あなたには何か素敵な製品のアイデアがある。製品化するために資金を集めようとクラウドファンディングサイトにプロジェクトを作った。 順調に資金が集まってきていると思いきや、ある日ひとりの出資者が「これと同じ商品がウェブショップにあるんだけど...」とメッセージを送ってきた。そのサイトを見てみると、これから量産しようとしているあなたのアイデアが、そっくりそのまま製品化したものがすでに売られているではないか。そして製品価格は自分が考えていた価格よりもずっと低い。クラウドファンディングのページには「もうすでにこんなに安価に販売されているものを高値で私たちに売りつけようとするのか!」という怒りの声。せめてもの救いは、このウェブショップがあなたが有り金をはたいて制作したプロモーション動画を流用しており、これであなたが発案者だということがわかることくらい...。 そんなクラウドファンディングの悪夢は、残念
お笑い芸人であり、絵本作家のキングコング西野亮廣氏。現在、西野氏はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で自身の絵本『えんとつ町のプペル』の個展を開催するための資金募集をしている。目標金額を当初180万円に設定していたが、最終的には約4600万円を超える金額を集めた。 西野氏がクラウドファンディングで資金を集めたのは今回が初めてではない。米ニューヨークの個展開催時や、絵本『えんとつ町のプペル』の制作費用でもクラウドファンディングを活用しており、どのプロジェクトにおいても目標で設定した金額以上の資金調達に成功している。 だが、西野氏にはもう一つの顔がある。発言や行動に対して、よく“炎上”するのだ。インターネットの光と影、正と負を西野氏はどうとらえているのか、話を聞いた。 西野さんはよくインターネットで炎上をしていますね。普通、炎上した人はネットから距離を置きたくなる人の方が多い。炎
クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、株式会社グローバルオフェンス iina-いのべのプロジェクト「Micro-USB・Lightningマグネットケーブル」が大炎上中です。 www.makuake.com 実は私もこのプロジェクトに出資しており、当ブログでも何回かご紹介してきました。 これまでも度重なる遅延はあったものの、それはクラウドファンディングなら許せる範囲のことでした。 しかし今回、とうとう私も許せないと感じる発表がありましたので、今回はこれまでの経緯等も含めてまとめていきます。 最初に 2月末、予定通りな進捗? 3月末、1度目の遅延報告 他社製品の輸入販売? 3月末、出荷予定の連絡が来た! 4月5日、出荷の連絡が…あれ? 4月7日、とうとう正式回答が 4月20日、もはや恒例行事の遅延発表 4月21日、突然のデザイン変更 続々と挙がってくる不具合報告 充電できない端
※写真は本文と無関係です。Photo by Dave Hong 飲食店の商売はきびしい。 店主の役割はいい料理を出すだけではない。開業資金を工面し、料理人や給仕を雇い、店を宣伝して、新メニューをつくり、家賃や材料費のバランスを調整し……プレッシャーや問題が増えるにつれ、つい弱気になってしまうこともある。 本来、飲食店の本業はうまいものを作って人々に喜んでもらうことのはず。にもかかわらず、それ以外のことにとられてしまう時間がほとんどだ。 そこで注目を浴びているのがIT技術だ。 ウェブサービスやアプリを使い、たとえば宣伝費をかけずに話題を作り、手間のかからない予約のしくみを整え、解析データによって流行にのったメニューをつくるなど、小さな店から大手チェーンまでもが新たな取り組みをはじめている。 新技術を導入したことで「年商が400万円も増えた」あるいは「2回転の店が3回転するようになった」という
朝日新聞社メディアラボは3月25日、クラウドファンディングの新サービス「A-port」をオープンした。サービス開始にあたり、映画やアートなどのプロジェクトを扱うクラウドファンディングの大手サイトを運営するMotionGallery(モーションギャラリー)と提携しており、決済システムや運営を同社がサポートする。 なぜ新聞社がクラウドファンディング事業に進出したのか、クラウドファンディングによりものづくりを支援することで何を目指していくのかなどについて、朝日新聞メディアラボの中西知子氏、荻沼雅美氏に話を伺った。 依然認知が少ないクラウドファンディングの魅力を定着させたい --まず、なぜ朝日新聞社がクラウドファンディング事業に進出するのか、その経緯を教えてください。 中西:きっかけは、朝日新聞のグループ内で開催した2013年の新規事業創出コンテストでした。 そもそもクラウドファンディングを知るこ
【山本一郎】それぞれのモンケン。クラウドファンディングのあした ライター:山本一郎 切込隊長 / アルファブロガーにしてゲーマー。その正体は,コンテンツ業界で今日も暗躍(?)する投資家 切込隊長:茹で蛙たちの最後の晩餐ブログ:http://kirik.tea-nifty.com/ プロジェクト,それは儚い。プロジェクトと言っても,それを形作るのは人間であって,人間の塊がグループでありネットワークであり組織である以上,人間同士の些細な心の機微や触れ,すれ違いによって,容易にプロジェクトは崩壊し,共に誓ったはずの夢も野望も崩れ去るわけである。 ビジネスによって繋がれた人間の絆はまだ割り切りがきくので,一般的には組織に入るのも出るのもそこまで困難ではない。まあ,たまに辞めさせてくれないブラック企業とか,学生ノリが抜け切れないまま甘えに支配された会社などもあるんだけど。でも,ビジネスによって作られ
今月発売されたオーディション専門雑誌「月刊デ☆ビュー」(オリコン・エンタテインメント)の2014年9月号では、「“声優大国ニッポン”でチャンスをつかめ!『声優』より素敵な職業はない!」と題し、声優オーディション特集が組まれている。最近ではアニメが若い世代を中心に市民権を得てきたこともあり、その花型とも言うべき声優は、若い子たちにとって憧れの職業となりつつあるのだ。中には、現役アイドル以上にアイドル視されている若手声優も少なくない。そのため現在では、アイドルになりたいと思っている子たちさえ、声優になることを視野に入れていたりする。 さて、そんな声優ブームに湧いている昨今であるが、実際どのくらいの人たちが声優として食べていけるのだろう。これについては以前、人気声優の浪川大輔がテレビバラエティに出演した際に少し語ったことがある。浪川によると、日本全国で声優だけで生活が成り立っているのは300人程
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く