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ブックマーク / jurosodoh.cocolog-nifty.com (75)

  • NACSIS-ILL料金相殺サービスの見直しは急務 - 愚智提衡而立治之至也

    何故かは知りませんが,9月5日の記事には未だに読者がいるようでありがたいことです. 先日もNACSIS-ILL料金相殺サービスが大学図書館のILLにもたらした悪影響について書きましたが,正直なところ,たかが1機関が各大学図書館における情報収集の手段を壟断し,その生殺与奪の権利をあたかも全能の神の如く握りつつあるというのは,果たして如何なものかと思います.NACSIS-ILL料金相殺サービスは,これまで各大学図書館とNIIが協力して作り上げてきた文献複写・現物貸借サービスの伝統と文化を破壊してしまったと言っても過言にはならないと,これまで10年ほど大学図書館の相互協力業務に携わってきた人間の一人として受け止めています. とにかく,相殺サービスに参加していない大学図書館に対する扱いがこれほど酷くなるとは,まったく予想していませんでした.国立大学図書館における複写・現物貸借料金の高騰,料金納入方

    NACSIS-ILL料金相殺サービスの見直しは急務 - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2010/01/28
    「現物貸借料一律1300円」はじめて聞いた……。そんなスローガンあったのか。/ああ。以前の記事で書いていた事例の話か。この記事だけじゃわかんないよ・・・
  • 第4回ARGカフェ&ARGフェスト@仙台 - 愚智提衡而立治之至也

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/06/22
    「配布物が昔から変わらぬ,如何にも「図書館」な雰囲気と内容のものなのが実に残念」
  • 第4回ARGカフェ&ARGフェスト@仙台(続き) - 愚智提衡而立治之至也

    承前 というより,これからが番か(^^;). 開場の16時ちょっと前に会場に行ったら,まだ前の部(新しい時代の図書館研究会)が終わっておらず,ちょっと待たされて不安になる(^^;).終わって会場設営が始まったと同時に受付して,席を確保.最初は後方に陣取ったのだけど,せっかくだからと前に出て場所を取り直す.プロジェクターの隣りに座ろうと思ったら,これが熱い(^^;).のでその後ろへ.ARGの主催者である岡さんにご挨拶.開始直前,発表者が集められて最後の確認.発表者のひとりに声をかけられる.「××さんも聞きたかったけど,と言ってました(^^;).どこでお知り合いになったんですか?」学生時代の古い知人の名前が出てきて軽く驚く.ところが驚きはそれで終わらない(^^;).出席者名簿を見たら,カミさんの同期生の方を見つけるし,それこそ古い知り合いで現在も仕事でお世話になっている方の名前もあるし,す

    第4回ARGカフェ&ARGフェスト@仙台(続き) - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/06/22
    おつかれさまでしたー。お会いできてよかったです。想像以上に柔和な方で驚きましたw
  • 図書館経営論の教材として使うによく - 愚智提衡而立治之至也

    朝日新聞の記事が【光る棚・コンシェルジュ…図書館を変える民間委託】【万引き対策に電子タグ構想】と連投された(^^;)おかげで影が薄くなってしまいましたが,数日前にほんの少し,図書館業界で話題になったこちらの包括外部監査報告書. 岡山市:外部監査 http://www.city.okayama.okayama.jp/soumu/gyoukaku/gaibukansa/index.html 平成20年度報告書 第8章(図書館について) http://www.city.okayama.okayama.jp/soumu/gyoukaku/gaibukansa/pdf/H20%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%94%A8%E5%88%86%E5%89%B2%E3%80%81%E5%9C%A7%E7%B8%AE%E7%8

    図書館経営論の教材として使うによく - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/06/10
    監査人から見た図書館像のレビュー。「僕らが業界の外に向かって何かを語る目的は「折伏」ではなく「説得」であり,「理解」を得ること」
  • ARGライトニングトークで話をします - 愚智提衡而立治之至也

    既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますがお知らせ. 2009-05-26(Tue): ライトニングトーク登壇者さらに2名確定-和知剛さん、熊谷慎一郎さん - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 http://d.hatena.ne.jp/arg/20090529/1243577486 にて既報の通り,6月20日に仙台にて,例のパスファインダーの話をします.岡さんにご紹介いただいておりますが,ARGに今回お話しする内容を,実はほとんど(?)書きました.ここからどの程度,枝葉が茂って花が咲きますか. [ARG-376] [まぐまぐ!] http://archive.mag2.com/0000005669/20090526080435000.html 一昨年来,blogで騒いだ(^^;)経過は国宮さんが手際よくまとめてくれているので助かりますm(_ _)

