国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館に展示されている奴隷の拘束具=2016年9月14日、米ワシントンDC、ロイター
モロッコの首都ラバトで行われた米中東和平案に抗議する大規模デモで、パレスチナの旗を振る参加者ら(2020年2月9日撮影)。(c)FADEL SENNA / AFP 【2月10日 AFP】アフリカ連合(AU)は9日開幕した首脳会議で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が先月公表した中東和平案について、違法だと強く非難するとともに「パレスチナの大義」への連携を表明した。 AUのムーサ・ファキ・マハマト(Moussa Faki Mahamat)委員長は、米和平案が「国連(UN)やAUの複数の決議を何重にも違反している」と指摘。国際的な協議を経ずに立案されたものであり、「パレスチナ人の権利を踏みにじった」と非難すると、エチオピアの首都アディスアベバにあるAU本部の本会議場に集まった加盟国首脳らから拍手が起きた。 同日、モロッコの首都ラバトでは米和平案に抗議する大規模デモが行われ
コバルト鉱山での児童労働を容認しているとして、米IT大手5社が提訴された/Junior Kannah/AFP/Getty Images 香港(CNN Business) アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)のコバルト鉱山で児童らが危険な労働を強いられ、供給先の米企業がこれを容認しているとして、米人権団体が15日、IT大手のアップル、グーグルの親会社アルファベット、マイクロソフト、デル、テスラを相手取り、首都ワシントンの連邦裁判所に集団訴訟を起こした。 コバルトは充電式のリチウムイオン電池の電極に使われるレアメタル(希少金属)。世界の生産量の3分の2をコンゴが占めている。 ワシントンに拠点を置くインターナショナル・ライツ・アドボケイツは、コンゴで採掘されたコバルトが、米労働省の指定する「児童労働または強制労働によって生産された品目」に含まれていることを指摘。5社はコンゴの鉱山が児童労働に依存して
リベリアの首都モンロビア最大のスラム街ウェストポイント地区(2017年9月27日撮影、資料写真)。(c)CRISTINA ALDEHUELA / AFP 【10月14日 AFP】西アフリカのリベリアで活動する米慈善団体が少女たちを性的な搾取から守るために設置した学校で、組織的にレイプが行われていたことが発覚し、この団体は13日、大きな過ちがあったことを認めた。 これに先立って米国の調査報道機関は、慈善団体「モアザンミー(More Than Me)」の共同創設者であるマッキントッシュ・ジョンソン(Macintosh Johnson)氏が、スラム街に設置された先駆的な学校に通う少女たちに繰り返し性的虐待を行っていた事実を明らかにしていた。これを受けてモアザンミーは13日、公式ウェブサイトで、「心から、深くおわびする」と述べた。 非営利の調査報道機関「プロパブリカ(ProPublica)」と米誌
ポリサリオ戦線が支配する西サハラ側とモロッコとの間を隔てる壁フェンス2017年2月3日撮影)。(c)AFP 【6月30日 AFP】米国のジョン・サリバン(John Sullivan)国務副長官は29日、モロッコの首都ラバトを訪問し、同国の西サハラ(Western Sahara)に自治権を付与する案への支持を表明した。 サリバン副長官はナッセール・ブリタ(Nasser Bourita)外務・国際協力相と会談した後の記者会見で「われわれはモロッコの西サハラへの自治権付与案を、西サハラ問題に対応し得るアプローチの一つとみなしている」と語った。「西サハラの人々の強い願望を満たすことのできる非常に現実的で見込みのある案だ」 モロッコは元スペイン植民地の西サハラの領有権をめぐり、1975年から1991年にかけてアルジェリアの支援を受けた武装組織「ポリサリオ戦線(Polisario Front)」と衝突
【10月30日 AFP】「グリーンベレー(Green Berets)」の通称で知られる米陸軍特殊部隊の隊員が西アフリカのマリで殺害される事件があり、米海軍特殊部隊(ネイビーシールズ、Navy SEALs)の隊員2人が絞殺した疑いがあるとして、海軍が調査に乗り出したことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が29日、報じた。 報道によると、ローガン・メルガー(Logan Melgar)軍曹(34)は6月4日、マリの首都バマコにある米大使館の共有宿舎内で遺体で発見された。メルガー軍曹はテロ対策と訓練のため現地に派遣された特殊部隊に所属しており、上官はただちに犯罪行為によって死亡した疑いがあると判断。陸軍の検視官が、絞殺されたと断定したという。 米海軍犯罪捜査局(NCIS)の報道官はAFPに対し、「メルガー軍曹がマリで死亡した一件を調査しているのは事実だ」と認めた
南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)政策への反対運動を主導した故ネルソン・マンデラ氏が1962年に逮捕された際、米中央情報局(CIA)による情報提供が決め手になっていたと、英紙サンデー・タイムズが伝えた。元CIAのドナルド・リカード氏が亡くなる少し前に、同紙に明らかにした。
