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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/kawato (2)

  • 中世の歴史が物語る中国の先行き

    <中世までの中国は西欧をしのぐ経済発展を遂げていたが、そこから産業革命が生まれることはなかった> 中国がどこまで伸びるか、それは今後の世界の姿、日の政策を大きく左右する。 歴史上、中国の成長が停滞、あるいは腰折れしたことは何度もある。その多くは、戦乱や異民族支配によるものだ。その中で、中世の宋朝から明・清朝にかけての繁栄から停滞への道、それがこれからの中国の行方を暗示するものとなっている。 北京の故宮博物院に、『清明上河図』という北宋の首都・開封の情景を描いた図が陳列されている。西暦1000年頃、イタリアはともかくアルプス以北の西欧はまだ中世にやっと入ろうかという原初の時代。この絵図からは、宋が後の西欧中世商業都市に匹敵、いやそれをはるかに上回る規模と水準の経済を築いていたことが分かる。 『清明上河図』では妓楼(ぎろう)、料理屋、茶屋などが軒を並べている。宋の時代には羅針盤、紙、火薬だけ

    中世の歴史が物語る中国の先行き
    nagaichi
    nagaichi 2023/04/16
    歴史故事を使って持論を述べるというのは、旧中国の士大夫みがあるとは思う。記事のご意見にはあまり感銘を受けなかったが。
  • 退潮する中国の一帯一路が元の姿で復活することはない

    中国事業は遅れ気味?(写真はパキスタンの港湾施設) ASIM HAFEEZーBLOOMBERG/GETTY IMAGES <採算性を考えないプロジェクトで返済が遅延。政権交代で対中関係を見直す国も増えている> 昨年10月、アメリカのボストン大学が出したリポートは、中国の一帯一路の退潮を指摘した。 「一帯一路におけるインフラ投資の主役である国有の国家開発銀行と中国輸出入銀行による2019年の融資額は39億ドルで、ピークだった16年の750億ドルからは94%の減少」だという。 筆者は駐ウズベキスタン大使を辞した翌年の05年、北京のある研究所を訪問し、中央アジア専門家の話を聞こうとしたことがある。すると向こうは所長が自らお出まし、日の(当時、日は中央アジアで経済協力大国だった)対中央アジア政策を根掘り葉掘り聞いてきた。 何かたくらんでいるなと思っていたら2013年、習近平(シー・チンピン)国

    退潮する中国の一帯一路が元の姿で復活することはない
    nagaichi
    nagaichi 2021/03/26
    今の中国は喩えるに明の永楽から宣徳にかかるところなんじゃなかろうか。また内向きに戻る可能性がある。
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