    ARGライトニングトークで話をします - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/05/31
    おお。wktk。
  • 新型インフルエンザの発生に伴い中止される学協会の総会・大会など - 欲訥於言而敏於行

    げんにとつにして,こうにびんならんとほっす:図書館系災害情報を収集できる範囲でお伝えすることが目標です とても全ては網羅できませんが,取り急ぎ. 歴史地理学会 大会・総会の開催中止について http://wwwsoc.nii.ac.jp/hist-geo/announcement%20.htm 第61回(社)日家政学会大会中止のお知らせ | (社)日家政学会 お知らせ http://wwwsoc.nii.ac.jp/jshe/news/up02.html労働法学会 / Japan Labor Law Association 2009年5月17日(日)大会は中止となりました。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jlla/ 日語学会春季大会中止のお知らせ | 日語学会-お知らせ http://wwwsoc.nii.ac.jp/jpling/osirase.html#

    新型インフルエンザの発生に伴い中止される学協会の総会・大会など - 欲訥於言而敏於行
  • 新型インフルエンザに対する大学・大学図書館の対応(大阪府) - 欲訥於言而敏於行

    げんにとつにして,こうにびんならんとほっす:図書館系災害情報を収集できる範囲でお伝えすることが目標です 確認次第,順不同で随時掲載していきますが遺漏,リンク切れ等はご容赦ください. 【重要】新型インフルエンザ情報(第9報) 大阪府下での新型インフルエンザの発生に伴う全学休講等について | 大阪大学/トピックス http://www.osaka-u.ac.jp/jp/press/newtopics.html#article818 新型インフルエンザにともなう図書館の開館について | Osaka University Library News http://www.library.osaka-u.ac.jp/news/news2009/090518flu.htm 【重要】新型インフルエンザ発生における対応について(第6報) --大阪教育大学-- http://www.bur.osaka-kyo

    新型インフルエンザに対する大学・大学図書館の対応(大阪府) - 欲訥於言而敏於行
  • 新型インフルエンザに対する大学・大学図書館の対応(兵庫県) - 欲訥於言而敏於行

    げんにとつにして,こうにびんならんとほっす:図書館系災害情報を収集できる範囲でお伝えすることが目標です 確認次第,順不同で随時掲載していきますが遺漏,リンク切れ等はご容赦ください. 神戸大学トップページ / 2009年5月16日 お知らせ http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2009_05_16_01.htm 図書館は全館開館しています。 - 神戸大学附属図書館 http://www.lib.kobe-u.ac.jp/www/modules/news/index.php?page=article&storyid=171 兵庫教育大学 | 新型インフルエンザの感染者が国内で確認されたことの対応について http://www.office.hyogo-u.ac.jp/gen/syomu/doc/somu/pig090516.html 新型インフルエンザに伴

    新型インフルエンザに対する大学・大学図書館の対応(兵庫県) - 欲訥於言而敏於行
  • 同床異夢 - 愚智提衡而立治之至也

    去る2月15日に開催された「大阪国際児童文学館と府立図書館を考える集い」の資料群を,id:hana53さんのご好意で入手しました(hana53さんありがとうございました).先日で肉体労働もひと段落したところで,いただいた資料をためつすがめつしていましたが. 結論から言ってしまえば,児童文学館の存続運動は府立図書館の市場化テスト(指定管理者委託の導入)問題とは別個の問題であり,これらは切り離して論じた方が,お互いの問題解決のためでもあると思わざるをえません.児童文学館の価値は府立図書館とは関係なく成立しているものですし,府立図書館の問題に触れずとも児童文学館の存続運動は可能です.ましてや配布された資料群のような形で府立図書館の問題を絡めたのでは,却って児童文学館存続への支持が減りはしないかと心配になってしまいます. というのも,資料群の中にある図書館問題研究会大阪支部の作成した資料が,教育

    同床異夢 - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/03/03
    「ヴィジョンもミッションも明確ではない既得権益護持を目的とした労働運動の産物」「「指定管理者」(=民業)を貶めるだけの拙劣なプロパガンダ」それはひどいなあ。
  • レファレンス再考:インフォメーションとインテリジェンス - 愚智提衡而立治之至也

