ボリビア当局が押収した、中国向けに密輸されようとしていたジャガーの牙。ボリビア生物多様性保護地域課提供(2014年10月4日撮影)。(c)AFP PHOTO / Direccion de Biodiversidad y Areas Protegidas de Bolivia (DBAP) 【4月11日 AFP】南米ボリビアで、かつては多数いたジャガーが密猟による生息数減少の危機にさらされている。中国におけるジャガーの牙や頭蓋骨の需要の高まりが背景にある。 研究者らによると、ジャガーは北米からアルゼンチンにかけて生息し、全体では6万4000頭、うち約7000頭がボリビアにいるとみられている。 だが、中国での闇取引の拡大により、ジャガーの生存は「取り締まりを行わなければ深刻な問題となる」と、環境・水資源省のファビオラ・スアレス(Fabiola Suarez)氏は警告する。 自然保護活動家らが絶