インドのオープンアクセス事情 2006年3月,ドイツで行われたオープンアクセス(OA)に関する国際会議“Berlin 4 Open Access”において,インドのOAの現状に関する報告がなされている。 経済成長が著しいインドであるが,学術情報の流通の面ではまだまだ発展途上である。およそ300ずつある大学および政府系研究機関の図書館のほとんどは,ごくわずかな雑誌しか契約できていない。最近では,INDESTコンソーシアム(CA1516参照)による契約などによって,先進的な研究機関では9千誌近くの雑誌にオンラインでアクセスできるようになっているものの,まだ欧米の大学図書館には及ばない。また,インドの研究者が発表する論文の多くは,見られる機会が少ない雑誌に掲載されており,国際競争の観点からも不利である。高等教育・研究にとって情報は鍵となるインプットであり,インドから国外の情報に,また国外からイン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く