    承前. 以前の僕ならば,「貸出」と「レファレンス」を対抗させる形でレファレンスの優位性を説いたところですが,ところがどっこい,前振りで「枠組みを問い直す」とやってしまったので(^^;),この手は使えません.おまけに,そのような単純な二項対立で公共図書館経営を考えることは,「文脈から切断された〈象徴としての公共図書館〉」を想定しない限りは成立し得ないわけです.では,どのような考え方を以って課題にあたるか. 公共図書館に限らず,図書館は「少しく叩けば少しく響き,大きく叩けば大きく響く」という特性を持っていると考えているのですが,その叩き方というものが,社会において共通の合意/認識が取り付けられている,という状況ではないと思うのですよ.だからこそ,そのような「待ち」の姿勢ではいけない,という議論があるのは承知の上なのですが,それでもなお,図書館をめぐる「リテラシー」が一様ではなく,そもそも「リテ

    レファレンス再考:インフォメーションとインテリジェンス - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/02/16
    「来館者自身が判断を下さなければ何の意味もなくなってしまう」
  • レファレンス再考:その前提 - 愚智提衡而立治之至也

    レファレンス再考,というより図書館業務再考,であるか(^^;). まず,「貸出」「レファレンス」「読書相談」「目録作成」などなど,従来言われてきた業務の区分を一度,見直したほうがいいんじゃないかと思う.特に「貸出」と「レファレンス」の間に,厳密な一線を画そうとしてきた考え方-現在もなお,その幻影が蠢いているようですが,この発想をまず疑ってかかれなくちゃ,将来の図書館業務の発展はないでしょう.このリンク先の内容については,ここでは過剰な現場主義が公共図書館を(歴史的,地域的)文脈から切断してしまっていることを指摘しておくに止めるけど. 目録作成については稿を改めるとして,対来館者サービス業務について(余談だけど,公共図書館を考える際に「利用者」という言葉には手垢が付きすぎていて,とても多様な意味を込めて使える状態にはなく,いろいろ考えた結果,利用対象は「住民」,公共図書館に来館する住民は「来

    レファレンス再考:その前提 - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/02/16
    「利用対象は「住民」,公共図書館に来館する住民は「来館者」と取り敢えず呼称」「サービスの異なる手段」だね。
  • 官尊民卑に弄ばれる「図書館の自由」 - 愚智提衡而立治之至也

    昨年の今頃,【愚智提衡而立治之至也: 「法の下の平等」とレコメンドサービス】で俎上に載せた 田中,敦司 図書館は利用者の秘密を守る--カウンターで感じた素朴な疑問から (特集:図書館の自由、いまとこれから--新たな図問研自由委員会のスタートにあたって) みんなの図書館 (通号 370),21~26,2008/2が,最近そこここで取り上げられ,我が意を得たりと思ったことである.図書館は利用者の秘密を守る-カウンターで感じた素朴な疑問から- - 読書ノートのつもり?なつれづれ日記 http://d.hatena.ne.jp/yoshim32/20090209/1234159904 それであなたはなにがしたいのか-田中敦司「図書館は利用者の秘密を守る-カウンターで感じた素朴な疑問から-」に感じた根的な疑問 - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 http:

    官尊民卑に弄ばれる「図書館の自由」 - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/02/16
    「図問研が…沈黙を守っているのは如何なる理由があってのことか」「情報漏洩に対する報道機関への責任転嫁と公務員擁護のために…執筆された文章ではないか」
  • プロフェッショナルとしての基盤 - 愚智提衡而立治之至也

    続き. もう長々と書いても仕方がないので簡単に. 個々の主題室がなければレファレンスが出来ないような図書館司書は,レファレンス・ライブラリアンとしてプロフェッショナルではない.レファレンス・ツールの種類と用法を広く心得ているのがレファレンス・ライブラリアンだとしたら,狭い分野の主題しか扱う必要がないところに必要なのは,司書ではなくその分野の専門家で充分だろう.その分野の専門家ではなく,プロフェッショナルとしての,レファレンス・ライブラリアンとしての図書館司書が必要なのは,図書館においては,どの分野の質問がどこに来るかわからないからではないのか? それとも,「図書館員の専門性」とやらを労働問題に回収したいのかな.それはもう,とっくに終わっている戦術であり,対抗言論だよ.この戦術を1980年代後半以降,主に「委託」問題で取り続けてきたがために,業界が無限の後退戦に陥り,しかも敗北が続きっぱなし

