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環境とオセアニアに関するnagaichiのブックマーク (5)

  • トンガ噴火、五輪プール5.8万杯分の水を大気に放出 米NASA

    今年1月にトンガで起きた噴火で、オリンピックサイズのプール5万8000杯分に相当する水蒸気が成層圏に到達したことがわかった/Joshua Stevens/NASA Earth Observatory (CNN) 地球上で最も強力な火山噴火の一つとなった今年1月のトンガでの噴火が、大量の水蒸気を大気中に放出し、一時的に地表を暖める可能性があることが米航空宇宙局(NASA)の衛星データ分析で明らかになった。 南太平洋の島国トンガの首都から北に65キロの海底にあるフンガトンガ・フンガハーパイ火山の1月15日の噴火は、世界中に2回波及した津波と衝撃波を引き起こした。 噴火では地表から12〜53キロ上空にある成層圏へと水蒸気が上った。NASAの衛星が検出したところによると、その水蒸気はオリンピックサイズのプール5万8000杯分に相当する。 検出はNASAの人工衛星「オーラ」に搭載された装置「マイクロ

    トンガ噴火、五輪プール5.8万杯分の水を大気に放出 米NASA
  • 古代の超大陸の陸塊が見つかる、ニュージーランド

    ニュージーランドは、フィヨルドランド国立公園(写真)をはじめとする驚異的な地質景観に恵まれている。こうした景観は、謎に包まれた8番目の大陸「ジーランディア」のほんの一部にすぎない。このほど、ニュージーランドの東海岸の地下に古代の超大陸の陸塊が隠されていたことが明らかになり、ジーランディアの複雑な過去を解き明かすカギとなることが期待されている。(PHOTOGRAPH WESTEND61 GMBH, ALAMY STOCK PHOTO) 南太平洋に、マオリ語で「テ・リウ・ア・マウイ」と呼ばれる失われた第8の大陸「ジーランディア」が隠れている。現在、約490万平方キロメートルにおよぶジーランディアの大半が海底下にあり、ニュージーランドの島々は海上に突き出たこの大陸の一部だ。 ジーランディアは最近になってその存在が科学者たちに認められた。これまで知られている中で、最も多くの部分が海中にあり、最も薄

    古代の超大陸の陸塊が見つかる、ニュージーランド
  • 大地震の被害、クジラの群れにも、初の研究結果

    マッコウクジラは、イカを求めて深さ1000メートル近くまで潜ることが知られている。最長で90分間息を止められる。(PHOTOGRAPH BY FLIP NICKLIN, MINDEN PICTURES/NAT GEO IMAGE COLLECTION) 大きな地震によって、マッコウクジラ(Physeter macrocephalus)がその後1年間にわたり、餌を取る行動を変化させていたことが判明した。地震が海洋哺乳類の群れに与える詳しい影響を初めて明らかにした研究結果だ。論文は先日、学術誌「Deep Sea Research Part I: Oceanographic Research Papers」に発表された。 2016年11月、マグニチュード7.8のカイコウラ地震がニュージーランド南島を襲い、死者2人と数十人の負傷者が出た。およそ1.5mの津波も発生し、海面下では、カイコウラ海底谷沿

    大地震の被害、クジラの群れにも、初の研究結果
  • 消えた溶岩湖、火山活動の謎を解明、バヌアツ

    バヌアツのアンブリム火山のカルデラにあった5つの溶岩湖の一つ。2018年の冬に火山が噴火すると、溶岩湖はすべて姿を消した。(PHOTOGRAPH BY ROBERT HARDING, ALAMY STOCK PHOTO) 2018年12月、南太平洋の島国バヌアツのアンブリム島で、研究者のイブ・ムサラム氏は奇妙な出来事に遭遇した。緑に覆われていた地面と赤く煮えたぎっていた5つの溶岩湖が、2週間後、色のない世界になっていたのだ。岩や谷は灰に覆われ、溶岩湖からは排水溝に吸い込まれたように溶岩が姿を消していた。(参考記事:「【動画】ドローンがとらえた煮えたぎる溶岩湖」) 「黒と白だけの世界でした」と、米コロンビア大学の火山学者であり、フランスの火山マグマ研究所の研究員でもあるムサラム氏はそう話す。「カルデラの周辺全体がすっかり変わっていました」 この変化をもたらしたのは、科学者たちも驚く火山活動だ

    消えた溶岩湖、火山活動の謎を解明、バヌアツ
  • 大地震で海面水位の上昇が加速、長期の影響が判明

    気候変動による海面上昇は既に多くの沿岸都市を脅かしている。しかし、写真の米領サモアとサモア独立国は、地震の影響により、海面水位の上昇が長期間にわたり速まるという問題にも直面している。(PHOTOGRAPH BY ANDRE SEALE/ VWPICS/ ALAMY) 2009年9月、南太平洋のサモア諸島沖でマグニチュード8.1という大きな地震が発生した。地震による津波で、サモア独立国、米領サモア、その他付近の島々は破壊され、180人以上の死者が出た。 ところが、不運はそれだけではなかった。地震の影響で、5万5000人以上が住む米領サモアでは世界平均の5倍の速度で海の水位が上昇しているのだ。この研究結果を報告する論文が、5月25日付けで学術誌「Journal of Geophysical Research:Solid Earth」に発表された。 サモア諸島は、世界中の島や沿岸地域と同様、地球

    大地震で海面水位の上昇が加速、長期の影響が判明
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