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ブックマーク / science.srad.jp (7)

  • 米調査、一般市民と科学者の科学に関する見解の隔たり | スラド サイエンス

    Pew Research Centerが米科学振興協会(AAAS)と共同で実施した調査によると、米成人の大半は科学が生活の向上に役立っていると考える一方で、科学者と一般市民とでは見解に大きな隔たりのある科学的事柄があることも判明したそうだ(Pew Research Centerのリポート、 ScienceDailyの記事、 FiveThirtyEightの記事、 家/.)。 米一般市民の79%が科学により多くの人々の生活が楽になると答え、科学が医療や品、環境に対して良い影響を与えると答えた人も半数を超えている。ただし、米国の科学的な業績についての設問では、科学者の45%が世界最高、47%が先進工業国の平均以上と答えたのに対し、一般市民は15%が世界最高、39%が平均以上と答えたとのことだ。 一般市民と科学者とで回答の隔たりが最も大きかったのは、遺伝子組み換え品を摂取しても安全かどうか

  • 心の痛みと体の痛み、脳内では同じ | スラド サイエンス

    愛する人との別れによる心の痛みと身体的な痛みは脳にとっては同じであることが研究で明らかにされたそうだ (CNN.com の記事、家 /. 記事より) 。 fMRI を使って分析したところ、別れた相手を思う時の脳の活動はコーヒーの熱さを手に感じるときのそれと同じであったとのこと。これは脳が心理的な痛みと身体的な痛みを区別していないことを意味しているといい、「張り裂けそうな痛み」といった表現は決して比喩ではないことを表しているとのこと。 過去にトラウマを受けている人は痛みに敏感になることがあり線維筋痛症を発症しやすい傾向があるそうで、この発見は身体的な痛みと心理的な痛みの関係を解明する上で非常に大切であるとのことだ。 別れの痛みはコーヒーの熱さよりはずっと痛いような気がするのだが。

  • ガンは 10 億年前の生命の姿? | スラド サイエンス

    ガンとは何か ? という問いに、原始の多細胞生命との類似性を見出している研究者らがいるそうだ (Australian Life Scientist の記事、家 /. 記事、doi: 10.1088/1478-3975/8/1/015001) 。 研究者 Paul Davies と Charlie Lineweaver は、ガンは細胞間の協力を司る原始の遺伝子によるという研究を発表した。この原始の遺伝子は、生命がより発達してから現れた遺伝子によって抑制されているが、何らかの理由でこれが働かなくなると発現するという。 この考え方からすると、ガンは突然変異による制御不能で凶暴な細胞ではなく、より原始的なレベルに先祖がえりしてしまう細胞であり、いわゆる「セーフモード」でのブートに例えられるという。どちらにせよ生命を危険に晒すことの多いガンだが、原始的なものであるとすればその変異の種類には限りがあ

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2011/02/15
    ガンは細胞の先祖返り説。
  • 東大助教の科研費利用について大学当局に通報してみた | スラド サイエンス

    2スレ781を名乗る人物 (タレコミ子) が、科研費 研究課題番号:18760453というサイトで、東大助教アニリール・セルカン氏の科研費若手研究 (B) の実績報告書についての疑問を同大学競争的資金の不正利用の通報窓口に通報することを予告している。 同サイトでは大きく 2 つの疑問点について確認を求めた通報書原稿も公開されている。1 つ目のとして発表文献 4 件のうち、1 件が非学術雑誌であり、1 件が掲載の事実が確認できず、残る 2 件にも剽窃・盗用を疑わせる類似画像・文章が多数確認されていることから、研究自体が当に行われたかどうかの確認を求めている。2 つ目として、そもそも審査の時点での経歴チェックが正しく行われたのかの確認を求めている。 エクスパックの配送状況を見ると既に発送された模様。東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻の教員であるアニリール・セルカン氏については、以前から

  • ホーキング博士曰く、人類は進化の新段階に突入 | スラド サイエンス

    スティーブン・ホーキング博士によると、人類は進化の新しいフェーズに突入しているとのこと (THE DAILY GALAXY の記事、家 /. 記事より) 。 35 億年続いた自然選択や突然変異などのダーウィン的フェーズから発生した人類は、情報交換や情報伝達を可能にする言語を生み出した。ホーキング博士によると人類がこの 1 万年、その中でも特にここ 300 年に渡って蓄積してきた知識は現在の人類と我々の祖先とを分かつという。博士曰く「我々は、我々の遺伝子のみからなるものではない」とのことで、進化を遺伝物質による内的伝達に限らず、外的に伝達される情報も進化として捉えるべきとのこと。人類が DNA で伝達している内的情報に著しい変化は起きていないが、人類が後世に引き継いでいる情報は驚異的に増え、この 1 万年間人類は外的伝達フェーズにあるという。 さらに、ホーキング氏によると人類は自身の DN

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/07/07
    「進化を遺伝物質による内的伝達に限らず、外的に伝達される情報も進化として捉えるべき」それなんてミーム論。
  • 光で結び目を作ることは理論的に可能 | スラド サイエンス

    光線を糸のように曲げ、結び目を作ることが理論的に可能であるとの研究が発表された(論文概要、/.家記事)。 光は他の電磁気力と同じくマクスウエルの方程式に支配されている。20年ほど前、Hopf fibration(ホップ束)に基づきマクスウェルの方程に新たな解を導き、電磁気力にもマクスウエルの方程式が影響していることを導き出した研究があった。この解を基に、強く集束され、円形に偏向されたレーザーを使い光の結び目を生成することが理論的に可能とするのが今回発表された研究のようだ。 New Scientistの記事によると「特殊な状況においては、光のループは自由空間ではなく、プラズマ空間を進むときのように安定する可能性がある。例えば核融合炉には、中心ではプラズマが加速し、安定して収め続けることが出来ないという問題点があり、これを制御する磁場閉じ込め方式という方法がある。しかし現行の手法で生成される

  • ジェネリック医薬品と新薬、どっちを使う? | スラド サイエンス

    読売新聞の記事「医療費抑制の効率化計画を公表」によると、厚生労働省は5月15日、「医療効率化計画」を経済財政諮問会議に提示した模様。計画の柱はジェネリック医薬品の数量ベースの割合を現在の倍の30%に引き上げる点。英米の50%と比較するとまだまだ低いが、医療費の総額抑制のためにはジェネリック医薬品の活用拡大がカギだと考えているようだ。 ジェネリック(後発)医薬品とは、製造方法等に関する特許の期限が切れた先発医薬品と同じ主成分を含んでいるが、特許権者でない医薬品製造企業がそうした特許内容を利用して製造した医薬品のこと。2006年4月より処方せんの様式が変更となり、「後発医薬品への変更可」欄に可と署名すれば、患者の意思でジェネリック医薬品に変更することが可能となった。さらに、同じく読売の「処方せん様式変更、後発薬を優先使用」でも、厚生労働省は、あえて新薬を選ぶ場合は、医師が処方せんに理由を明記す

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2007/05/21
    「ブランドによって多少の差異はあるが、コーヒーであることには変わりがない」上手いな。言い得てる。
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