26日午後4時50分ごろ、兵庫県明石市明石公園の旧明石市立図書館の屋上で、ミイラ化した遺体を男子高校生(15)が見つけ、隣接する県立図書館の職員を通じて110番した。 兵庫県警明石署によると、遺体はあおむけに倒れており、目立った外傷などはなかったという。死後長期間が経過しているとみられ、性別や年齢は不明。黒いTシャツとズボン姿で作業靴を履いており、周囲にリュックサックと飲料水のペットボトルが落ちていた。同署は身元や死亡の経緯などを調べている。
東京都内の図書館や大型書店で「アンネの日記」などの本300冊余りが破られた事件で、逮捕された男の精神鑑定を行った結果、事件当時は心神喪失の状態だったと判断されたことが関係者への取材で分かりました。 東京地方検察庁は近く男を不起訴にするものとみられます。 この事件は、東京都内の図書館や大型書店で「アンネの日記」などの本300冊余りが破られているのが見つかったもので、東京・小平市の36歳の無職の男が、杉並区の2つの図書館で合わせて40冊余りを破ったなどとして、器物損壊などの疑いで警視庁に逮捕されました。 これまでの調べに対し男は、一連の事件への関与を認めていましたが、動機について意味の分からないことを話したことなどから、東京地方検察庁はことし4月から2か月間にわたって専門家による精神鑑定を行い刑事責任を問えるかどうか調べていました。 関係者によりますと、鑑定の結果、男は事件当時、心神喪失の状態
老若男女に愛される国民食、カレーライスがなぜ、こんな形で使われなければならなかったのか。東京都荒川区で区立図書館の返却ボックスにカレーを流し込み、本をカレーまみれにさせたとして、北区のアルバイトの男(61)が2月、警視庁に器物損壊容疑で現行犯逮捕された。同じ図書館ではほかにも同様の被害が3件相次いでおり、男はいずれも関与を認め、「スカッとした」と供述している。捜査幹部もあきれる子供じみた犯行動機とは…。(宇都宮想)黄色く、スパイシーな液体を返却ボックスに…「アルバイトがつらかった」 JR日暮里駅に近い、荒川区立日暮里図書館。閉館し、人けがなくなった2月28日午後10時半ごろ、張り込んでいた警視庁荒川署の捜査員の目の前を、不審な男が通り過ぎた。 男は周囲を警戒しながらゆっくりと返却ボックスに近づく。手にはプラスチック容器を持っている。図書館入り口は格子状のシャッターで閉ざされており、格子の間
「アンネの日記」やその関連図書のページが大量に破られるという被害が昨年から今年にかけ、東京都内の公立図書館で相次いでいる。被害は少なくとも250冊以上になるとみられ、範囲も23区だけでなく市部にも及ぶ。 「アンネの日記」は第二次世界大戦中にオランダでナチスのユダヤ人迫害から逃れるために屋根裏に住んだ少女、アンネ・フランク(1929〜1945)がつづった日記。世界的なベストセラーとなっており、児童書コーナーに置かれているものもあることから、図書館側では警察に被害届を出すなど警戒を強めている。 ハフィントンポストが2月20日現在、確認できただけでも、新宿区、杉並区、豊島区、中野区、練馬区、東久留米市、西東京市の各図書館で、合計250冊以上の本が被害にあったとみられる。いずれも「アンネの日記」やその関連図書などで、本の内部が何十ページにわたって破られるという手口だった。書籍にある特定の記述を狙っ
8月半ば、漫画家・中沢啓治氏(故人)の代表作『はだしのゲン』が、昨年末から松江市立小中学校の図書館で「閉架」(オープンな書棚に並べず、自由に閲覧できない)の状態にあることが一斉に報じられた。市の教育委員会が閲覧制限を求めたのに応えた措置とのことだ。 学校附設のものながら、公共の図書館が外圧によって蔵書の扱いを変えた。こうした「事件」が起こるたびに、「図書館」というものの機能と役割について考えさせられる。 図書館はあらゆる外圧からの独立を守られるべきである。これが、記者の立場だ。今回の事件を、日本社会の右傾化を象徴する出来事として捉える向きが多い。だが、今回の圧力が、たまたま、どちらかと言えば政治的に「右」に位置する立場からのものだっただけだ。公共図書館は、政治的な立場の左右にかかわらず、常にこうした外圧にさらされて来た。 例えば、2001年、政治的にはまるで「逆」の事件が起こっている。千葉
