多くの人が犠牲となったことや、年齢層が20~30代に集中していることなどから慎重に作業を進め、25日までに34人について身元を特定した。27日に亡くなった男性についても同様で、31日の時点で、ほぼすべての遺体を遺族に引き渡している。 ただ、この段階に至っても犠牲者の氏名公表はまだ実現していない。「一番配慮しないとい
新潟市で小学2年生の女児が殺害され線路に遺棄された事件で、遺族が新潟県警を通じてコメントを出したところ、テレビではその最後の一文を「読まない」報道が相次いだ。 J-CASTニュースが県警への取材で得た遺族のコメント全文には、メディアに対して取材・撮影の自粛を求める言葉がつづられていた。この一文が多くの番組で読まれなかったことに、インターネット上では疑問の声もあがった。 遺族のコメントは5月16日に発表 遺体遺棄などの疑いで会社員・小林遼(はるか)容疑者が逮捕されてから2日後の2018年5月16日、女児の遺族が新潟県警を通じてコメントを発表した。テレビ各局の報道番組でも、同日夜から翌日朝にかけて取り上げられた。 同日の「ニュースウォッチ9」(NHK)で、桑子真帆アナウンサーが読み上げたのは、 「私たち家族は、大切な存在である娘を今回の思いがけない出来事で失い、悲しみの中におります。この状況を
連日の不倫報道にいい加減へきえき私は朝ワイドショーを見てなんとなく世の中の話題をおさえておくのを日課にしてきた。だがこのところ、あまりに不倫報道が続いてイヤな気持ちになってしまう。ついにワイドショーの視聴をやめてしまい、見るともなくNHK「あさイチ」を見る生活になってしまった。 ベッキー騒動以来、実に多様な著名人の不倫が続いているからだろうが、それにしてもいつの間に私たちはこんなに「不倫好き」になってしまったのだろうか。どこか麻痺してしまっていないかと感じている。ベッキー騒動があまりにもセンセーショナルでそれ以降増えた気がしているだけなのか、それともあれ以来本当に不倫報道が増えたのか。 エム・データという会社があり、テレビが放送した内容をテキスト化している。「メタデータ」と呼ぶのだが、古くはTBSの「ブロードキャスター」に「お父さんのためのワイドショー講座」というコーナーがあり、ワイドショ
船越英一郎・松居一代夫妻に関する話題が、この二週間ずっと熱い。 松居氏がネット上で夫・船越氏を非難し始めたのは6月末。その後7月4日から動画も動員されたために、スポーツ紙・テレビ・週刊誌が取り上げるようになった。 テレビで最初にこの問題を報じたのは、7月4日のフジテレビ『直撃LIVEグッディ!』。この段階では動画はまだアップされていなかったが、6月27日の氏のブログ「1年5か月前から尾行されている」以降のミステリアスな内容と、心配する母親のインタビューを紹介しつつ、トラブル発生の状況を伝えた。 その日の夜11時、松居氏は21秒の動画をアップした。 「大変なことが起きたのです。週刊文春に騙されたのです。本当にひどい。助けてください」 刺激的な発言が、極めて異様な雰囲気の中で行われた。その直後に10分38秒の本編動画もアップされ、異常な状況が多くの人々に晒され始めた。 急増したテレビ報道翌5日
読売新聞が、前川喜平・前文部科学事務次官が「出会い系バー」に通っていたと報じた5月の記事が、波紋を呼んでいる。「不公正な報道」などと批判が出ていることに対し、同紙は今月、「公共の関心事であり、公益目的にもかなう」と説明する記事を掲載した。 3日、読売新聞社会面に東京本社の原口隆則社会部長名の記事が掲載された。5月22日付の「前川前次官 出会い系バー通い」という記事に対して「不公正な報道であるかのような批判が出ている」ことに対し「批判は全く当たらない」との見解を示した。 22日の記事は、前川氏が在職中、平日夜に東京・歌舞伎町の出会い系バーに出入りしていたことを報じた。店について「売春や援助交際の交渉の場になっている」とし、店の関係者への取材をもとに、前川氏が女性と店外に出たこともあったと伝えた。 前川氏については、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、5月25日付朝日新聞や同日発売
問題視されるASKAのタクシー車内映像がテレビ局に渡った経緯が東京交通新聞の最新号で明らかに | BuzzNews.JPBellaDec, 13, 2016newsComments Off on 問題視されるASKAのタクシー車内映像がテレビ局に渡った経緯が東京交通新聞の最新号で明らかに | BuzzNews.JP ASKA容疑者が逮捕直前に自宅へ戻る際、利用していたタクシーの車内映像がテレビで放送され問題になっている件で、映像がテレビ局に渡った経緯を東京交通新聞が報じています。 これは東京交通新聞が12月12日号で伝えているもので、映像を入手したのがフジテレビによる執拗な要求の末であったことが明らかにされています。 同紙によると11月28日の18:30頃ASKA容疑者を自宅まで乗せたタクシーはその直後とも言っていい19時にフジテレビから車両の配車予約が入り、その後9時間半に渡ってフジテレ
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<BPO>テレ朝「引きこもり」番組「取り上げる理由ない」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/ifxDbTFiCm 「委員から番組のビデオや報告書の提出を求める意見はなかった」 — 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月8日 引きこもりの経験者らがテレビ朝日の番組「ビートたけしのTVタックル」を巡って報道倫理にのっとった放送をするよう共同声明を発表した問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は8日、「放送倫理の問題として取り上げる理由はない」と結論付けた。 昨今に限っても茨城県の水戸光圀公を使った地域へのバッシング、そして何よりSMAP問題をシロ判定したことで、BPOの存在意義が首を360度ひねるぐらいに傾げてしまう状態ではあったのだけど。先日話題に登った、テレビ朝日における引きこもりに係わる放送においても、シロ判定をBP