    プロフェッショナルとしての基盤 - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/01/19
    サブジェクトライブラリアンとレファレンスライブラリアンは似て非なるものだよな。自分はどちらかでなく両方がいるべきだと思うけど,いろいろ厳しいね/異分野のスペシャリストを入れないのも悪癖か
  • ワンストップサービス - 愚智提衡而立治之至也

    東京見聞録:都立中央図書館 新装開館に未来の姿を探る /東京 - 毎日jp(毎日新聞) この記事へのはてなブックマークに 意味不明なので,どなたか乞解説>>“ワンストップサービスを巡っては、図書館関係者に「司書が培ってきた経験の蓄積や専門性が崩れかねない」との懸念の声が上がっている。”とコメントを付けたところ,幾人かの方からこもごもご教示を頂きました.多謝m(_ _)m 毎日の記事中で,僕が引用した箇所の下敷きになっていると考えられる,nekokeiさんご教示の【東京の図書館をもっとよくする会: 「都立図書館改革の具体的方策」に関連して、都立図書館の充実を求める「陳情」を提出】における当該箇所の主張は ワンストップサービスは、特定分野ごとのレファレンス体制をやめて、 一箇所で全分野に渡るレファレンスに対応しようというものです。都立中央図書館の蔵書は300万冊で、 この膨大な資料を使ってレフ

    ワンストップサービス - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/01/13
    「窓口が一個だと分かりやすい」or「専用の窓口だと最初に専門知識のある人に直接相談できる」の違いじゃないの? 長短だね。/人減らしとかがからむならまた話は別だけど。
  • 図書館が見る「コミュニティ」のパースペクティヴ - 愚智提衡而立治之至也

    図書館概論』(JLA図書館情報学テキストシリーズ Ⅱ-1)の新訂版が届いたので,興味のあるところを拾い読みしてみたのです.そこで,どうも気になったのは「コミュニティ」というものの捉え方/考え方が,今もなお「定住者のコミュニティ」のみを前提にしているんじゃないか,というところなんですね.それはある種の公共図書館業界人が(指定管理者制度を導入していること以外でも)千代田区立千代田図書館を評価しない/できないことと,ほぼ裏表の関係を作っているんじゃないかと考えるのですよ. と言うのも,某研修会で千代田図書館の方の講演を拝聴した際,書き留めた僕のメモがあるのですが,それを僕なりに解釈・再構成してみると,千代田図書館は立地的に,定住者へのサービスに重点を置く従来型(『市民の図書館』が目指したような,新着図書と「貸出し」中心の運営による)の公共図書館を目指すことはもちろん,予算や建物から考えても,良

    図書館が見る「コミュニティ」のパースペクティヴ - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2008/12/22
    「千代田図書館がターゲットにすべきは昼間人口…テンポラリー・コミュニティ」「情報の流通量の増大とともに人間も移動し,移動した先ごとにコミュニティを作る」面白い。
  • やっとこさ試験運用を始めますよ(遅い!) - 愚智提衡而立治之至也

    以前,話題にしていたSBMを使ったパスファインダー,今日ようやく試験運用を勤務先のサイトでアナウンスしました.ここまでアナウンスが遅れたのは,ひとえに僕がサボっていたからなのですが,pliggを使ったおかげで,「カテゴリー」と「タグ」の使い分けがどうしても上手くまとめられずに,最初につくった18個のカテゴリー(学科ごとに主題をカテゴライズした)と,こちらで付けようとしたタグの整合性が,どうしてもつけられなかったことが原因のひとつです. 結局,最初に作成したカテゴリーを全部削除して,新たに3つのカテゴリーを「内容説明」代わりとして,タグを主題別にする-つまり,最初の構想とは真逆に構成する-ことによって,それを解決したわけですが,これを考え付くまでに,密かに随分と悩んでおりましたですよ(^^;). タグを主題別にすることによって,パスファインダーの作り方をかじった図書館員なら,このシステムを使

