食料増産のため、静岡県に「陸軍農耕勤務隊」として動員された朝鮮半島出身兵士の名簿。本籍や氏名、所属先などが記録されている=竹内康人さん提供(一部画像を加工しています) 太平洋戦争中に朝鮮半島から動員された軍人・軍属約26万人の全配属部隊と配置先が、近代史研究家の竹内康人さん(54)=浜松市=の調査で明らかになった。日本政府が韓国政府に引き渡した軍人・軍属関係の名簿を調査した。朝鮮半島出身の軍人・軍属は人数や配属地など詳細が不明だったが、アジア・太平洋全域に配備された全体像が初めて判明した。多くの犠牲者を出したニューギニア戦線で朝鮮半島出身者が配属された全部隊名と人数など、初めて明らかになった事実も多い。【扇沢秀明】 竹内さんが調査した名簿は、旧陸軍「留守名簿」(16万148人)▽「工員名簿」(2102人)▽「軍属船員名簿」(7046人)と、旧海軍「軍人軍属名簿」(10万778人)。旧陸海軍
下記参考資料1~5を紹介。 参考資料1・2:略歴 参考資料3:略歴、墓碑の写真・碑文の翻刻 参考資料4:略歴と碑文の翻刻 参考資料5:生涯に関する比較的詳細な記述あり。 なお、出典として挙げられた『回天実記』(須佐郷土史研究会編「温故」第2~6号所収)は、ウェブ上でPDFファイルとして見ることができる。 ・須佐郷土史研究会 > 「温故」総目次 http://www.geocities.jp/susakyodoshi/menu/kyodoshiken.htm (最終確認日:2010/08/01) <調査プロセス> 『山口県百科事典五十音順細密総索引』『近世防長人名事典 増補』『防長維新関係者要覧』『現代防長人物史』『明治維新人名辞典』『幕末維新人名事典』に項目なし。 NDL-OPAC、CiNiiにて、キーワード「多根卯一」でヒットなし。 当館ホームページ「ふるさと文献情報検索」より、参考資料
京都大で見つかった傾斜計=ジェームズ・モリ教授提供 地球は、月と太陽の引力でゴムまりのように伸び縮みする変形を繰り返している。この変形を100年前に日本で初めて観測したドイツ製の傾斜計が、京都大の敷地のがらくたの下から見つかった。由来を調査した国際高等研究所(京都府木津川市)の竹本修三フェローは「戦争中につぶされ金属資源にされたと思っていた。歴史的な装置が見つかってうれしい」と喜んでいる。 京都大防災研究所のジェームズ・モリ教授らがこの夏、上賀茂地学観測所(京都市北区)のがらくたの山の中から見つけた。直径50センチほどの釜のような円筒の中に、地面の傾きによってわずかに動く棒やその動きをとらえるための装置が入っていた。細かい部品は見つかっていない。 竹本フェローによると、この傾斜計は19世紀に作られたドイツ製。日本の地震学の基礎を築いた大森房吉(おおもり・ふさきち)(1868〜1923
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