エンジニアである読者の皆さんは、ことあるごとに「英語を学ばないといけない」というどこか脅しにも似た話題に触れているのではないでしょうか。しかし、なにを、どうやって、どのくらい学べばいいのか、明確な答えを持っている人は多くありません。 そこで今回はCommon Lispというプログラミング言語の若手エース、深町英太郎氏に寄稿文を依頼し、エンジニアならではの英語との接点や、学習の動機付けについて、本音をまじえて語っていただきました。 深町英太郎さん寄稿文 2015年の春、私はロンドンの郊外にあるゴールドスミス・カレッジのロビーでMacBookの画面を睨んでいました。奥の講堂ではLispのカンファレンス「European Lisp Symposium (ELS) 」が行われている最中。本来であれば私もその場に参加しているべきなのですが、自分の発表がもう1時間後に迫っている中で悠長に他人の話を聴け
夏目漱石が英語教師をしていたとき、”I love you”を「我、君を愛す」と訳した生徒に対し、「日本人はそんなことは言わない。『月が綺麗ですね』とでも書いておきなさい」と言ったという有名なエピソードがあります。(今でこそ「愛してる」という表現は日本でも市民権を得ていますが) このように、たとえ直訳できてもその文化的背景の違いから全く違う意味に捉えられたり、場合によっては無礼にあたることもあります。特にビジネスシーンでは無礼のないようにしたいものですよね。 そんな英語に直訳すると勘違いされてしまうフレーズや、英語には存在しない日本語独自の表現の、ネイティブ風な言い回しをご紹介します。 1.「お疲れさまです」 社内の同僚に向けて毎日のように使うフレーズの代表格が「お疲れさまです」でしょう。同僚の労をねぎらう日本ならではのフレーズですが、このような文化は英語圏にはなく、直訳して”You mus
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