なぜ、本を読むのか? Why do we need to read books なぜ、本を読むのか?本書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれた本の中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の
なぜ、本を読むのか? Why do we need to read books なぜ、本を読むのか?本書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれた本の中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の
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アメリカから帰ってきた。何度かここで書いてるんだけど、あるテレビ局がアメリカでのスタンドアップコメディの挑戦を特番で1ヶ月間密着をしたいと言われビザを取りに行く直前。僕がTwitterで「大麻を合法化したほうがいい」発言をし、それでテレビ局が番組にふさわしくないと急に仕事をキャンセルされ1ヶ月無職になった僕はとりあえずひとりでアメリカに行こうと思い7月の1ヶ月間でLA、テキサス、ニューヨークを旅をしてきた。 テキサスではオースティンという街の語学学校に通って寮で生活をした。授業は昼の2時から5時までの3時間を先生と二人きりのマンツーマンで。だいたい、午前中はネタを書き、それを友達に英語にしてもらい、昼に学校に行きマンツーマンレッスンで先生に作ったネタの発音を教えてもらった。特に芸人は教科書に載っていないスラング英語を使うらしく先生が特別に「やばい」とか「ちょー」みたいなスラングの英語を沢山
それでも「情報に触れていたかった」 出版物にせよWEB上のものにせよ、ヘイトな右傾コンテンツの根本は、今や思想というより「商業」になっている。それは基本、金儲けの手段だ。 商業的に瀕死状態にある紙媒体が、「最も紙媒体を消費し、最も金を持つ層」として高齢男性をターゲットにするのはマーケティング的には全く正しいこと。その層に響くコンテンツとして健康情報や「どのように死ぬか」と同列に「右傾コンテンツ」があるのも、やはりマーケットとして有望だからだ。 売ることを優先した右傾コンテンツには容赦がない。古くからある保守言論本ならまだしも、粗製乱造されたネット右翼本はエビデンスに乏しく、「あなたたちが懐かしく思っている美しいニッポンが失われたのは、戦後のGHQ統治下で“作られた憲法”や、中韓による“歴史の改変”のせいである! ニッポンは失われたのではなく“奪われ捻じ曲げられた”のだ!」といった論調で読者
元号が変わって間もなく、父がこの世を去った。77歳。ステージ4の肺腺がんと告知されてから3年頑張ったが、どうしても口から飲み食いできなくなると、急速に痩せ衰えて逝ってしまった。 けれど、あまりにもすんなりと日常生活に戻れてしまう、映画や小説の中の「息子」のように父の死を哀しめない自分がいる。そんな自分に対して人として何か欠けたものをモヤモヤ感じつつ2度目の月命日を迎えたころ、わだかまりの輪郭がくっきりと浮き彫りになってきた。 晩節の父は、どうしてネット右翼的な思想に染まってしまったのだろうか? *** ■「007」が黒人女性に! 政治的正しさはどこへ向かうのか── 遺品PCに残された多数の右傾コンテンツ 遺品整理として父のノートパソコンの中を覗くのは、大きな心理的苦痛を伴う。ブラウザのブックマークを埋める、嫌韓嫌中のコンテンツ。偏向を通り越してまず「トンデモ」レベルな保守系まとめサイトの数