[シカゴ 31日 ロイター] 米シカゴの女性が30日、78年前に貸し出されていた本を図書館に返却した。女性は、逮捕されるのではないかとおびえていたという。 シカゴ公共図書館に返却されたのは、アイルランド出身の作家オスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」。希少な限定版で、図書館から貸し出されたのは1934年だった。 返却に訪れたハーリーン・ホフマン・ビジョンさんは、母親の持ち物の中から、図書館のスタンプが付いている本を発見。同図書館で延滞料金免除のイベントが行われていたため、本を返すチャンスだと思ったという。図書館の担当者は、逮捕されるのではとおびえていたビジョンさんに対し、返却してくれた礼を告げた。
2011年1月30日付けで、エジプトのアレクサンドリア図書館(BA)が、館長声明を発表しています。同館スタッフやデモ代表者等の尽力により、図書館は無事であるとのことですが、同館は今後、夜間外出禁止令が解除され、事態が鎮静化するまで数日間休館するようです。なお、IFLAのウェブサイトにも、29日付けで同館館長からの電話を通じた声明内容が掲載されています。 To our friends around the world: The Events in Egypt (2011/1/30付け Bibliotheca Alexandrinaのプレスリリース) http://www.bibalex.org/news/newsdetails_en.aspx?id=3128 Statement from Ismail Serageldin, Director of the Library of Alexan
岡崎市立中央図書館向けのクローラーを動かしていた男性が逮捕された事件、いわゆるLibrahack事件について、図書館業界の観点からの問題点の指摘と行うべき対応については先日、当ブログでも言及し*1、また図書館問題研究会からの声明もありましたが*2。 Librahack事件は図書館の問題としてだけではなく、技術者と社会、中でも司法=法律家との考え方の違いの問題、としても大きな注目を集めているように思います*3。 昨日はその「技術屋と法律屋の問題」という点から議論が行われた、デジタルフォレンジック研究会と情報ネットワーク法学会共催のイベント、「ウェブアクセスの自動化と業務妨害について」に参加してきました。 http://www.digitalforensic.jp/expanel/diarypro/diary.cgi?no=257&continue=on 情報ネットワーク法学会 テーマ:ウェブ
The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 「図書館から新着図書データを自動で取得するプログラムを開発、実行した結果、図書館のシステムが脆弱だったためサービスが停止。結果、図書館はサイバー攻撃と見なし県警に被害届を提出、プログラム開発者は逮捕拘留の末、不起訴処分となる。このことについて図書館長は「違法性がないことは知っていたが、図書館に了解を求めることなく、繰り返しアクセスしたことが問題だ」と発言。」 これが愛知県岡崎市立図書館で発生した事件の概要。 事件の経過や詳細は、 岡崎図書館HP大量アクセス事件について / さかなの目 岡崎市立中央図書館事件 議論と検証のまとめ / Vipper_The_NEET twitter ハッシュタグ #librahack を参照して頂きたい。 プ
愛知県内の男性(39)が、自作プログラムで図書館ホームページから新着図書の情報を集めたところ、サイバー攻撃を仕掛けたとして逮捕された。しかし、朝日新聞が依頼した専門家の解析によると、図書館ソフトに不具合があり、大量アクセスによる攻撃を受けたように見えていたことが分かった。同じソフトを使う全国6カ所の図書館でも同様の障害が起きていたことも判明。ソフト開発会社は全国約30の図書館で改修を始めた。 この問題は同県岡崎市立図書館で起きた。ソフトには、蔵書データを呼び出すたびに電算処理が継続中の状態になり、電話の通話後に受話器を上げたままのような状態になる不具合があった。一定の時間がたつと強制的に切断されるが、同図書館では10分間にアクセスが約1千件を超えると、ホームページの閲覧ができなくなり、大量アクセスを受けたように見えたという。 男性はソフトウエア技術者で、岡崎市立図書館から年に約100冊
