「『フェアユース』の経済効果は4兆5,000億ドル、米業界団体調査」という記事がInternetWatchに出てます。 米国の業界の団体であるCCIA(Computer & Communications Industry Association)によるレポートが元になってます。レポートの原文はこちら(英文、PDF、重いです)。 4兆5千億ドルというと正味の経済効果は米国のGDPの6分の1に相当する金額です。CCIAの代表は、 「米国の経済はますます知識ベースになっており、フェアユースの概念はデジタル時代の基盤であり、我々の経済の基礎となっている。過去10年の経済成長の大半は、インターネット上でもコンテンツを限定的に無許可で扱えるような、フェアユースの考え方がもたらしたものだ」 とコメントしています。 まあ、ポジション・トーク的な要素はあると思うのですが、時間ができたら原文レポートを読んでこ
米下院のRick Boucher議員とJohn Doolittle議員がFreedom And Innovation Revitalizing U.S. Entrepreneurship Act of 2007 (FAIR USE Act)を発表した。1998年に成立したDigital Millennium Copyright Act(DMCA: デジタルミレニアム著作権法)に対して、デジタルコンテンツを公正使用(Fair Use)する消費者の権利確立を目的としている。 DMCAは、コピーを再配布しやすいデジタルコンテンツの著作権を守るために規定されたが、著作権保有者側の意向ばかりが反映されているという批判を受けている。たとえば、著作権保護技術を回避・無効にする手段の公表が禁じられていたり、従来まで認められていた私的利用の範囲の複製も制限されている。Boucher議員は「歴史的に、米国の著
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