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ブックマーク / realsound.jp (33)

  • キズナアイから現在まで、バーチャルYouTuberを支える影の立役者 cort氏とライブカートゥーン社のこれまでとこれから

    キズナアイから現在まで、バーチャルYouTuberを支える影の立役者 cort氏とライブカートゥーン社のこれまでとこれから 2017年から2018年にかけて、一気にVTuber、バーチャルYouTuberが話題になってからはや5年。当時は“珍しいもの”として見られていたバーチャルYouTuberも、いまではコンビニの棚にコラボ商品が並んだり、地上波のテレビ番組に登場するまでの存在になった。 そんなバーチャルYouTuberを支え続ける人物がいる。辻昇平、あるいはcortの名で知られる3DCGクリエイターだ。2016年に合同会社ライブカートゥーンを設立、キズナアイ誕生にたずさわり、これまで数えきれないほどのバーチャルYouTuberの活動を支え、いまも日々3Dライブや配信の裏側で活躍している。 裏方ゆえ、彼の存在が目立つことはあまりないが、バーチャルYouTuberとファンの大切な時間を支え

    キズナアイから現在まで、バーチャルYouTuberを支える影の立役者 cort氏とライブカートゥーン社のこれまでとこれから
  • Sound Horizonが本気で追求する物語音楽の可能性 Revo、ストーリーが選択できるライブ&BD『絵馬に願ひを!』への挑戦

    Sound Horizonが気で追求する物語音楽の可能性 Revo、ストーリーが選択できるライブ&BD『絵馬に願ひを!』への挑戦 Sound Horizonがリリースした7.5th or 8.5th Story BD『絵馬に願ひを!』は、「ディスクをプレイヤーに入れて音楽を聴く」という一般的な行為とはかなり異なる体験をもたらす作品だ。なぜなら、まるでRPGのように、受け手が常に物語を選択することになり、それによって映像とともに聴くことができる楽曲が変わってくるからだ。Sound Horizonを主宰するRevoに収録曲数を聞いても、「それは言わないほうが面白いと思います」と語るのみ。ひとつだけわかるのは、通常のアルバムをはるかに超える曲数が物語のために用意されているということだ。同じくRevoが主宰するLinked Horizonが「紅蓮の弓矢」の大ヒットで2013年の『第64回紅白歌合

    Sound Horizonが本気で追求する物語音楽の可能性 Revo、ストーリーが選択できるライブ&BD『絵馬に願ひを!』への挑戦
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2023/06/28
    「一座」なのか。サーカスみたいだ。/たまたまサンホラ調べる機会あって先日ダイジェストだけ見たけど、ある種のゲームぽい演目よね。最初の頃だけ聞いてたが、ずいぶん遠いところまで来た感。
  • もこ田めめめが振り返る“2018年からのバーチャルYouTuber事情” 「みんな3Dモデリングを一緒にやろう!」

    もこ田めめめが振り返る“2018年からのバーチャルYouTuber事情” 「みんな3Dモデリングを一緒にやろう!」 2017年から2018年にかけて、一気にVTuber、バーチャルYouTuberが話題になってからはや5年。当時は“珍しいもの”として見られていたバーチャルYouTuberも、いまではコンビニの棚にコラボ商品が並んだり、地上波のテレビ番組に登場するまでの存在になった。 ブームが起こった最初期から活動しているバーチャルYouTuber・もこ田めめめは、個人活動でデビューした後に「どっとライブ(.LIVE)」に所属したクリエイター型バーチャルYouTuberという、一般的な事務所に所属するタレントとは少し変わった道筋を辿ってきた存在だ。今回はもこ田が“身体”を手に入れてから現在に至るまでの経歴をインタビューで伺いながら、彼女の視点から見たバーチャルYouTuberシーンの5年間や

    もこ田めめめが振り返る“2018年からのバーチャルYouTuber事情” 「みんな3Dモデリングを一緒にやろう!」
  • 発展するVTuber音楽、近づきつつあるVRChatとVTuberの距離……VTuber有識者たちによる座談会企画(後編)