避難所でエコノミークラス症候群の注意喚起をする各県薬剤師会の有志ら=20日、熊本県益城町総合運動公園体育館(寺口純平撮影) 熊本地震から10日あまり。被災地の皆さんはいまだ不安な日々を過ごされていることと思います。謹んでお見舞いを申し上げます。テレビ各局も各地から応援部隊を投入した震災報道態勢にシフトしました。今回はそうした震災をめぐる報道について触れたいと思います。(豊田昌継) 抜いた、抜かれた…「視聴率」が報道合戦を過熱させる 発生から数日後、小欄でもおなじみ同志社女子大学・影山貴彦教授(メディアエンターテインメント論、元民放プロデューサー)が、テレビ報道に関し〈緊急事態の今だけは「視聴率調査」を休止すべき〉という提言をSNS、ネット上で公開しました。 〈視聴率調査を休止させることで、各局は冷静な取材ができる。他局同士が系列を越えて協力し合い行動できる。過熱報道合戦に違和感を持つ人が、
ネットを中心に加熱する炎上劇。ジャーナリストの津田大介氏は、そこには好き勝手な発信者とマスコミが生んだ「一億総ツッコミ社会」があるという。 * * * ここ数年で「ネット炎上」が増えているように感じるのは、ネット空間での議論が、表舞台に上ることが急増したからではないでしょうか。これまで「2ちゃんねる」など、ある程度閉ざされたネット空間で話されていた議論が、「まとめサイト」やSNSの普及、そしてマスコミによって、広く可視化されるようになった。これによって、「その場限りのオフレコな話題」としてアングラな場で交わされていた会話が、時に「世論」として捉えられてしまう事態が発生し始めたのではと感じています。 日本で最初に炎上が意識され始めたのは、ブログサービスが一般に普及してきた2004年前後。当時の「炎上」といえば、ブログのコメント欄に批判が殺到することを指していました。その後、ツイッターが爆
KNNポール神田です! 「ぬくもり」は2015年5月発売のシングル「愛・佐世保」のカップリング曲。「抱きしめたい」の冒頭が「出会った日と 同じように 霧雨けむる 静かな夜」であるのに対し、「ぬくもり」は「出会った日と 同じように 霧雨の降る かがやく夜」と極めてよく似たもの。 出典:平浩二さんの楽曲「ぬくもり」がミスチル「抱きしめたい」の歌詞に酷似していると炎上 レーベルは「現在調査中」 平浩二さんの名前を久しぶりに聞いた。そしてその5月に発売になったシングルのカップリング曲、つまりB面の歌詞が、Mr.Childrenの「抱きしめたい」にそっくりということで『ネットで話題』がマスコミのバラエティ番組のネタとして物議を醸しているようだ。 しかし、冷静に考えてみると、今年の5月のことがこの年末になってテレビにまで登場するようなニュースになるようなことだろうか?しかも、平浩二さんのB面の歌詞であ
テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたい人へお届けします。 「じゃぶじゃぶ課金」!? メーカーの欲深い本音がダダ漏れ とあるブラウザゲームの「遊び方説明」がネット上で話題になった。 ブラウザゲームとはPCのブラウザ上でプレイするゲームのこと。PCさえ持っていればゲーム機もソフトも購入する必要がなく、会員登録さえすればタダでプレイできる。ただし、基本無料だが、一部アイテムやキャラクターが有料の場合が多い。有名な例を出すと、ランダムでレアアイテムが獲得できるとうたい抽選権を得るために課金させる「コンプガチャ(コンプリートガチャ)」などだ。 このように無料ゲームを配信しているメーカーが稼ぐためにはいかにユーザーに課金させるかが勝負となることも。とはいえこれはメーカー側の表に出したくない「本音」の部分だ。 しかし、1月27日にリリースされたDM
「涙のムハンマド」は載せるべきか否か――。仏週刊新聞「シャルリー・エブド」が14日、銃撃事件後初めて発売した特別号。その風刺画の掲載をめぐって、日本の新聞では判断が分かれた。各紙に取材した。 風刺画は、イスラム教の預言者ムハンマドが目から涙をこぼし、連続テロに抗議する合言葉「私はシャルリー」と書いたプラカードを胸に掲げている。特別号の表紙は、この絵に「すべては許される」の見出しがついている。 朝日新聞は15日朝刊で風刺画の掲載を見送った。14日朝刊で長典俊ゼネラルエディターが風刺画掲載の考え方を表明。同日、東京本社で開かれた紙面会議でも15日朝刊に「特別号発売」の記事を掲載するにあたり、風刺画の扱いが議論になった。販売されている場面の写真に絵柄が写り込むのは許容という意見もあった。沢村亙編集長は中東に詳しい記者らと協議し、最終的に見送りを決めた。「紙面に載れば大きさとは関係なく、イスラム教
今年5月に自殺者が急増したのは、女性タレントの自殺の影響だった――。清水康之内閣府参与(NPO自殺対策支援センター・ライフリンク代表)が4日、内閣府の自殺対策会議でそう報告した。 減少傾向にあった月別自殺者数が5月、前年比19.7%増と急伸したため、当時の担当大臣だった蓮舫氏が東日本大震災との関連を含めて内閣府に分析を指示していた。 その結果、今年初めからの自殺者数は1日平均82人だったが、タレントの上原美優(みゆ)さんの自殺が報じられた翌日の5月13日から1週間は1日平均124人に増えたことが判明。増加分の半数以上を20〜30代が占め、女性の伸び率が高かった。清水氏は原因として「女性タレントの自殺と関連報道が考えられる。政府としてはメディア各社にガイドラインの策定を呼びかけるべきだ」と指摘した。
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