自作のプログラムを使っていたら、突然警察に逮捕された。図書館ホームページからの情報入手を巡る事件では、IT技術者から不安や懸念の声が上がっている。逮捕の背景には、図書館がコンピューターの管理をメーカー任せにしている問題があるほか、捜査当局のITの知識を疑問視する声も上がっている。 ある自治体の図書館で働く職員は「図書館はシステム面で当事者意識が乏しすぎる」と図書館側の問題を指摘する。指定管理者制度で一般企業から図書館に入ったが、引き継ぎ時にシステムの仕様書がなかった。「文系が多く、メーカーに『難しいことはわからないからやっておいて』という態度が目立つ」という。 事件の舞台になった岡崎市立図書館と同じソフトを使う別の図書館では、朝日新聞が不具合を指摘したのに対し、「システムのことは全部メーカーに任せている。その件でもきちんとやってくれると思う」と回答した。 日本図書館協会の松岡要事務局
librahack事件について 現在twitter(ツィッター)などネット上でlibrahack(りぶらハック)事件というものが騒がれているようです。たとえばtwitterでは#librahackというハッシュタグ(キーワード)をつけたtweet(つぶやき)が盛んに交わされています。 さてこのlibrahack事件とは、ある人が、今年の3月から4月に岡崎市立中央図書館りぶらのWebサーバに直接アクセスして情報を取得しようとしたところ、図書館側のシステムにエラーが発生し、一時ホームページなどが閲覧しにくい状態になるなどしたため、図書館側が警察に被害届を提出。愛知県警は5月24日に本人を逮捕したが、その後6月中旬に起訴猶予処分(不起訴)となった事件のことです。 この事件の詳細は、その本人が作成された<http://librahack.jp>をご覧下さい。 また、雑誌「日経コンピュータ 8/4号
http://librahack.jp/ 事実関係について詳細には知り得ないので、あくまで感想にとどまりますが、犯罪としての業務妨害が成立するためには、用いる手段が、社会通念に照らし違法と評価されるものである必要があり、しかも、そのような業務妨害行為が、業務妨害の故意(犯罪を犯す意思)に基づいている必要があります。故意については、未必の故意(業務を妨害しているかもしれないが、それでも構わないという内心の状態)も理論上は含みますが、客観面及び主観面の両面で、当該行為が業務妨害としての実態を備えているかどうかということが慎重に見られなければならないでしょう。 上記のサイト内の なぜプログラムを作ったか http://librahack.jp/okazaki-library-case/purpose.html どんなプログラムを作ろうとしていたか http://librahack.jp/okaz
技術論文 2009年7月発表岡崎市図書館交流プラザ図書館システム 要旨 岡崎市図書館交流プラザ(愛称:Libra:りぶら)は、「図書館」、「市民活動支援」、「文化創造」、「交流」の4つの機能を融合させた複合施設で、建物の基本設計から企画運営まで市民参加型の活動により推進されたプロジェクトである。 岡崎市立中央図書館は、2008年11月のLibraオープンに合わせて旧中央図書館からLibra内に移設され、延床面積は3.2倍の8000m2、蔵書数は約2.3倍の100万冊(開館当初は、約60万冊)に拡張された。 新システムでは、日本トップクラスの図書館に相応しい質の高いサービスを手軽に利用できるように、「自動貸出装置」「自動出納書庫」「自動仕分機」「無断持ち出し防止装置」等の機器導入や「AVブースセルフ予約」等のシステム化を行った。また、郷土資料や洋書の検索利便性向上、ホームページのリニューアル
逮捕されたことについて不満はございません。大変なご迷惑をお掛けしました事、深くお詫び申し上げます。 岡崎図書館事件の真実を検証 この事件のまとめは終わりです 以上でこの事件のまとめは終わりです。 逮捕されたことについて不満はございません。 限られた予算(税金)で運営されている公共施設のサービスに、大手企業のサービスと同じような感覚でアクセスしてしまった、 相手サーバのパフォーマンスを自分勝手に予測し、レスポンスに気を配らなかった、 相手サーバからのレスポンスHTTP500を細かくハンドリングせず単にスキップだけしていた、 固定IPのレンタルサーバ(3月14日から3月31日、cronで起動)と、プロバイダより割り振られるIPの自宅や実家(4月2日から4月15日、Thinkpadを持ち運んで自宅と実家から手動で、日毎にどちらか一方から)、合計3カ所からアクセスしていた、 などなど私に配慮が足り
各社新聞記事について比較表を作成しました。 コンピュータやネットにあまり詳しくない方々が情報を伝達した結果、食い違いが生じたようです。 項目 私がやったこと Webサーバ 警察資料 朝日新聞 中日新聞 読売新聞 日 [...]