    やっとこさ試験運用を始めますよ(遅い!) - 愚智提衡而立治之至也
  • 開かれた公共図書館とその敵(続) - 愚智提衡而立治之至也

    承前. ところで,公共図書館業界関係者の中には,片方で「専門性」の未確立を嘆きながら,実のところ他方では『市民の図書館』とそれを発展・継承させたと称する疑似科学によって,その専門家としての自我を肥大化させ,そこに奇妙かつ巨大なコンプレックスを現出させた連中がいます.これはオルテガ・イ・ガセットが『大衆の反逆』の中で“「専門主義」の野蛮性”という章を立てて,指摘している専門家と称する人々の知的傲慢,そのものではないでしょうか.自分たちだけが公共図書館を識る者であり,祖師が作り上げた「枠組み」が妥当かどうかを検証することも無くその「枠組み」を信奉して,そこから外れていると「彼らが」認識したものは「あれは公共図書館ではない」「これは“図書館的”だが公共図書館とは認められない」などなど,妥当かどうかもわからない「枠組み」,確立もしていない「専門性」に依拠して夜郎自大な批判を繰り返します. そのよう

    開かれた公共図書館とその敵(続) - 愚智提衡而立治之至也
  • 開かれた公共図書館とその敵 - 愚智提衡而立治之至也

    asahi.com(朝日新聞社):ボーイズラブ小説は不適切?図書館貸し出しで議論白熱 - 社会 http://www.asahi.com/national/update/1105/OSK200811040115.html28万冊いずこに…全国公立図書館で不明、被害4億円超す : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20081109-OYT1T00123.htm こーゆう記事を読んでいると,1970年代に『市民の図書館』の成立を支え,また成立以降の『市民の図書館』とその信奉者が目指してきたものが,名実ともにあっけなく破綻したなあ,と思わざるを得ません.残念ながら. 『市民の図書館』には,このような文章があります. 「住民は,一人一人の自由意志によって公共図書館を利用するので

    開かれた公共図書館とその敵 - 愚智提衡而立治之至也
  • ねえねえ,いやはや,ちょっとこれ,やれどうしたものか.あーまったくもう - 愚智提衡而立治之至也

    たまには仕事の話. 2005年度 約24万円 2006年度 約31万円 2007年度 約35万円 2008年度 約50万円これは,とある外国語雑誌の勤務先での購読料の推移(代理店経由). この雑誌は,もうひとつの雑誌とともに自然科学系の両巨頭とも言える雑誌であります.勤務先でも40年以上の長きに渡って購読を続けて来た雑誌でしたが,ここ数年,そのアコギな商売のやり口(無暗と増える派生誌,プリントよりオンラインが高額,派生誌をまとめ買いした顧客の優遇などなど)が水面下で取り沙汰されておりました.それがついに,単独でプリント版のみを購読すると50万円ですか.ちなみに,もうひとつの雑誌の購読料はプリント版のみでこちらの3分の1以下.昨今の円の独歩高を考えれば,これが当たり前ですよ.他の外国雑誌も,軒並み購読価格は据置きなのに,これだけが高騰を続けるというのは,さすがというか何というか.この雑誌の「

    ねえねえ,いやはや,ちょっとこれ,やれどうしたものか.あーまったくもう - 愚智提衡而立治之至也
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2008/10/17
    「50万はたいてこの雑誌の購読を維持するよりも,「日経エンタテインメント」の購読を維持したほうが学生が来ます」ですね。でも苦渋の決断だなあ。/ちなみに派生誌も馬鹿みたいに高いわりに割引たいしたことない
  • From Eroica with Love - 愚智提衡而立治之至也

    先日勤務先に届いた,Library Journal誌2008年9月15日号のReview欄にGlaphic Novelsという項目があって,そこに“From Eroica with Love”という文字列を見てぶったまげた,という話(10月13日改稿). いきなり「ケロロ軍曹」の絵が目に飛び込んできたのにも驚いたけど,よりにもよって『エロイカより愛をこめて』ですよ,奥さん(誰?)! Aoike, Yasuko. From Eroica with Love. Vol. 13. CMX: DC Comics. 2008. 198p. tr. from Japanese by Tony Ogasawara. ISBN 978-1-4012-0882-0. pap. $9.99. Fしかも,よく見るとこの書誌“Vol. 13”ですって.コミックスの巻数と連動しているのか,別編集なのかは調べてません

    From Eroica with Love - 愚智提衡而立治之至也