    発展するVTuber音楽、近づきつつあるVRChatVTuberの距離……VTuber有識者たちによる座談会企画(後編) バーチャルYouTuber(VTuber)に関するあらゆるエンタメが発展し続けている現在。活動者や事務所、音楽や映像、技術などについて、「VTuberのタレント化・インフルエンサー化」「2022年のVTuber音楽」、「多様なプラットフォームを跨いだ活動」、「2022年のVRChatVTuber」という4つのテーマで、4人の有識者ーー草野虹氏、たまごまご氏、森山ド・ロ氏、ゆがみん氏が語り合う座談会企画。前編では「VTuberのタレント化・インフルエンサー化」「多様なプラットフォームを跨いだ活動」について語り合ってもらった。後編では「2022年のVTuber音楽」、「2022年のVRChatVTuber」について、話がさらに展開していく。(編集部) <プロフィール>

    発展するVTuber音楽、近づきつつあるVRChatとVTuberの距離……VTuber有識者たちによる座談会企画(後編)
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2022/12/30
    ポイントについては面白い視点もあるが、2022年の全体像として話せてるかはなんとなく違和感。海外の動きはメジャーな部分すら触れられてないしなあ。いろいろ物足りない。
  • VTuberのタレント化&マルチプラットフォーム化が進んだ1年と、その先にあるものーー有識者たちによる座談会企画(前編)

    VTuberのタレント化&マルチプラットフォーム化が進んだ1年と、その先にあるものーー有識者たちによる座談会企画(前編) 2022年はMeta社(旧:Facebook社)が大々的に掲げた「メタバース」という概念の浸透を含め、あらゆる人にとってバーチャルな世界・存在との距離がグッと縮まった1年といえるだろう。 バーチャルな存在といえば、先日バーチャルYouTuberの数が2万人を突破したことも発表された。視聴者の数もどんどん増えており、タレントの広告起用なども相まってか、アーリーアダプター以外への認知もなお拡大し続けている。 今回はそんな1年の年の瀬に、有識者たちを迎えた座談会を実施。草野虹氏、たまごまご氏、森山ド・ロ氏、ゆがみん氏を参加者に迎え、「VTuberのタレント化・インフルエンサー化」「2022年のVTuber音楽」、「多様なプラットフォームを跨いだ活動」、「2022年のVRCha

    VTuberのタレント化&マルチプラットフォーム化が進んだ1年と、その先にあるものーー有識者たちによる座談会企画(前編)
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2022/12/29
    それぞれお見かけする方だが、VTuberという切り口でも見てる領域が離れすぎるのでこういう話成立するんかなという疑問。 IRIAMはIRIAMだけを追ってる層が多いようで、にじホロ的への憧れは感じつつ分離してる感はある。
  • 渋谷ハルの「TSM FTX」加入から考える 世界のゲーム配信における日本市場の重要性

    先日、VTuberの渋谷ハルが世界的eスポーツチーム「TSM FTX」のストリーマー部門へ参加したことを発表した。渋谷ハルは屈指の『Apex Legends』プレイヤーであると同時に、VTuber限定の大型カジュアル大会『VTuber最協決定戦』の主催者でもある。 TSMに加入しました!!!!!!よろしくお願いいたします!!!!!!!!!! https://t.co/Z28sedd74d — 渋谷ハル8⃣🏪@V最協主催 (@ShibuyaHAL) April 26, 2022 TSM FTXは、2009年発足の世界最大級のeスポーツ組織。日人ストリーマーが海外のチームに参加すること自体が稀ではあるのだが、TSM FTXは先日、16歳の若き日人プレイヤー・Crylixの加入を発表するなど、精力的に日人プレイヤーの採用を進めている。 最強の16歳がやってきた。 WELCOME #TSM

    渋谷ハルの「TSM FTX」加入から考える 世界のゲーム配信における日本市場の重要性
  • TAKU INOUE×DECO*27、VTuberシーンの音楽はどう発展する? 星街すいせい&Mori Calliopeとの制作で実感したポテンシャル