ゲンロン、ゲンロンカフェに寄せられたご意見・ご感想にスタッフがお答えします。 ご意見・ご感想はこちらから→https://forms.gle/vzoHiUKKFxYXNBdk6 ゲンロン ゲンロンカフェ ゲンロン友の会 <ゲンロン友の声> こんにちは。都内の男子高校生です。質問なのですが、東さんはなぜ日本を変えようと、世界を良くしようと考えるのですか? 今の日本の状況が深刻であり、また現代の人類が多くの問題を抱えている事は理解しています。しかしそれらを考える事や、変えようと何か行動をおこす事は、非常に憂鬱で大変な事だと思います。(多くの人は変わることを望んでないし、自分さえ良ければ世界なんてどうでもいいと思ってる。正しいことを言っても理解してもらえないし、変化の兆しは全く見えない。) 生前の行いが死後どう影響するのかというのは、私たちが人間である限りわかりませんよね。それに東さんは人生は一
国境線上の蟹 31 安東嵩史 25 「みんなが恐ろしい」 今日も、アメリカを走る。 ロス・アンジェルス、虚飾と刹那にあふれたハリウッドやビバリーヒルズに背を向けて南へ1時間も行けば見えてくる黒々と青い空の下を。カンザス、冬の陰鬱な曇り空のもと永遠に続くような灰色の大平原の中を。ミシガン、フリーウェイの路傍に一瞬現れてはそのまますっ飛んで行く十字架と廃屋の群れを見やりながら。ニューメキシコ、「この世」という概念が発生するはるか以前から変わらずに存在する赤土の大地を。 「アメリカを知る」とは、いったいどういうことなのだろうか。この国を、いや、この「概念の帝国」がかろうじてへばりついているこの広大な大陸を走り、そして歩くほど、それはわからなくなってくる。 ニューヨーク・シティ、早口で話す人たちと飛び交う黄色いタクシー。エル・パソ、カラフルな喧騒にあふれた国境地帯バリオ・セグンドで縦横無尽に耳をか
シリコンバレーのリーダーたちやソーシャルネットワークを「罪人」を一刀両断、「人工知能は幻想だ」と断言する、若き天才哲学者マルクス・ガブリエル。彼は哲学だけが私たちを救うことができるのだという。 ボン大学国際哲学センターの美しい学生寮の廊下を、世界中の若者たちが歩いている。彼らは“哲学界のロックスター”として注目を浴びるマルクス・ガブリエルの指導のもとで「考える」ためにやってきた、ポスドクたちだ。 ガブリエルは、「新実在論」を説く一人であり、地に足のついた思想家だ。彼は日々のぬかるみ──政治、フェイクニュース、デジタルの導師たち、そしてドナルド・トランプ──の哲学的側面に興味を持っている。 そして彼は、哲学はいままでになく必要とされていると主張する。思想家たちは、彼らを取り巻く世界を“診断”するだけでは充分ではない。彼らはそこに変化を起こそうとしなければならないのだ、と。 「哲学者として、私
「池上彰に聞く どうなってるのニッポンの新聞」という本を興味深く読みました。特に朝日新聞に汚点を残す形となった「吉田調書」報道と慰安婦報道の誤報問題から新聞報道のあり方、新聞記者の役割などは参考になりました。 本の中で、記事に「イーハン(1翻)つける」という業界特有の言い回しが出てきます。以前から見聞きしていた言葉でしたが、「より特徴のある記事にするために、よりインパクトの強い切り口で報じる」という意味だと説明しています。 マージャン用語ですが「あがり役」が難しいほど「ハン」が増えて点数が加算されることから、転じてこのように言います。朝日新聞だけは、「角度をつける」というそうで、「記事の角度のつけすぎが事実を捻じ曲げた」結果、一連の誤報問題につながったと指摘しています。 本の中で池上氏は「記者というのは記事を書くときに、『この内容だと載るのは社会面、いやひょっとすると地方版かもしれないな』
私のもとには、ミソジニー(女性嫌悪)からくるバッシングが日々、数えきれないほど届きます。そういう「目立って叩かれやすい三浦瑠麗が、どうやって嫌がらせや生きづらさを克服してきたのかを書いてほしい」というのが編集者からのオーダーでした。 誰にでも通用する解決策やハウツーなんて存在しないから、そのオーダーに正面から深く応えるには、自伝という形を取るしかありませんでした。半年ほどその依頼を放置していた後、そのことに気がつきました。 10日間、昼間は机に向かい、寝て起き出してはまた書いてを繰り返し、頭の中にあった幼少期の記憶を思い出して、一つずつのシーンとして書きとめていきました。 孤独だったときの記憶。女であることの意味に気づいたり、気づかなかったりしたときの記憶。"そのとき"の自分の思いをしっかり捕まえながら、書いていく作業でした。 だからこの本は、性的被害をテーマにした本ではないんです。書く作
