長野県塩尻市は2009年1月29日,次期図書館システムに,まちづくり三鷹が開発したRuby製システムの採用を決定した。「現在の図書館システムを更新・拡張する場合の概算と比べ,費用を約半額に抑えられる」(塩尻市立図書館)という。 塩尻市では現在NECグループ製の図書館システムを利用しているが,2010年3月末にリース切れを控えている。また図書館も2010年に竣工する新しい市民交流センター「えんぱーく」に移転し規模を拡大する。そのため,新システムの導入を検討していた。1月29日に入札を行い,まちづくり三鷹の図書館システム導入が決定した。図書館はえんぱーくの本館のほか市内に8カ所の分館があり,そこにもシステムの端末を設置する。現在のシステムが持つ機能は新システムでもすべて利用できるようにする。 まちづくり三鷹は,東京都三鷹市が出資する第三セクター。Rubyによる図書館システムを開発しているほか,
「OpenOffice.orgへの全面移行を決心した理由は,Microsoft Office 2007が以前のバージョンと大幅に変わったこと」---会津若松市役所 総務部情報政策課 副主幹 本島靖氏は2008年10月28日,IPAフォーラムの講演で同市のOpenOffice.org導入についてこう語った。 本島氏は「我々はなぜOSSを採用したのか~果敢にチャレンジする理由と効果を探る」と題したセッションで講演。このセッションでは会津若松市のほか,IHI 情報システム部 新事業推進グループ部長 鏑木孝昭氏がSugarCRM導入について,ミクシィ 技術顧問の小山浩之氏がmixiでのオープンソース・ソフトウエア活用について講演した。 5年で1500万円のコスト削減を見込む 会津若松市は2008年5月,市庁舎のパソコンのオフィス・ソフトをOpenOffice.orgに移行すると発表した。すでにOp
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