1996年の発売以来売れ続けている世界史入門定番の一冊。砂糖の広がりを通じて様々な地域がつながりあい、ダイナミックに変化していくさまが平易なことばとわかりやすい解説で描かれており、世界史の面白さがこれ以上ないほどに詰まっているので、まぁ、読んでいる人の方が圧倒的に多いでしょうが、あらためて紹介しておこうという記事。 本書とあわせて記事下に列挙した書籍を参考にしつつ、大まかな砂糖を巡る歴史を概観しておこう。 歴史上、砂糖は西漸しつつ世界に広がった。砂糖の原料であるサトウキビはムスリム商人によってイスラーム世界の拡大とともに西へ西へと伝播し、十字軍によって地中海世界へ、スペイン・ポルトガルによって大西洋諸島さらに新大陸南米へ、イギリスによってカリブ海諸島へと広がりを見せる。この拡大の過程で砂糖は「世界商品」として人びとの生活に欠かせないものとなっていく。 サトウキビ栽培と製糖の特徴として、第一
最初に「米軍に自衛官派遣」と速報で聞いた際、自衛官がアフリカに行くのかと身構えましたが、続報でドイツのシュツットガルトにあるアフリカ軍司令部だと詳細が判明し、少々安堵しました。当面は連絡業務や情報収集にあたるようで、それを受けて西アフリカ派遣への派遣を含む協力を検討するようです。 ところで、このアメリカ軍なのにアフリカ軍、アフリカ軍なのに司令部がドイツにあるのは、ちょっとややこしいですね。この「アフリカ軍」は、アメリカの世界戦略や、日本のアフリカへのコミット強化にも関連してくる重要な存在なのですが、あまり知られておりません。この機会に紹介してみたいと思います。 6地域3機能からなるアメリカ統合軍 アメリカ軍は陸軍、海軍、空軍、海兵隊の4軍から構成されています(沿岸警備隊を含め5軍とする事もあります)。しかし、それぞれの軍種間の連携不足や、セクショナリズムが度々問題になっており、実際の軍事行
Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント
米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の米国務省で開いた共同記者会見の席上、握手するソマリアのハッサン・シェイク・モハムド(Hassan Sheikh Mohamud)大統領(左)とヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官(2013年1月17日撮影)。(c)AFP/Saul LOEB 【1月18日 AFP】米国とソマリア両政府は17日、ワシントンD.C.(Washington D.C.)で、正式に国交を樹立した。米国がソマリア政府を正式承認したのは、1991年にソマリア内戦が起き、混乱が続いて以来、これが初めて。 ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は同日、ソマリアのハッサン・シェイク・モハムド(Hassan Sheikh Mohamud)大統領と会談した後、「今日は画期的な日。旅の終わりではないが、それへの重要な礎石とな
今回のチュニジアの革命はアラブの為政者たちに1979年のイスラム革命に匹敵するショックを与えています。 なぜジャスミン革命(=チュニジアの革命は同国の国花がジャスミンであることからそう呼ばれています)は彼らを震撼させているのでしょうか? それは今回のデモの盛り上がりはこれまでの中東にありがちなパターンとは全く異なる、意表を突いた展開だったからです。 中東の人たちはユダヤ教と回教との反目、スンニ派とシーア派との対立、ペルシャ人とアラブ人の相互不信などには慣れっこになっています。 ところが今回のジャスミン革命は宗教とは何の関係もありませんでした。 その意味では大きな若年人口を抱えるエジプトやサウジアラビアも同様の問題を抱えています。 アメリカは経済的な利害や歴史的な行きがかり上、独裁的な政権でもアメリカの友人として支持に回ることがしばしばあります。 たとえばサウジアラビアのサウド家はワッハービ
ガーナのケープ・コースト城(Cape Coast Castle)を見学するバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領一家(2009年7月11日撮影)。(c)AFP/Saul LOEB 【7月12日 AFP】ガーナを訪問したバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は11日、ミシェル夫人(Michelle Obama)と2人の娘を伴って、かつて多数の奴隷が南北アメリカ大陸などに送り出されたケープ・コースト城(Cape Coast Castle)を訪問した。 「われわれは邪悪さを容認し、それを支持することがあるし、正しいことだと思って自ら手を染めることさえある」。オバマ大統領は黒人奴隷を監禁するために使われていた地下牢を歩きながらこう語った。「恵まれた環境で育った2人の娘、マリア(Malia)とサーシャ(Sasha)にとっては、歴史のなかで人間がいかに残酷になることがあるか知る
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