米ニューヨーク連邦地裁は1日、米小説家J・D・サリンジャー氏(90)の小説「ライ麦畑でつかまえて」の続編としてスウェーデン人が書いた「60年後 ライ麦畑を通り抜け」の米国内での出版差し止めを命じた。 米国で夏にも出版予定だったが、サリンジャー氏側が著作権侵害に当たると主張、差し止めを求めていた。米メディアによると、被告側は続編が「原作に対するパロディーで、著作権侵害には当たらない」と反論したが、退けられた。この続編は英国で既に出版されている。(共同)
J.D.サリンジャー氏の小説“Catcher in the Rye”の続編と銘打たれたスウェーデン人作家による作品“60 Years Later: Coming Through the Rye”について、サリンジャー氏側が求めていた出版差し止め請求が2009年7月にニューヨーク地裁で認められましたが、それに関して、米国図書館協会(ALA)などの5つの団体が、8月3日付けで、法廷助言者(amicus curiae)としての意見書を提出しています。内容は、言論・出版の自由の観点から、控訴裁判所に対し、地裁の判断を見直すよう求めるというものです。 ALA, groups supporting First Amendment rights file amicus brief in Salinger case http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=346
先週読み終わった本。 アメリカで裁かれた本─公立学校と図書館における本を読む自由─ 作者: 上田伸治出版社/メーカー: 大学教育出版発売日: 2008/06/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るここまで引き込まれるとは思わなかった。 紹介されている事例も興味深いけど、日本での状況と比較すると、色々と考えさせられる。 本書は、米国の公立学校・図書館で所蔵の是非が争われた事例を紹介しながら、「本を読む自由」について論じている。 第1部が「人種差別をめぐる本」として「ヴェニスの商人」とミシシッピ州の歴史書を、第2部が「宗教と科学の対立をめぐる本」として、「ダーウィン進化論」と「非宗教的な人間主義」を裁いた事例を、第3部は「宗教と道徳をめぐる本」としてヴォネガットの「スローターハウス5」と「ハリー・ポッター」、そして同性愛を扱った児童書を、第4部では「国際政治をめぐる本」と
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