    TAKU INOUE×DECO*27、VTuberシーンの音楽はどう発展する? 星街すいせい&Mori Calliopeとの制作で実感したポテンシャル 人気VTuberが所属する「ホロライブプロダクション」から、星街すいせいとMori Calliopeがメジャーデビューした。予てから自身のYouTubeチャンネルなどで、アーティストとしての高いポテンシャルを発揮してきた両者。星街すいせいは変幻自在の歌唱力、Mori Calliopeは巧みなラップスキルとそれぞれ個性を持つが、その潜在能力をより引き出しているのが音楽制作を担うクリエイターの存在だろう。 それぞれのデビュー曲を手掛けたのは、TAKU INOUEとDECO*27。TAKU INOUEは星街すいせいとMidnight Grand Orchestraを結成、1stシングル「SOS」をリリース。Mori Calliopeは、DECO*

    TAKU INOUE×DECO*27、VTuberシーンの音楽はどう発展する? 星街すいせい&Mori Calliopeとの制作で実感したポテンシャル
  • ソーシャルVRにNFTは不要なのか? バーチャル美少女ねむと考える、メタバースの“誤解”

    ――あのイベントがきっかけだったんですね。ちょうど国内でメタバースブームが生まれつつある時期に開催されたこともあり、注目していた方は多そうです。 ねむ:それと、担当の編集者さんが、もともと私を知っていて、興味はあったそうなんです。とあるメディアで寄稿した記事がきっかけだったそうで……かなり攻めた記事だったのですが、中身は「人類が進化する」といういつもの私のノリで書いた記事だったので、その点も編集さん的にはよかったのかなと。 ――その記事には心当たりがあります。そして、その記事も含めてねむさんの活動を長く見ていた身としては、「アイデンティティのコスプレ」「コミュニケーションのコスプレ」「経済のコスプレ」といった書の内容は、以前から「ねむさんの持論」だったなと、比較的すんなり受け止められました。 ねむ:そう、これまで主張してきたこととあまり変わらないんですよね。違いがあるとすれば、「ソーシャ

    ソーシャルVRにNFTは不要なのか? バーチャル美少女ねむと考える、メタバースの“誤解”
  • コーサカ(MonsterZ MATE)と考える、VTuberの“シーンとカルチャー”

    『Talk About Virtual Talent』第四回:コーサカ(MonsterZ MATE) 2022.03.31 12:00 バーチャルYouTuber(VTuber)をはじめとする、“バーチャルタレント”シーンを様々な視点から見ているクリエイター・文化人に話を聞く連載『Talk About Virtual Talent』。第四回には、MonsterZ MATEのコーサカに登場してもらった。 音楽も発信するVTuberとして、シーンの黎明期から活躍してきたコーサカが、現在のVTuberシーンに思うこととは。「VTuber音楽」や「VTuberというカルチャー」といったテーマに加え、ここ数年で自分たちの活動に起こった変化などを語ってもらった。 連載「Talk About Virtual Talent」バックナンバーはこちら ■コーサカ(MonsterZ MATE) 最近TRPG

    コーサカ(MonsterZ MATE)と考える、VTuberの“シーンとカルチャー”
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2022/03/31
    「カルチャーの1番の足枷は“勉強すること”だと思ってて。」やっぱりコーサカの話は面白いな。
  • すべては視聴者のために にじさんじ・加賀美ハヤトの「娯楽」として生きる覚悟

    にじさんじ元一期生による『initial step in NIJISANJI』の終演後すぐさま、『にじさんじ 4th Anniversary LIVE 「FANTASIA」』が発表された。2022年1月22日と23日の2日間に渡り、男女16名が織りなすライブイベントとなる。 前回の相羽ういはからスタートし、ライブ当日に向かってピックアップして執筆していきたい。今回は2日目に出演する男性陣から、加賀美ハヤトを紹介しようと思う。 12月2日に30歳を迎え、多くのリスナーと共に誕生日を祝った加賀美ハヤト。現在の男性バーチャルタレントのなかでも比類なき歌声を持っているボーカリストでありながら、どのような場面であっても「エンターテイメント」を忘れない振る舞いと姿勢、2つの顔のギャップが多くの視聴者を引き寄せている。 2019年7月6日にYouTubeで初配信。その終盤にオリジナル曲「WITHIN」の

