JR九州が鉄道事業合理化の一環で駅の無人化を進める中、定められた運賃を支払わずに客が乗降する不正乗車が相次いでいる。同社は複数の駅を無人化し、一括で遠隔管理できる「スマートサポートステーション(SSS)」を福岡都市圏など利用者が多い路線で増やしており、今後も不正乗車の横行が懸念される。...
JR九州が鉄道事業合理化の一環で駅の無人化を進める中、定められた運賃を支払わずに客が乗降する不正乗車が相次いでいる。同社は複数の駅を無人化し、一括で遠隔管理できる「スマートサポートステーション(SSS)」を福岡都市圏など利用者が多い路線で増やしており、今後も不正乗車の横行が懸念される。...
JR九州が、運転士が乗り込まなくても運行できる自動運転技術の導入を目指していることが分かった。福岡県内の路線で実証実験に乗り出し、本年度中にも実用化したい考え。走行区間内に踏切があって駅にホームドアがない路線での自動運転は、全国でも前例がないという。地方鉄道の事業環境が人口減などで厳しさを増す中、将来の路線維持を下支えする技術として期待される。 計画では、列車や線路内に新たな装置を設置し、加減速や停車などを自動化する。運転席には運転士ではない係員が乗り込み、トラブル時の緊急停止や乗客の避難誘導、事故時の保安業務を担う。線路に障害物が入るケースなどを想定し、係員を乗り込ませずに安全性を確保するのは難しいと判断した。 運転士資格の有無にかかわらず人材を配置できるため、業務効率化や人件費抑制が見込める。地方路線で運転士不足や乗客減が深刻化する中、国土交通省の有識者会議も導入の推進を検討している。
JR九州が筑豊線・若松(北九州市)―直方駅(直方市)間の13駅のうち7駅について、来年3月のダイヤ改正に合わせて無人化するよう検討していることが分かった。ホームのカメラ監視やインターホンによる案内などで遠隔管理する「スマートサポートステーション」を導入する計画という。 同社によると、無人化の対象は若松、奥洞海、二島、本城(いずれも北九州市)、中間(中間市)、鞍手(鞍手町)、新入(直方市)の各駅。遠隔管理は、中間駅に配置するオペレーターが行う。若松―直方間は既に4駅が無人化しており、計画通りになれば、13駅のうち折尾、直方を除く11駅が無人駅になる。 北九州市都市交通政策課によると、同社から6月に提案があった。市は「安全性や利便性が損なわれる」として、有人駅として維持するよう求めたという。 同社は香椎線でスマートサポートステーションを導入しており、「24時間態勢で遠隔管理するので、従来の無人
JR東における鉄道システムがIT化されてきた歴史と品質向上への取り組み(前編)。ソフトウェア品質シンポジウム 2014 鉄道は乗客を安全に運ぶという点で信号や列車の制御システムに非常に高い品質が求められる一方、ダイヤなど旅客情報については大量の情報を処理して乗客に提供しなければならないという複雑なシステムで構築されています。そして現在そのシステムの多くがIT化されています。 鉄道の安全性や正確性、そして快適性などをITがいかに支えてきたのか。9月11日に東洋大学で開催された「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」では、JR東日本のIT化や品質向上の取り組みについて東日本旅客鉄道株式会社 松本雅行氏のセッション「鉄道信号システムへのアシュアランス技術の適用」が行われました。本記事ではその内容をダイジェストで紹介します。 本記事は前編、中編、後編の3つに分かれています。この記事は前編です。
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