いろいろな記事が出ているようですが、とりあえず共同通信が配信した東奥日報の記事を引用させていただきます。 「高卒テスト」導入提唱 教育再生会議が素案 大学の入学定員と志願者が同数になる「大学全入時代」の到来をにらみ、大学進学者の学力を担保するため「高卒学力テスト(仮称)」導入を提唱した政府の教育再生会議(座長・野依良治理化学研究所理事長)の大学入試制度に関する改革素案が18日、明らかになった。テストに合格しないと大学を受験できなくなる仕組みで、高校未卒業者を対象にした現行の高等学校卒業程度認定試験(旧大検)の衣替えも選択肢に挙げた。 新たな制度を導入することにはまったく意味がないと思います。現在でも大学進学者の学力を担保するために入学試験をやっているのですから、そこでふるい落としていない現行制度の運用に問題があるに過ぎません。 なぜそうなのかというと、大学院問題と同じく文科省が定員よりも少
人並みの人生も幸福も期待しない世界に踏み込んだ先達として一言 元より「博士後期に進む」って決めた時点で人並の人生も幸福も期待なんかしてない http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20071027/1193520052 自分が入ったのは旧文部省が“博士倍増”を唱うちょっと前だったが、博士倍増のちょっと後から、教官の任期延長が二回にわたって行われた。しかも国公立大学が助手を取らない方向に進んだために結構厳しい状態となった。(自分は抜け出した後だったが)とどめはやはり独法化だろう。 つまり、二階に上がれ、と言われて梯子を掛けて上がった後に梯子を蹴倒された、状態だったわけで、「覚悟が足りない」と言われりゃそれまでだろう。でも、行き場を失った博士がゴロゴロしているのは、必ずしも彼等の自己責任だけに帰着できるわけでもない。 企業サイドの博士に対する態度に関しては別にエントリーを
学内での選挙で破れたにもかかわらず、前文部科学事務次官が山形大学の学長に「天下り」することが決まりました。 もともと大学構成員が投票する「学長選」は、「意向投票」と呼ばれているはずで、少数の委員からなる「学長選考会議」が学長を決めるための「参考」にするだけのものなので、たとえ選考会議が意向投票と異なる結果を出したとしても、手続き上の違法性はないのだと思います。 法人化されてから、冬の時代に突入した国立大学が、やり手の学長などを頭に立ててなんとか生き残りを図ろうという意図から、監督官庁である文科省の官僚を学長に据えるという作戦はとてもわかりやすいものです。全国の大学で、ヨダレを流している人達がたくさんいる様子が目に浮かぶようです。 今回の学長選では4人が立候補したのですが、前文部科学事務次官というとてつもない強敵の存在に、他の3候補は公示後に候補を一人にしぼって一本化を図り、見事に選挙では3
近時、経済財政諮問会議、財務省など政府の各所から、国立大学への財政支援制度をもっぱら成果主義・競争原理に基づくものに改める提言があいついでいるが、これは特に地方における国立大学の経営基盤を損なって、人材の流失・不足や地域社会・文化・経済の衰退を招き、また、我が国全体の研究水準の低下を招来して国際競争力の喪失をもたらすものであり、まことに憂慮にたえない。 財政当局は、国立大学の基盤的経費である運営費交付金を競争的に配分される科学研究費補助金の配分に比例して交付する案を示したが、次のような多くの問題がある。 大学の役割は、いうまでもなく研究のみならず、教育(人材育成)、社会貢献(産学連携、地域振興への貢献など)など多方面にわたり、研究費獲得額だけで評価すべきでない。(例えば三重大学は共同研究・受託研究の受け入れ件数では全国立大学中13位である。また、教員や医師などの養成拠点が地域から失われれば
文部科学省が「新学校図書館図書整備5ヵ年計画」を策定したそうです。 総額1000億円(年200億円)の地方財政措置を行い、公立小中学校図書館の蔵書を増やすとのこと。 ありがたいです。 ただし、本当に学校図書館に予算措置されれば。 ちなみにウチの市は金持ちと思われているので、地方財政措置対象外のようです。 旧5ヵ年計画によって予算が増えた記憶もないです。 今日も今日とて子ども達とワイワイして終わってしまいました。 年度末近くなってきて、予約の本が届かないことに焦りを感じ始めた子ども達が多いので、いつもにも増して、私の顔を見れば 「予約の本まだ?」 「あと何人?」 まだかと聞かれれば、まだと答えるが、あと何人と聞かれても、私はPCじゃないんだ、何番目かなんてわかるわけないです。 間に合わなければ、来年度回しよ。 この間、『こまったさん』シリーズの何かを他校から借りました。 予約がたまっているか
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