    すべては視聴者のために にじさんじ・加賀美ハヤトの「娯楽」として生きる覚悟
  • Clubhouseは“ハラスメント”を助長する場か? 海外で起こっている問題から考える

    最近話題になっている、完全招待制の音声SNSClubhouse』。サービス開始から10ヶ月経過したいま、日での電話番号認証が解禁されたことで、爆発的な盛り上がりを記録。App Storeでは無料アプリランキングのトップに上り詰めている。 緊急事態宣言の再発令・延長と、新型コロナウイルスの感染者数が減少しない日において、気軽にオンラインでソーシャル活動を営むことのできるプラットフォームとして注目されている。好きなチャットルームに自由に出入りすることでルームにいる人たちの会話を聞いたり、はては参加もできる。偶然性に満ちた遭遇や関係性は、リアルな世界で交わす他愛もない会話に似たものがある。 しかし、同アプリはすでにプラットフォーム上で様々な問題を引き起こしており、それらの問題への対応や合法性に関しても、多くの議論がなされていることも認識して欲しい。 無法地帯化するClubhouseーーある

    Clubhouseは“ハラスメント”を助長する場か? 海外で起こっている問題から考える
  • AZKiマネージャー・ツラニミズに聞く“VTuber文化に必要なもの” 「目が外に向いているから、ブレずに進める」

    2018年11月15日より活動を開始し、8か月連続オリジナル楽曲リリースを始め、これまで4度のワンマンライブを開催するなど、これまで精力的に活動を行ってきた「イノナカミュージック」所属のVSinger・AZKi。彼女を語る上で、マネージャーであり、イノナカミュージック主宰であるツラニミズ氏を外すことはできない。 これまでVTuberという狭いようで広いカルチャーの中で、突出した活動と誰も思いつかないような企画やライブでAZKiの軌跡を演出してきたツラニミズ氏に、マネージャーとしてこれまでの活動を振り返りながら、VTuberカルチャーに対する思いや、今後の活動に対して話を聞くことができた。(森山ド・ロ) 「きっかけは、完全に渡辺淳之介さんオマージュ」 VSinger・AZKi ーーVTuber業界に入ったきっかけはなんですか? ツラニミズ:「新しいオタクの楽園が生まれそうだ」と思ったからです

    AZKiマネージャー・ツラニミズに聞く“VTuber文化に必要なもの” 「目が外に向いているから、ブレずに進める」
  • バーチャルYouTuberは音楽を“見せられるか” 「ときのそら」の新たな挑戦と可能性|Real Sound|リアルサウンド テック

    バーチャルYouTuberがぶつかる制約の壁は大きい。ピアノが弾けても、ピアノを弾く姿を見せることは難しいのだ。 昨今のバーチャルYouTuberブームの中で、彼らはいかに彼ら自身のプレゼンスを強くするかに悩まされている。「人間的に自然」なものをバーチャルという100%人工的なステージで表現する為の技術は現在も進化しており、その片鱗は「音楽」においても見えてきた。それはバーチャルYouTuberを楽器の演奏者として立たせることであった。 3Dモデルの存在である彼らが、楽器を演奏している姿を見たことがあるだろうか。筆者がこれまでに見てきたのは、「ピアノを弾いているが手元を写していない」ものだったり、「頭以外全部実写」だったりといった、誤魔化しや突き抜けた発想でカバーしているものたちである。仕方ないことだ。楽器演奏において指の細かい動きは必要不可欠だが、それを3Dのトラッキングで表現するのは不

    バーチャルYouTuberは音楽を“見せられるか” 「ときのそら」の新たな挑戦と可能性|Real Sound|リアルサウンド テック
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2018/10/05
    んー ピアノだからと言ってるけど、要するにMIDI出力できるシンセサイザーならいいので管楽器デザインのEWIとかでも成立するんじゃないかな。
  • アイドルの声優活動なぜ増加? 2つのシーンに起こった変化を読む

