米NVIDIAは6月23日(現地時間)、簡単なベタ塗りを風景写真のようにAIが自動変換するツール「NVIDIA Canvas」の提供を始めた。公式サイトでβ版を無料公開している。 例えば「山」のペンで三角形を描くと、風景写真に写るようなリアルな山に変換。ペンは「雲」や「草」「岩」など15種類を用意し、これらを組み合わせて風景のイラストを作成する。光の当たり具合など、イラストの雰囲気を9種類から選べる機能も搭載。ファイルはPNGかPSD形式で出力できる。PSD形式の場合はレイヤー分けも可能で、「Photoshop」に編集作業を引き継ぐこともできる。 同社が2019年に公開したAI技術「GuGAN」を活用。現実の写真500万枚以上を学習した、ディープラーニングアルゴリズムの一種「Generative Adversive Networks」(GAN、敵対的生成ネットワーク)を使い、画像を生成する
ユーザーローカルは1月8日、入力された文章を「エンタメニュース」「趣味の話」といったカテゴリーに自動で分類する「ユーザーローカル テキスト自動分類AI」の無償提供を始めた。AIが文章を分析し、テーマや書き手の感情を推定する。 AIは、入力された文章を「仕事」「恋愛」など13のカテゴリーに振り分ける「ニュースカテゴリー分類」と、「肯定的」「否定的」といった感情に分類する「感情カテゴリー分類」の2パターンに対応。 ユーザーがExcelで作ったカテゴリー分け済みの文章の表を、教師データとしてアップロードすれば、オリジナルのAIを作成できる機能も搭載している。 具体的な用途としては、企業に届いた問い合わせメールの振り分けや、アンケート結果の分類、作品へのレビューやコメントの感情ごとの分類などを想定。今後は作成したオリジナルのAIを外部システムに組み込むためのAPIを提供する予定。 関連記事 Web
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