オール関西ロケの映画「阪急電車」(三宅喜重監督、来年初夏公開)の製作で、関西テレビと読売テレビの在阪民放局が越境タッグを組むことが13日、分かった。 片道15分の阪急今津線で起きる小さな出会いの奇跡を描く「関西風味のおしゃれなラブロマンスを全国に届けるには情報発信力が必要」と関テレの福井澄郎社長。 そこで「薩長連合ならぬ大きな視野でタッグを組み全国に良質のコンテンツを提供したい」(読テレ・越智常雄社長)と「放送業界の常識を破る史上初の試み」(福井社長)が実現した。 12月の撮影では、両局を代表して関テレの村西利恵アナウンサー(30)とYTV森若佐紀子アナウンサー(30)が、失恋したヒロイン(中谷美紀)が乗り込む結婚披露宴で同席する新婦の友人役でエキストラ出演する。 「阪急のあずき色の車両は甘酸っぱい思い出が詰まった、開けたいような開けたくない宝石箱」と同沿線の関学大OGの村西アナ。「会社を