公文書修復技術者らに総裁賞=人事院 公文書修復技術者らに総裁賞=人事院 人事院は30日、国民からの信頼を高めた国家公務員を表彰する人事院総裁賞の受賞者を発表した。個人部門では、和紙やのりを用いた歴史的公文書の修復技術を確立した、独立行政法人国立公文書館業務課修復係長・有友至氏(59)に決定した。授与式は12月9日に行われる。 職域部門は、▽膨大な量の登記簿を20年以上かけてコンピューター化した法務省民事局総務課登記情報センター室▽最西端の沖縄県与那国島で税関業務に従事する財務省石垣税関支署与那国監視署▽瀬戸内海で長年浮遊ごみの回収作業や船舶の安全航行に貢献した国土交通省四国地方整備局海洋環境整備事業実施グループ▽最東端の東京都南鳥島で大型電波標識局の機能維持に尽力した海上保安庁千葉ロランセンター南鳥島ロランC局−の4団体を選んだ。 (2009/11/30-16:43)