27歳のニュージーランド人青年ケリー・サベジさんの死は、今日7月19日に東京発のニュースとして世界中に大きく報道されるはずだ。 ケリーさんは精神病を患っていたが、入院先となった神奈川県大和市の精神科病院でおよそ10日間にわたる身体拘束の後で、 心臓発作を起こして意識不明になり、別の病院に運ばれたがそこで死亡した。 日本の精神医療の現場における身体拘束は一般的に改善の必要性が叫ばれながらも欧米社会のそれと比べると回数や頻度が多くて後進的と指摘されているが、そうしたなかでの今回の死亡事件は日本の精神科病棟のあり方を問う声が内外から上がりつつある。 もちろん何が事実なのかは今の段階ではわからない。 ニュージーランドなどの報道によればケリーさんの死と精神科病棟での身体拘束との因果関係について、病院側は否定しているという。 今日7月19日(水)午後3時から、厚生労働省の記者クラブでケリーさんが精神科