一連の地震で石垣が崩れるなどして立ち入りが規制されている熊本城で、天守閣の近くにある加藤神社に通じる道路の規制が8日に解除され、参拝する人たちが訪れていました。 神社がある熊本城は、一連の地震で石垣が崩れたり建物が倒壊したりし、余震が続くなか一部を除いて立ち入りが規制され、神社に通じる道路も規制されていました。 その後、石垣の撤去や補強が進んだため通れるようになり、通行を規制していたフェンスが午前8時に取り除かれました。そして車で訪れた人たちが早速参拝したり、間近に見える天守閣を写真に収めたりしていました。 熊本県大津町から来た60代の男性は「参拝できるようになってうれしい反面、熊本城の被害があまりにもひどく、衝撃を受けています」と話していました。 加藤神社の湯田崇弘宮司は「熊本の人が清正公をお参りできない時期が続いたことは悲しいですが、少しずつ日常が戻ってきて大変うれしいです。多くの皆さ