    増加するアイドルから声優への転身 10月1日、Dorothy Little Happyの髙橋麻里が、声優活動を開始することを発表した。彼女は同日付けで声優プロダクションのオブジェクトに声優として所属。今後はDorothy Little Happyと声優の両活動を並行して行っていくという。かねてよりアニメ好きであることを公言していた髙橋。2015年にはGEMやX21のメンバーらも参加したドリーム・ユニット、マジカル☆どりーみんの一員としてTVアニメ『ジュエルペット マジカルチェンジ』のオープニングテーマ「マジカル☆チェンジ」を歌ったことはあるが、声優としてはこれが最初の一歩となる。今後の活躍が期待されるところだが、実は近年、彼女のようにアイドルと声優を兼業したり、あるいはアイドルから声優に転身する例が増えているのだ。 乃木坂46『いつかできるから今日できる』(初回仕様限定盤Type-C) 現

    アイドルの声優活動なぜ増加? 2つのシーンに起こった変化を読む
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2017/10/10
    アイドル声優がニッチを広げたこととアイドルが大量生産されたこととで、アイドルから声優というキャリアパスが安定化したのだなと。言われるまで元アイドルと気づかないことが多い。
  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね

    *以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つまり所謂 「あとだしジャンケン」ではない旨、冒頭に強調しておく。 今時これほど手放しで褒められてる映画があるだろうか? 当連載は、英語圏の作品を扱わないので今回は<特別編>となる。筆者は映画評論家として3流だと思うが、作は、複数のメディアから批評の依頼があった。大人気である。「全く褒められませんよ」「こんな映画にヒーヒー言ってるバカにいやがられるだけの原稿しか書けませんけど」と固辞しても、どうしても書けという。 そりゃあそうだ。筆者は一度だけヤフーニュースのトップページに名前が出たことがある。ジャズの名門インパルス!レーベルと、米国人以外で初めて契約したから? 違う。女優の菊地凛子を歌手デビューさせたから? 違う。正解は「『セッション』を自分のブログで酷評したか

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
  • 『君の名は。』の大ヒットはなぜ“事件”なのか? セカイ系と美少女ゲームの文脈から読み解く

    新海誠はアニメ界の「鬼っ子」的存在 新海誠監督の新作アニメーション映画『君の名は。』が、記録的な大ヒットを続けています。公開10日間ですでに興行収入が38億円を突破したといいますから、これはもはや2010年代のアニメ界におけるひとつの「事件」といってよいでしょう。今年の夏はさまざまな意味で「平成の終わり」を実感させられるニュースが相次ぎましたが、まさにアニメ界においても、名実ともにいよいよ「ポストジブリ」の新時代が到来したことを感じさせるできごとです。 しかも注目すべきは、今回のヒットが、内容的にもスタジオジブリやスタジオ地図(細田守)のように、老若男女、幅広い層から支持されているというよりは、10~20代の若者世代、とりわけ女性層に特化して受けているらしいという点です。この『君の名は。』をめぐる現在の盛りあがりには、ゼロ年代から新海作品を観続けてきたアラサーのいち観客として、いろいろと感

    『君の名は。』の大ヒットはなぜ“事件”なのか? セカイ系と美少女ゲームの文脈から読み解く
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2016/09/10
    映画見たのでやっとこれを読めた。いつまでセカイ系にこだわってるんだ,という素直な感想が出た。
  • 2015年映画興行成績の実態は? 松谷創一郎 × 宇野維正が徹底検証|Real Sound|リアルサウンド 映画部

    『ジュラシック・ワールド』や『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』などの大作が次々に公開され、好調だったといわれる2015年の映画興行成績について、ライター、リサーチャーの松谷創一郎と、サイト主筆の宇野維正が語り合う。(編集部) 宇野「テレビ局の映画への関与の仕方が転換期にきている」 宇野:2015年は夏から毎週このサイトで動員ランキングをもとにしたコラムを連載していて、年間を通じても興行成績が良かった年という印象があるのですが、実際はどうだったのでしょう? 松谷:日映画製作者連盟が1月末に発表した統計(日映画製作者連盟・過去データ一覧表)によると、総興行収入は過去最高だった2010年の2207億円に次ぐ2171億円となりました。2010年は『アバター』や『アリス・イン・ワンダーランド』など、3D映画がヒットした年ですね。 宇野:おぉ、あの年の次というのは、結構すごいこと