月曜から金曜で、平日の深夜のニュース番組での最初の1週間が終わった。 『NEWS 23』のキャスターに就任した小川彩佳アナウンサーのことである。 この1週間で彼女が務めたニュースキャスターとしての仕事の中には、時代の寵児といわれる人たちへのインタビューがあった。 VTRのインタビューもあれば、生放送のインタビューもあった。 筆者が驚いたのは、特に彼女が見せた”生放送のインタビュー力”の高さである。 実はニュースキャスターという仕事をしている人の中にも「インタビューが苦手、特に生放送でのインタビューは」という人が 少なくない。 生放送で相手の返答に合わせながらどんどん質問を変えていきながら会話を盛り上げて聞きたいポイントを聞き出す。 それができる人が望ましいが、これは百戦連覇のテレビ記者でもなかなか持てない能力だ。得意なジャンルもあるが苦手なジャンルもあるなど、人それぞれだ。 初日(6月3日
気鋭の哲学者として注目を集める千葉雅也さん。2017年刊行の『勉強の哲学 来たるべきバカのために』(文藝春秋)は“東大・京大で一番読まれている本” (*)になるなど、4万5000部を超えるヒットになった。 ツイッターで筋トレ関連のポストも多い千葉さんは、同書でも勉強と筋トレの共通性に触れている。昨今広がる自己啓発としての筋トレブームについてはどう見ているのか。千葉さんに話を聞いた。 *17年4月に東京大生協本郷書籍部・人文書部門および京都大生協・一般書部門で1位、5、6月に東大生協駒場書籍部で1位を記録 ■あわせて読みたい ・『筋肉体操』で話題 小林航太「自信がないから筋トレしてた」 ・羽田圭介「筋トレより大事なことがある」ビルダー以外の過剰な筋トレは不毛と結論 ・「筋トレは脳を賢くする可能性がある」石井直方・東大教授の筋トレ談義 ・自己啓発系の筋トレ本がヒット 筋トレは果たして“万能”な
CULTURE CITY OF AMORPHOUS <平成最後の>と一度でも口にした者共を、少なくとも文学界は処分すべきである / 菊平成孔の最後の日——連載「次の東京オリンピックが来てしまう前に」25 2019.04.30 TUE 「2020年」に向けて、大なり小なり動きを見せ始めた東京。その変化の後景にある「都市の記憶」を、音楽家/文筆家の菊地成孔が、極私的な視点で紐解く連載シリーズ第25回! TEXT BY NARUYOSHI KIKUDAIRA ILLUSTRATION BY YUTARO OGAWA ノロマもここに極まれり、自分の名前に「平成」の「成」が入っていることに、更には、「平成孔」とすれば、「たいら なるよし」と読め、これが植木等が演じた伝説の<無責任男>である「平等(たいら ひとし)」へのオマージュになることに、この3月の終わりぐらいに気がついた私は、一体30年間何をし
ハフポスト日本版ニュースエディター。 関心分野は医療、介護、性について、選択的夫婦別姓、動物など。あとアニメとマンガが好き。
お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(38)は福井県おおい町出身。原発や沖縄の基地問題などについての自身の考えを、臆せずにSNS上でも発信しています。ふるさとに立地する原発や笑い、表現について考えていることを聞きました。 「そういうもん」を考える ――どうして芸人に。 テレビの中のさんまさんやダウンタウンさんとかを見て、腹抱えて笑って。「俺もあっちの世界行きたいなあ」って思った。振り返ってみたらそれ以外は真っ暗でした。テレビの中のあの空間が闇の中の光だった。そこに入りたかった。 ――真っ暗? 勉強ができなかったんです。中学時代は79人中79位。スポーツもできない。もう衝動ですよね。行きたいと思ったら行きたい。それで、小浜水産高校(福井県小浜市)を2年で中退して、18歳で吉本(NSC=吉本興業の芸人養成所)に入った。 ――その頃から好奇心旺盛だったんですか。 これは福井の田舎
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