岡崎図書館事件について各紙が報じたものを調べました。すべて逮捕された翌日の朝刊に掲載されたものです。 朝日新聞 図書館HPにアクセス3万3000回 愛知県警 業務妨害容疑、38歳を逮捕 愛知県の岡崎市立図書館のホームページに集中的にアクセスし、閲覧しにくくしたとして、愛知県警は25日、ホームページ作成会社社長を業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。 県警生活経済課と岡崎署によると、容疑者は、4月2日から15日にかけて、岡崎市中央図書館のホームページに、計約33,000回のアクセスを繰り返し、ホームページを閲覧しにくい状態にしたという疑いがある。 同図書館のホームページ管理用サーバーには、3月中旬からの約1ヶ月間に、容疑者の自宅のパソコンなど特定の端末から計約64,000回のアクセスがあり、その影響でホームページの閲覧は21回停止されていた。 同課によると、容疑者は1回ボタンを押すだけで、1秒に
米国では、学生たちがメールやSNSなどで呼びかけ合って突発的に集まり、大騒ぎをする“Flash Mob Rave”に見舞われた大学図書館がいくつか出ています。Library Journal誌によれば、2008年の秋学期最終週にノースカロライナ大学チャペルヒル校の図書館で行われたのが始まりで、2009年4月にはケンタッキー大学、テネシー大学チャタヌガ校でも行われました。テネシー大学チャタヌガ校では、夜11時に閉館している図書館の前に学生が集まり、図書館に入れるよう求め大騒ぎし、収拾がつかなくなったため、警察官が催涙ガスで強制的に解散させる事態となったそうです。当時不在だった同館の責任者は、学生たちの要求(?)に応じて開けるべきだったか、わからない、と心境を吐露しています。Library Journal誌のウェブサイトで紹介されている動画でも、図書館の館内で踊る大勢の学生に対し、なす術もなく立
ぼくは司書過程を途中で諦めたので図書館の自由とかについてはほんのちょっと囓っただけだけれど(ところで美術館って図書館だったっけ? まあいいや),これはひどい。 沖縄県立博物館・美術館(那覇市、牧野浩隆館長)で開催中の憲法9条をめぐる戦後美術展に出品予定だった、昭和天皇をモチーフにした版画作品について、県教育委員会と同館が教育的見地を理由に展示から除外していたことが分かり、表現の自由や公立美術館のあり方について物議を醸している。 作品は昭和天皇の写真と、原爆のきのこ雲や裸婦、人体解剖図などをコラージュした14点の連作版画「遠近を抱えて」。川崎市の美術家大浦信行さん(60)が30代のころ制作した。 同館で今月11日から始まった「アトミックサンシャインの中へ」沖縄巡回展に、東京とニューヨークでの先行展と同様に展示予定だったが、企画者の渡辺真也さんによると、開催決定前に館側から「この作品を出すなら
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