    2015年映画興行成績の実態は? 松谷創一郎 × 宇野維正が徹底検証|Real Sound|リアルサウンド 映画部
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2016/04/26
    「物語を作れる人は小説家かマンガ家になるのが、ずいぶん前から日本だと普通なんだと思います。」
  • 花澤香菜の歌唱力は“驚き”に値する 栗原裕一郎の「かなめぐり」最終公演レポート

    2月28日、神奈川県横須賀市文化会館にて、花澤香菜のライヴサーキット「かなめぐり〜歌って、読んで、旅をして〜」の最終公演が開催された。昨年11月の奈良を皮切りに、入間、盛岡、松山、新潟、岡山、那覇、桑名と全国9カ所を回ってきたサーキットの千秋楽である。 このツアーは、アコースティックサウンドに乗せ花澤の歌声を届けることを目的とした、通常のライヴとは趣きを異にするもので、特に「かなめぐり」と題されているのはそのためだ。サウンドプロデューサー北川勝利のアコースティックギターに、初期から花澤をサポートしてきたシンガーソングライター末永華子によるピアノ、そして花澤の歌というごく小規模の編成である。 舞台装置もシンプルで、色を変える小振りなスタンドライトが4、出演者の背後に立っているほかは、映像による演出が控えめに映し出される程度。ステージ上手にギター、下手にピアノ、中央には白いクロスを掛けた小さ

    花澤香菜の歌唱力は“驚き”に値する 栗原裕一郎の「かなめぐり」最終公演レポート
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2016/03/22
    “つまり、ファンが陶然と溜息を吐く「天使の声」そのままで叫んでいるのである。”
  • 指原莉乃がAKB48メンバーの給与事情を暴露 「支配人手当はないです」

    土田晃之とAKB48の指原莉乃がMCを務める深夜の番組『僕らが考える夜』(フジテレビ系)。5月21日分では、「お金と幸せ」についての討論が繰り広げられた。 同番組はAKB48のメンバーが“現代を生きる若者代表”として、ゲストや気鋭の論客と掲げられたテーマを元に議論を交わす、ソフトでポップな討論番組。今回はダチョウ倶楽部・上島竜兵をゲストに、論客には宇野常寛氏と岩下尚史氏、京大卒の社会派ニートブロガー・Pha氏を迎えて意見が交わされた。 冒頭、番組は現代の若者“さとり世代”はお金があることを幸せとしていないとし、「お金が無くても幸せって当ですか?」という質問からスタート。中村麻里子が「お金が欲しいし、忙しいことが嬉しい」と語ると、上島が「忙しい人は『お金がなくてもいいからヒマが欲しい』となるんじゃない?」と、若者の意見を代弁した。 現在書籍やブログ広告の収入で生活しているPhaは「お金より

    指原莉乃がAKB48メンバーの給与事情を暴露 「支配人手当はないです」
  • 電気グルーヴの歌詞はなぜ気持ちいい? コトバが生み出すグルーヴを考察

    電気グルーヴの作品を、いつも歌詞カードを熟読しながら聴いてしまう。 「あぁ、面白いよねぇ。バカで最高!」という同意の声、あるいは「え、そんなの真面目に読んでるあんたが馬鹿じゃないの」と鼻白む声が聞こえてきそうだが、今回のテーマは電気グルーヴの歌詞の、面白さ、ではなく、響きの素晴らしさについてである。 電気といえば、「富士山」や「誰だ!」などのオモシロ系、たまに飛び出す「N.O.」や「虹」などのナイーヴ名曲、あとは当然「Shangri-La」が代表曲。そんな認識は間違っていないと思う。実際、楽曲のベクトルはいくつかに分かれるが、作詞家としての石野卓球&ピエール瀧は、常に一貫した手法を取っている。「深い意味がないってことでしょ?」と先に回答されてしまいそうだが、ちょっと違う。彼らは、聴けば意味の通じる「訓読み」のコトバではなく、前後があって初めて意味を成す「音読み」の歌詞を書く。大事なのは音の

    電気グルーヴの歌詞はなぜ気持ちいい? コトバが生み出すグルーヴを考察
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2014/10/28
    正しく詩だよね。井上陽水を引いてるのも納得。