2015/10/5 湘南エリアをロボタクが走る 世界中で加熱する「自動運転車」をめぐる競争。日本でも、安倍晋三首相が「東京五輪までの実用化」を掲げるなど、成長戦略の目玉のひとつとして注目が高まっている。 自民党の中でも、自動運転車に積極的に取り組んでいるのが、内閣府大臣政務官の小泉進次郎氏だ。10月2日には、横浜スタジアムに小泉氏が登場。自動運転車に乗ってグラウンドに降り立ち、始球式を行った。 10月1日に、小泉氏は、神奈川県知事の黒岩祐治氏と、自動運転車を手がけるロボットタクシー(DeNAとZMPの合弁会社)の谷口恒会長(ZMP社長)、中島宏社長(DeNA執行役員)とともに会見を開き、自動運転車を使った新プロジェクトについて説明した。 今回、発表された新プロジェクトは以下の3つだ。 (1)神奈川県藤沢市の湘南エリアでの実証実験 約3キロメートルに渡る幹線道路などで、住民約50名をロボット