イラク北部にある古代アッシリアの都市遺跡「ニムルド」で、破壊される前(左)と後(右)のナブ神殿を捉えた衛星画像。国連訓練調査研究所(UNITAR)提供(2016年6月8日提供)。(c)AFP/HO/UNOSAT 【11月14日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支配下にあるイラク北部モスル(Mosul)の奪還作戦を進めているイラク軍は13日、同市の南に位置し、ISに破壊された古代アッシリアのニムルド(Nimrud)遺跡を奪い返したと発表した。 先月17日にモスル奪還作戦を開始したイラク軍は先週、モスルの南東約30キロに位置するニムルドに向けて進軍していた。 イラク軍第9機甲師団のサアド・イブラヒム(Saad Ibrahim)准将はAFPに対し、「ノマニヤ(Al-Nomaniyah)、ニムルド(Al-Nimrud)両村とニムルドの古代遺跡を奪い返した」と明らかにした。 イラク